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ブラッシングの知られざるメリットは?「髪の悩み」を達人が解決! 

ananweb / 2020年6月24日 20時20分

ブラッシングの知られざるメリットは?「髪の悩み」を達人が解決! 

毎日髪を洗い、セットをしているけれど、その過程においてプチ疑問ってけっこう出てきますよね。でもその疑問はどこに聞けば? なんてことありませんか。そんな、ヘアに関連するプチ疑問を集めて、お答えしていきます。

■ トリートメントについて 


Q1. オイルシャンプーを使っていますが、シャンプー後はするっとしているのに、トリートメントを付けると逆に引っかかる感じになるんです。なぜなんでしょうか。そのままそっと流してますが、使い方が違いますか? (35歳・金融)

A. 問題はオイルシャンプーやトリートメントではなく、その成分にあるのでは?

引っかかる、というのはコーティング剤(シリコン)が不足している時によく感じます。シリコンは髪の毛一本一本をコーティングしてくれるので、髪の毛がサラサラして指通りの良さを感じさせる成分です。気になるようならノンシリコンタイプのものは控え、コーティング剤(シリコン)が配合されているものを選ぶことをおすすめします。

■ ブラシのお手入れについて 

Q2. ブラシの掃除方法を教えてください。一応していますが、カンペキにキレイにはなっていないような。ちなみに使っているのは豚毛の大き目ブラシです。(29歳・主婦)

A. ブラシは髪を梳かすだけではなく、髪についているチリやホコリを取り除くという目的もありますので、気づいた時にはけっこうホコリが溜まっていることが多いと思います。

掃除の手順を紹介します。

1. コームでブラシについている抜け毛を大まかに取り除き、たわしなどでブラシの目に詰まっている汚れをかき出し、流水で洗い流します。

2. 流した後は、しっかり水を切り、タオルを敷いた上に置き乾かします。

3. ブラシの目に詰まっている汚れが頑固な場合は、爪楊枝などを使ってひとつひとつ掻き出しましょう。

これでかなりきれいになります。

ブラシは毎日掃除することが望ましいですが、難しい場合はブラシについた髪の毛だけでも取り除いておくと良いです。

■ ブラッシングについて 

Q3. ブラッシングの知られざるメリットやマル秘テクがあったら教えてください。(32歳・インストラクター)

A. 前の質問でもお伝えした通り、ブラッシングのメリットは、「髪を梳かす」というほかに「髪についているチリやホコリといった汚れを落とす」という目的があります。

また、ブラッシングすることで髪の面が整いツヤが生まれます。さらに地肌がマッサージされ血行促進効果もあるので、より髪にツヤやハリ、コシが生まれ健康的な美しい髪を保つことができます。

ブラッシングのテクニックは、ブラシの種類により変わります。ブラシによって得意分野があり、その得意を生かすことでより効率的に髪を美しくすることができます。

例えば、濡れている髪を梳かすには、髪を傷めにくいコーム類が最適です。目が粗いものから細かいものまでありますが、引っかかったり負担をかけすぎない粗さのものを選んでください。濡れている毛は傷みやすいデリケートな状態ですので、コームで優しく梳かしましょう。

髪が絡まりやすい人は粗めのジャンボコームを使用することで、切れ毛を防ぎ優しく梳かすことができます。

乾いている時は、クッションブラシがおすすめ! ツヤツヤサラサラに仕上がります。

ブローの時はデンマンブラシがよいです。毛の表面に均一に熱を与えることができ、手早くクセをなくし、ツヤを作り出すことができます。

■ 仕事中のスタイリングについて 

Q4. 仕事をしているとき髪を結んでいるのですが、仕事終わりにほどくとクセがついているので、帰りが大変です。スプレーとブラシで対処するんですが、うまくいきません。このクセはどうやったら取れるのでしょうか。(28歳・金融)

 
A. 髪を結んでいる時や、ピンなどで留めていた時にできたクセは、残念ながらビショビショに濡らし、ドライヤーで乾かさないと完全になくすことができません。

特に仕事中となると、1日の大半の時間を結んでいるので、しっかりクセがついてしまいます。ですので、ポイントはクセがつかないようにすること。ゴムでしっかり結わかなくてもきっちりまとめることはできます。

髪全体をひとまとめにし、くるくるとひねり、バレッタなどで留めたり、お団子風にひとまとめにすることもおすすめです。

仕事後に外すと緩やかなカールヘアになりますので、軽く整えるだけで簡単にスタイリングすることができます。

いかがでしたか? 「どうにかして!」というヘアの疑問は意外と多くありますよね。ぜひ参考にしてチャレンジしてみてください。


©Piotr Marcinski / EyeEm/Gettyimages
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