彼とのマンネリはなぜ起きる? ラブラブがずっと続くためにできること #76
ananweb / 2020年7月2日 20時10分
彼となんか一緒にいても楽しくない。安心はできるけど、愛情がうまく感じられない。そんな方は、マンネリ期に入っているかもしれません。では、そのマンネリはなぜ起きるのか、どうしたら脱することができるのか、少し考えてみましょう。
文・おおしまりえ
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 76
■ 彼とのマンネリはなぜ起きる? ラブラブがずっと続くためにできること
彼といつまでもラブラブでいたい。でも、1年2年と付き合っていくと、なんか最近、何をしても安心感こそあれど、付き合いたてのような幸せが感じられないなーってことはないでしょうか。
いわゆる“マンネリ”という状態ですが、マンネリは放っておくと良いことはありません。とはいえ、マンネリは誰にでも起きること。どうやったら回避したり克服したりできるのか、一緒に考えてみませんか。
付き合ったばかりの頃は、LINEが来たらウキウキし、デートの約束が決まるとソワソワし……なんてはずだったのに、気づけば別にご飯を食べても一緒に寝ても、ドキドキワクワクしない。なんなら「退屈だなあ」と思うことすらある。
でもそれ、半分は人として当たり前の反応なんです。恋愛初期というのは、興奮を司るホルモンが、私たちからドバドバ出ています。その結果、世界が虹色に見えるような幸福感が湧き上がり、彼とは何をしても楽しい! 大好き! ハッピー! という状態になるんですね。
この状態は早い人では半年、遅くとも3年ほどで収束します。そうするとマンネリを感じ始めるのですが、マンネリは、このラブラブ興奮状態で本来築くべきものができていないとき、生まれやすくなります。
興奮の嵐の最中に築くべきもの、それは「穏やかな信頼という愛」です。
この人とわかり合いたい この人と支え合いたい この人と一緒にいたい
こういった信頼の愛が、興奮と入れ替えで存在感を示せないと、マンネリはすぐにアナタの前に現れます。
■ 新しいことをするのはマンネリ打破にならない!?
よくマンネリを打破するためには、新しいことをせよ! いつもと違うシチュエーションを求めよ! といったアドバイスを見かけますよね。でもこれ、実はあんまり意味がないんです。なぜなら、1回去った興奮という名のラブラブを呼び戻そうとしているだけだから。
人間は前に進む生き物ですから、過去の状態には戻れません。もしマンネリ打破のために、新しい興奮を取り入れたとしても、すでに興奮状態は経験ずみです。長続きしなかったり、前ほどの興奮が味わえなかったりして、ガッカリすることになります。
■ 信頼という愛を見出すとマンネリは感じない
恋愛関係も前に進ませないと、いずれマンネリは来てしまう。だからこそ、ラブラブの興奮期から、愛にあふれた信頼期というステップを踏めないと、人はその恋愛に飽きて(幸せを感じなくなって)しまいます。では、信頼はどうしたら生み出されやすくなるのかというと、2つのコツがあります。
■ 1:集中
慣れた彼との関係、デートの時はお互い好き勝手スマホをいじり、決めた予定をこなすのみ。お互いのツボがわかるから、一緒にいると楽だけど、すごく楽しいわけじゃない。
こんな人は、ズバリふたりの関係にぐっと集中してみましょう。彼の機嫌、自分の気持ち、会話やデートの内容はもちろん、一口食べる食事にも集中をしてみましょう。
マンネリの多くは心が慣れてしまっている状態で起きますが、それはつまり、今この瞬間に集中できていないことの現れです。要するに、暇だから飽きを感じるのです。彼との恋愛、彼とのコミュニケーションに集中することで、新しい刺激が心に加わり、マンネリ打破へとつながります。
ちなみに関係に集中すると、「あれ、私ってこの人のこと、好きじゃないかも」なんて感じる場合もあります。関係に集中した結果別れるというのも、また1つの選択です。
■ 2:与える
多くの女子が「愛されたい」という欲求を恋愛にぶつけています。でも、愛されたかったら、自分から愛さないと物事は動き始めません。マンネリは信頼という愛がないから生まれるのであれば、まずは自分から相手を信頼し、愛を与えていくことで、関係が良くなっていく場合があります。
普段なら彼任せのデートを自分がリードしてみたり、いつもしゃべってばかりなら、相手の話を集中して聞いてみたり。相手のために与えるという行動が習慣になると、自然と相手からもらえるモノも増え始めます。その結果、気づくとマンネリは消え、大きな信頼という愛のコミュニケーションが取れているかもしれません。
マンネリは1日で解消することはできません。でもきっと、この記事を読んでいるということは、彼のことが好きという気持ちがあるから、打開策を探し、関係を良くしたいと思うんですよね。まずは、ふたりの関係への関わり方を変えること。そうすることで、きっと自分の気持ちも、相手の気持ちも、自然と交わり、より良い関係が築けるはずです。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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