【簡単UV対策】+αの日焼け対策…食べるだけ・飲むだけでできる紫外線対策
ananweb / 2020年7月7日 20時40分
いよいよ夏本番! ということで気になるのが日焼け対策。いつもの塗るケアプラスアルファで加えたい簡単な内側からの紫外線対策をまとめました。夏だけでなく、1年中使えるのでぜひお試しください。
まとめ構成・小田原みみ
■ 飲むだけで紫外線対策
カフェに入るといつもの癖で簡単にアイスコーヒーを頼んではいないでしょうか? 外を移動して暑くなり、メニューをよく見るのも億劫になり、とりあえず注文してしまいがちなものだと思います。
ただ、紫外線の強い時期には、もしメニューにあるならば、ハーブティを選んでいただけると良いと思います。香り高い茶葉や素材は、全体的にその香りに有効成分が含まれており抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用などを含むものが多いからです。そこで、今回紹介するのは、コンビニでも家庭でも比較的取り入れやすい、ルイボスティ&ローズヒップティです。二つをブレンドしてもよいですし、単品でとりいれてもよいですね。
■ ルイボスティ
ルイボスティには、活性酸素を除去するSOD様酵素、ケルセチン、ルテオリンなどのフラボノイド、ビタミンCが含まれています。さらに、マグネシウム、カリウムなどのミネラルも多く含み代謝を上げてくれます。紫外線が強い時期には、常に飲んでいたい「補気」アイテムです。
■ ローズヒップティ
ローズヒップティは、ビタミンCの爆弾といわれるほどビタミンCを多く含むハーブティとして有名ですよね。ほかにも抗酸化作用のあるビタミンA、Eも含まれています。
クーラーがきいた部屋の中、氷の入った冷たいものをグッと飲むことが増える季節ですが、内臓を冷やして代謝を低下させないためにも、できるだけホットで飲みものを摂るようにしましょうね。
大久保 愛 先生
アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。
昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。
文・大久保愛
※2020.6.24作成
■ 夏の肌老化を食いとめる食材
オメガ3脂肪酸、カロテン、ミネラル、ビタミンCなどにより『補気血』が期待でき、ビタミンEによって『活血』が期待できることがポイントです。
■ アボカド
アボカドは、食べる美容液とも呼ばれているほどで、肌トラブルに悩むときにはおすすめな食材。抗酸化作用を持つビタミンA、C、Eを多く含みます。さらに、ビタミンEには、血行を改善する働きがあります。そのほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸なども含みとにかく栄養満点です。味噌漬けにして保存すると酸化もせず、長時間おいしくいただけます。
■ チアシード
オメガ3脂肪酸を多く含みます。紫外線は、細胞膜を傷つけますが、その細胞膜の材料となるのがオメガ3脂肪酸です。さらに、ミネラル、ビタミン、食物繊維も豊富に含まれています。チアシードは、何かのついでに購入しようと思う食材ではないと思いますが、オメガ3脂肪酸を気軽に取り入れるにはとっても便利な食材です。この時期には、いろいろな料理にさっとひと振りして積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
日に焼けてしまったら、シミが増えると落胆して何もしないのではなく、食事の内容にも少し気を使って外と中からケアしてみてくださいね。いつまでも、キレイなお肌を保ちましょう。
大久保 愛 先生
アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。
昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。
文・大久保愛
※2019.8.21作成
美容皮膚科医で『銀座ケイスキンクリニック』院長の慶田朋子先生におやつとして取り入れられそうなものを聞きました!
■ 紫外線対策にピッタリな夏のおやつ
日焼け止めや帽子の着用などのアウターケアだけでは、紫外線からお肌を守りきれません。紫外線に対する防御力を高めるには、活性酸素の働きを抑えるインナーケアが必要です。
活性酸素は、紫外線を浴びることで発生し、自分の細胞や遺伝子を傷つけます。それらが傷つくと、肌が赤くなったり、ひどくなるとシミ、シワ、たるみといった光老化といわれるほどの変化を皮膚にもたらします。
つまり、インナーケアとは、活性酸素から体を守る “抗酸化作用” が高い成分を豊富に含んだ食品を取り入れること。それによって、先に挙げたさまざまな紫外線ダメージを防げることができます。(慶田先生)
■ 高カカオチョコレート
高い抗酸化作用をもつとされる成分としてポリフェノールは欠かせません。例えば高カカオチョコレートには、苦み成分にポリフェノールが多く含まれます。苦みが強めで、苦手な方もいるかもしれませんが、その苦みこそがカカオポリフェノールが多い証。チョコレートは持ち歩きができるので、食事の合間に食べて紫外線対策を行うことができます。
―カカオポリフェノールは数々の海外の研究においても、紫外線からの皮膚保護作用があることや、紫外線を浴びても肌が赤くなりにくくなるなどの報告がされています。(慶田先生)
慶田朋子先生
『銀座ケイスキンクリニック』院長。医学博士。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説が人気で、テレビ、雑誌、ウェブなど多方面で活躍中。
文・椎原茜
※2019.7.26作成
日焼け対策は外から塗るだけではなく、食べたり飲んだりという内側からのケアもスタンダードになりそうですね。数年後のお肌のために外からも中からも日焼け対策をしましょう!
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