アレの事前確認を!…長続きするために「同棲がうまくいくコツ」 #152
ananweb / 2020年8月15日 20時30分
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、独身の男友だちと暮らしたい50代独身女性。佑雪さんが、同棲をする前に話し合うべきことをお伝えします!
文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
【クラブ佑雪】vol. 152
「50代独身同士の男友だちと暮らしたいのですが」
高校の同級生の男性の友だちがいます。ごはんも一緒に行きます。ときどき2人で出かけます。週に1~2回毎日のことなど、LINEで話します。2人ともに独身です。同級会で会って3年、こんな付き合いを続けています。私は彼と一緒に楽しい老後を暮らしたいと思っていますが、なんの反応らしきものがありません。もちろん、クリスマスなどのイベントも一緒に過ごすこともありません。2人ともにもちろん彼女、彼氏などもいません。このままのほうが幸せなのでしょうか?
(昭和オリンピック 50歳未婚 50代ず〜っと独身女子)
■ 男女の話って、結局お金だったりしません?
令和のオリンピック、今年開催されてたらどんな感じだったんでしょうね。
さて。男女の付き合い、結婚って、好きとか嫌いとか感情の問題がクローズアップされがちなんですが、わたくしがみなさまにもっと目を向けていただきたいのがお金の話。学生だったらいいですよ。好き、嫌いだけで付き合ってても。でも、いざ家庭を運営するとなったら、じゃあ子育て資金どうするか、子どもがいなくても親、そしてお互いの介護や老後のことはどうするか。お金のことがすごーく問題になってくるんですよね。
実際、合コンやデート後の会話でもお金の話ってけっこう、されますよね? 女が男を評して「稼いでるみたい」「ケチだった」「すごい高いところでごちそうしてくれた」なーんて言ってる一方、男側は「安上がりで済んだ」「彼女は金がかかるから」とか。案外、そこの相性でフラれてたり。不満をもたれたりしてるのが現実だったりしません?
もしかしたら、彼もいろいろ考えるとそういうのが面倒くさくて、今以上踏み込んでこないのかもしれません。というのも、男性のほうが「女と付き合うと金かかる」とか思っていて、踏み込んでこないことが多いので。そして年齢が上がるほど、その傾向が強いように感じるので。
で、50代でお互い独身となると、それぞれ今のところ自分ひとりは身を立てて生きていけるだけの経済力はあるわけでしょ? ここで伺いたいんですが、「暮らす」ってどういうこと? 結婚とかすると、その世代では待ったなしで、親の介護や相続の問題なんかが出てきますよね? 彼はそういうのもめんどくさいから、ひとりでいーやって思ってるかもしれませんよね。
逆にご自身はどうお考えなんでしょう? そういうところまできちんと考えて彼と「暮らしたい」って思ってらっしゃるんでしょうか? 他人と暮らすって、夢じゃなくて現実ですから、彼に話をもちかけるなら、まずはそういったお金のことを自分なりに考えて話したほうがいいかと。
いや、もう50だったら、思いきっていきなりガチでぶつかったほうがいいと思いますよ。好きとか嫌いとか夢みたいな話じゃなくて、現実路線で「暮らしたいんだけど」みたいな方向でもっていったほうが話が早いと思います。
ただ、今の状態が心地いいわけですよね? 定期的にLINEでおしゃべりもして、たまにごはんも行って心が安定する。だから「素敵だな、一緒に暮らしたいな」と思うわけですよね? でも、これが毎日で家で料理しないといけないとしたら?
ご相談者さま ねぇ、一緒に住まない?
彼 僕も住みたい!
ご相談者さま 嬉しい!
彼 母も一緒だけどいい?
ご相談者さま ………。
ってことにならないために、話をもちかける際の順序など、よーく考え抜いて、彼と話し合ってみてはいかがでしょう? もしかしたら、彼はもし、女性と暮らすなら、結婚して子どもを産んでほしいなどとも思ってるかもしれませんが、今まで実現してなかったことですし、今、目の前でご相談者さまがひとつの未来を提案することで心が動かされるかもしれません。その可能性を高めるために、お金を軸とした具体的な話し合いをされることをおすすめします。ひとりでも、2人? でも、楽しい未来を過ごせますように。グッドラック!
※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。WEBサイト『TABI LABO』で「「今、ツラい」が自由になる! 12星座占い」連載中。
©Laetizia Haessig / EyeEm/Gettyimages
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