Creepy Nuts、菅田将暉とのコラボ曲秘話を公開!

ananweb / 2020年8月29日 20時0分

Creepy Nuts、菅田将暉とのコラボ曲秘話を公開!

ラッパーのR-指定さんとターンテーブリストのDJ松永さんからなるヒップホップユニット、Creepy Nuts。近頃はCMソングにドラマの主題歌、バラエティ番組への出演など、お茶の間まで人気が波及。ニューアルバム『かつて天才だった俺たちへ』では、俳優の菅田将暉さんとのコラボが実現。そんな注目の新譜の話とともに、お互いに全力でほめ合い、隙あらば楽しげにはしゃいでいるという、二人の仲のよさの秘訣などについても聞いてみました。


――ニューアルバムは表題曲でもある「かつて天才だった俺たちへ」が軸となっているそうですが。

R-指定(以下、R):毎回アルバムを作る時は、今までの自分らより成長したビジョンとか、前向きなものを軸にしているんです。今回は何曲か作っていく中で、「かつて天才だった俺たちへ」がそうだったっていうのはありますね。

DJ松永(以下、松永):ただ、前回の『よふかしのうた』を作った時は、いろんな要素を全乗せして、ラジオ盤も入れて、ライブDVDも入れて、曲も自分たちの引き出しを全部開けていろんな幅のものを詰め込んだので、「次は絶対に引き算だな」って宣言したのに、前回以上に詰め込んだ作品になりました(笑)。

――今作では、「サントラ」「日曜日よりの使者」の2曲で菅田将暉さんとコラボもされていますよね。

松永:ラジオ番組の『オールナイトニッポン0(ZERO)』で、菅田さんが月曜、俺らが火曜のパーソナリティをしているんですが、お互いにラジオ上でやり取りしていて、その落としどころが曲作りっていう。

R:でも、「サントラ」が一番時間かかったよね。

松永:菅田さんを生かさないといけないっていう初めての試みかつ、「作ります」って番組で宣言して、ある程度ストーリーが敷かれた状態で作るので、期待に応えるものを作らなければいけないというか。

R:だから音的にも、お互いを100%生かせるようにかなり挑戦したんです。ヒップホップのビートが、菅田さんのパートでガラッとロックに変わる、とか。

松永:Rさんが、菅田さんが映えそうな感じを逆算して作っていたのが、すごいですよね。

――今回、それぞれが作ったリリックやトラックで、とくに「さすが」と思った曲はありますか?

R:「かつて天才だった俺たちへ」のトラックは、最初にすっぴんの状態を松永さんからもらって、それに俺がラップを乗せたら、サビじゃないところにネタを足してくれたんです。それでだいぶ印象が変わって…。切ないのに疾走感があって、希望もある、みたいな。最近はとくに、俺がラップを乗せたあとのトラックの化けがヤバい。

松永:「かつて天才だった俺たちへ」の歌詞がエモすぎてヤバかったから、早急にトラックを変えたんです(笑)。いかん、いかんと思って。Rさんのバースに引っぱられて、急いで追いつかせた感じです。

■ ほかの仕事も本業に還元できたらと思っている。

――二人は音楽活動以外にも、ラジオやテレビ出演などさまざまなことに挑戦していますが、そこにはどんな思いがあるのでしょう?

R:自分らの本業にいい意味で還元できたらと思って全部やっています。ラジオは好きで楽しくやっているっていうのはありますけど、俺は全部ラッパーとして出ているので、それがラップに返ってくればいいなって気はしていますね。

松永:本当にそう。いろんな仕事をしていますけど、一つ物差しがあるとしたら、音楽に返ってくるかどうかで決めています。でも、やるほどに結局一番好きなのは音楽なんだって実感するんです。

――音楽への還元とは、音楽をやっている自分たちを知ってもらうことですか? あるいはそこで得た経験を作品に生かすとか?

R:両方ですね。

松永:うん。いろいろ学んで還元されるものもありますし、自分たちを知ってもらうっていう意味では、ラジオが大きい。それがなかったら、俺らは今も大したことないけど、もうちょっと歩みが遅かっただろうなと思います。ラジオを始めてから如実にライブの客層が変わって、人格ごと好きになってもらっている感じがしますから。

――最近いろんなメディアでお見かけして活躍目覚ましいですが、二人が注目されている理由は何だと思いますか?

松永:注目度が上がっているとか、お客さんが増えているっていう自覚がマジでないんです。「またまた」って思います。だってやってること、そんなに変わらないもんね。

R:うん。目に見えて生活が変わっているわけじゃないもんな。

松永:同じ家に住み続けてるしね。

R:爆発的にモテもせえへんし。

松永:仕事と家の往復ですよ。

――実感なさそうですね(笑)。しかし、二人はいつも仲がよさそうですが、11年も一緒にいて、なぜそんなに仲がいいんですか?

松永:え、11年!? 出会いから計算するとそうか、俺が今年30歳だから…。30キモ!

R:え? 30歳がきしょいってことじゃなくて、松永さんがってことだよね。

松永:俺が30なのがきしょい。

R:俺が29歳ってことか。うわー。信じられへん。

松永:なぜ仲がいいかってことですよね。なんでだろう…。ケンカもあんまりしないし、許せないところとかもないですね。自分の許せないところはありますけど。冷静に考えて、付き合いが長くなるほど、何も咎められませんよ。

R:確かにそうなってくる。

松永:相手を咎め始めたら、自分のダメな部分を探しちゃいますもん。最近は、もうちょっとRにヘマしてほしいって思ってる。そのほうが俺もヘマできるから(笑)。

――ところで、今号の特集が「新しい暮らしのカタチ」なのですが、最近始めたことはありますか?

松永:私はネットフリックスに入りました。怖い作品は苦手なんですが、頑張って挑戦して『ウォーキング・デッド』を観ています。怖そうだなっていう時は早送りをしながら観たり、何か作業しながら半目で観たり…。そういうことができるようになりました。

R:俺は筋トレを1か月くらい続けて、1週間半空いて、明日からもう一回始めようと思っています。般若さんっていうラッパーの先輩に出会った頃から、ライブのために30歳になる前にはトレーニングをする習慣をつけておいたほうがいいよって言われているので。

――ちなみに、生活の必需品ってありますか?

松永:俺、肌が弱いんで、化粧水とかリップクリームは全部同じのじゃないとダメなんです。

R:俺はドン・キホーテ。ライブで地方に行った時も、まずドンキを探します。

松永:今日の私服もドンキだしね。ファミマの日もありますよ(笑)。

クリーピーナッツ 2009年にヒップホップイベントで出会い、2013年にユニットを結成。2017年、メジャーデビュー。7曲入りのニューアルバム『かつて天才だった俺たちへ』が、【ライブDVD盤(CD+DVD)】(¥3,600)と【ラジオ盤(CD)】(¥2,200)の2形態で発売中。

D J松永 1990年生まれ、新潟県出身。2019年、ターンテーブリスト世界一を決める大会で優勝。現在、『文學界』(文藝春秋)でエッセイを連載中。

R-指定 1991年生まれ、大阪府出身。日本最高峰のMCバトルを3連覇。『フリースタイルダンジョン』では、モンスター、ラスボスとして活躍。

R-指定さん・シャツ¥9,800(スリック/ブライト TEL:03・5708・5432) 中に着たTシャツ¥9,000(イキジTEL:03・3634・6431) デニムパンツ¥32,000(ナンバーナインTEL:03・6416・3503) チェーンブレスレット¥27,000(トゥエンティー エイティー/HEMT PR TEL:03・6721・0882) DJ松永さん・シャツ¥24,000(ロットワイラー/アドナストTEL:03・5456・5821) デニムパンツ¥16,000(ジベルタ/シアン PR TEL:03・6662・5525) ネックレス¥25,000(バフTEL:0154・38・2600) チェーンブレスレット¥25,000 バングル¥18,000(共にトゥエンティー エイティー/HEMT PR)

※『anan』2020年9月2日号より。写真・佐藤航嗣(UM) スタイリスト・鹿野巧真 ヘア&メイク・藤井陽子 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)

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