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【もふねこ教授のツボ押し講座】便秘対策! 押すだけで「腸がググッと動く」ニャー!

ananweb / 2020年10月15日 19時30分

【もふねこ教授のツボ押し講座】便秘対策! 押すだけで「腸がググッと動く」ニャー!

今回は女性のお悩みダントツの「便秘」対策ツボを教えていただきます。丁寧なツボの場所と押し方(ここ重要)が、もふねこ教授ならでは! 東洋医学を専門としているもふねこ教授に詳しく講義していただきます。あなたのお悩み、ツボで解決! 

文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ

【もふねこ教授の肉球ツボ講座】vol. 2

便秘のツボ

ども、

もふねこ教授です、いい季節になりましたニャー。そのわりにスッキリしない顔ですね。ははぁ便秘ですか、わたしもそうなんです。お腹がはったり、硬くて切れて出血したり、ガスばっか出たり、薬を飲むと今度はゆるくなってトイレが気になったり、ほんと憂うつですよね。でもスッキリ出た時はもう、砂は飛ばすわ、そのへんドドドドッて駆け回るわ、叫びたくなってニャオーーーゥッ!!…… ハッ!? 失礼。じゅ、授業を始めるニャッ。

大腸兪のツボで腸の動きを促進

便秘といえば、やはり定番のツボは

大腸兪(だいちょうゆ)です。左右のこしぼね(腸骨)の頂点を結んだ線の高さで、中央から4~5センチ外側。骨じゃなくて筋肉のところ。

大腸兪を押さえる時は横になって腰に手を当て、親指でギューッと押し込んで2秒数えたら力をゆるめ、またギューッと2秒、それを1分くらいくり返したら、今度は反対向きに寝ころがって、もう一方の大腸兪をギューッ。それを何回か繰り返してみましょう。硬式テニスボールがある人は、あお向けになって大腸兪のところに片方ずつボールをあてて、体重をかけて圧迫してもいいかも。

大腸兪を押さえた刺激は自律神経を介して腸の動きに影響を与えます。ほら、なんだかお腹がグググッって動くのを感じませんか? 行きたくなったら我慢しちゃダメ、チャンスは今ですよ~~っ!!

生活習慣の見直しも

ツボって個人差があるから、すごく反応がいい人と、そうでもない人がいます。でも、どちらにしてもツボだけに頼っちゃダメです。まずは普段の生活習慣を見直すこと。

水分、運動、野菜、睡眠、どれか足りないものがありませんか? 排便したい感覚は食事によって反射的に起きるものだから、ちゃんと食べなきゃダメですよ。それと寝不足も便通の敵。あと、飲んでる薬によっては副作用で便秘になるので添付文書をチェックしてみましょう。

それから、たま~にだけど便秘って悪い病気の徴候のときもあるから、中年以降に理由なく便秘になったり、血が混じったり、細い便になったりしたら、一度は病院に行きましょうね。

あっ、こんな話をしてたらなんだかトイレがわたしを呼んでいるみたい。今日の授業はこれでおしまいにしましょ。スッキリしてくるニャーーッ!

もふねこ教授 プロフィール
某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。

犬養ヒロ プロフィール
漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。

「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本社

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