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え、ダメなの!?…静電気や乾燥を招く「毎日のNGヘアケア習慣」

ananweb / 2021年1月2日 18時0分

え、ダメなの!?…静電気や乾燥を招く「毎日のNGヘアケア習慣」

マフラーを外したり、コートを脱いだ時などに、静電気で髪の毛が逆立ってしまったことはありませんか? 
せっかくセットしたのに崩れてしまい悲しい気持ちになってしまいますよね。そんな静電気から髪を守る簡単な予防法とNGケアをご紹介します。

静電気が起こるメカニズムとは

体は年中電気を帯びることがあるのですが、夏場は湿度が高くこまめな水分補給をしているため帯電が少なく、あまり静電気による放電を感じることはありません。

しかし、秋冬は外気や肌や髪も乾燥しています。その状態で、コートやマフラー、セーターといったウールや化学繊維など、さまざまな素材との摩擦で静電気が起こり、それを解消するために一気に放電されやすくなり、電気を感じるようになるのです。また、体の先端部分から放電されるため、指先や髪の毛といった部分に刺激を多く感じます。

日々のケアのポイントとは 

毎日の入浴の際トリートメントをしっかりつけ、髪を乾燥から守ることが何より大切です。

トリートメントは特に乾燥しやすい毛先を重点的に塗布し、目の粗いジャンボコームや手櫛でしっかりコーミングすることで、ムラなくトリートメントを伸ばすことができます。その結果、開いて乱れてしまったキューティクルを整え、指通りの良い毛先に仕上げられます。

また、ブラシは獣毛や木製といった素材のほうが、さらに静電気を防ぐことができます。日本に古くからある「つげ櫛」という木製のコームは、予め椿油が染み込んでいるコームなので、毛が細く絡まりやすい方、乾燥が気になる方などは特におすすめです。

おすすめスタイリング剤のつけ方 

スタイリング剤をつけない方も多いと思いますが、実はスタイルをキープするだけではなく、乾燥に対してもスタイリング剤はとても有効です。

ワックスやクリームだと重く感じてしまう方は、少量のオイルを。サラサラした軽いつけ心地に仕上げることができます。

最初につけるところが、一番多くスタイリング剤がつきますので、手のひらでよく伸ばし、毛先からつけて手のひらの残った少量を根もとのほうへつけるようにします。そうすることで、乾燥しやすくパサつきやすい毛先にツヤを与え保湿ができ、根もとがベタつき油っぽくなるのを防ぐことができます。

悪化させてる? NG行動とは  

女性はお手洗いなどに行くと濡れた手で髪の毛を直したり、根もとを押さえたりしてしまう方が多いと思いますが、実はこの行動は要注意です。

一見、思い通りに髪を直した気になりますが、いっそうの乾燥を招き結果的に髪がパサついたり、ぴょんぴょんしたアホ毛が増えてしまったりと逆効果に。

髪が濡れると、時間が経って水分が蒸発する際に表面の水分だけではなく、もともと蓄えられている内部の水分を引き連れて一緒に蒸発してしまうため、乾燥がいっそう加速してしまうのです。

また、コテなどでカールヘアにしている時は、カールがだれてスタイルそのものが激しく崩れてしまいます。

いかがでしたか。乾燥から守ることで、冬の静電気から髪を守ることができますし、結果的に指通りが良い、ツヤが出たなどのダメージケアにもつながってきます。また、静電気を頻繁に感じる時は、乾燥しているというイエロー信号です。いつもより念入りにケアをして静電気から髪を守りましょう。

文・中花絵里香

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