どうせ彼と喧嘩するなら…愛がさらに深まる「怒りの伝え方」 #102

ananweb / 2020年12月31日 20時40分

どうせ彼と喧嘩するなら…愛がさらに深まる「怒りの伝え方」 #102

彼といつも同じような喧嘩をしている。いくら言っても分かってもらえない。
実はそれ、喧嘩の仕方、怒りの伝え方に問題があるかもしれません。喧嘩は2人の親密度をアップさせるチャンス! ぜひ良い喧嘩のしかたを覚えていきましょう。

文・おおしまりえ

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 102

恋愛が良くなる喧嘩と、悪くなる喧嘩の違い

彼に対してイラッとした時、あなたはどんな風に話し合ったり喧嘩をしたりしますか? 感情をきちんとぶつけていく。お互い時間がたって話し合えるまで待つ。収まるまでだんまりを貫く。などなど、喧嘩のやり方もカップルごとに違うと思います。

でも喧嘩って、2人の関係を壊すことも深めることもできるチャンスだったりします。それには、関係が深まる“良い喧嘩”をする必要があり、どういったアプローチをしていくと喧嘩が良い恋愛につながっていくのか、ご紹介していきます。

喧嘩のコツは感情と要望を混ぜないこと

喧嘩をするとき、だいたいの人が感情をワ―ッと出してしまい、相手に怒っている意図が伝わらないってことはありませんか? 喧嘩を建設的なものにするには、「感情」と「要望」を混ぜないで伝えることがポイントです。例えばやりがちな失敗として、彼の遅刻に苛立った彼女が「時間通り来ないのに、連絡の1本も入れられないとか、本当ありえない!」みたいにプリプリ怒っていたとします。

でもここには、感情と要望の2つが混ざっています。
感情:連絡が来ないで遅刻されたことに、不安と怒りを感じている
要望:遅れるなら1本連絡をきちんと入れてほしい。or そもそも遅れないでほしい

これらを同時に伝えると、彼からすると要望を叶えられるか検討すればいいのか、それとも感情が出きるまで待てば良いのか、判断に迷います。感情と要望をごっちゃにしたままだと、いくら時間をかけて言葉にしても、相手とのコミュニケーションの改善にはつながりにくいのが現状です。

よく男性が「あいつは怒りだしたら収まるまで待つしかない」と言っているのは、要望なのか感情なのか、どっちにどう対処したら良いかわからないからとりあえず放置なんです。

まずは彼と喧嘩になったり自分がイラっとした際、相手にしてもらいたい事と自分の中にある感情、それぞれを意識し、そして彼に伝えるなら別々に伝えるようにしてみましょう。

あなたはどう? 悪い喧嘩に共通する10項目

では、自分たちがよくやる喧嘩は、良い喧嘩と悪い喧嘩、どっちに当てはまっているでしょう。今回悪い喧嘩に共通する10個の項目をご紹介します。該当すればするほど、喧嘩をきっかけに関係がよくない方向に進んでいる可能性があります。ちょっと振り返ってみましょう。

悪い喧嘩

喧嘩の際はどちらか一方がずっと言い分をしゃべっている
喧嘩が起きても話し合いをせず、数日たったら何となく一言謝って戻ることが多い
いつも同じような理由の喧嘩を繰り返している気がする
喧嘩の際、片方だけが泣いたり落ち込んでいたりすることが多い
口喧嘩の際負かす or 負かされたと感じることが多い
怒ると彼 or 自分が、その場から避難して話し合いにならないことが多い
怒ると彼に直接話すのではなく、友達に不満を聞いてもらうことが多い
いくら思っていることを言っても相手に伝わっている感じがしない
もともと自分は不満を溜め込みやすい性格だと思う
彼氏との喧嘩別れを、過去に複数回したことがある

いかがでしょう。この10個の項目は、先程ご紹介した悪い喧嘩によくある具体的な行動です。感情と要望をごっちゃにしている人もいれば、そもそも不満をアウトプットせず、その場から立ち去ってしまう人もけっこういます。

また、喧嘩は本来理解を深め合う機会なのですが、それを勝ち負けで考える人もいます。というか、筆者は過去そんな喧嘩をよくしていたような(笑)。こうなるといかに相手に自分の主張を理解させて通すかがゴールになりますが、いつもそれをしていたら良い関係に発展することは難しくなります。自分と彼、それぞれのクセを振り返ってみましょう。

相手と自分の境界線を意識すると、喧嘩は愛を深めるきっかけになる

喧嘩は親密な関係であるほど、避けられないことです。できればフラットに対応できる自分になれたら、良いですよね。そこでひとつ意識しておくとよい、彼と自分の対話の距離が変わるコツをご紹介します。

それは「アサーション」という考え方です。アサーションとは、人には自分の思っていることや要望を伝える権利があり、また相手にも同じ権利があり、また受け取ることも受け取らない権利も持っているという考え方です。つまり、「こうしてほしい!」と伝える権利はあっても命令権がないことを理解したうえで、お互いを思いやって気持ちを伝えていくのがアサーションです。

先程待ち合わせに遅れる彼に、彼女がプリプリ怒った事例で解説します。この時伝えるべきは「不安でイライラした」という感情と、「遅れるなら一報が必ずほしい」という要望です。しかし、これも「遅れるなら絶対事前にLINEを入れて!」と命令することはできません。

要望を伝える権利があなたにあるように、聞き入れるかの権利は彼が持っています。あくまでも彼の責任範囲なので、逆に聞き入れられないといった場合は彼の考えを聞いてみると良いでしょう。「遅刻するって思うと、怒ってるのがわかるから連絡できない」とかって本音が実はあるかもしれません。

このように、感情や要望をお互いが伝えあっていくことを繰り返すと、2人の関係は喧嘩を通してより親密なものになっていきます。これが恋愛にプラスになる良い喧嘩の仕組みなのです。

不満や怒りを覚えた時の反応って、自然と身につけていると思われがちですが、人それぞれ特徴があります。出す人、隠す人、はたまた感じてないと思い込む人。どれが正解とかはありませんが、感情の取り扱いがうまくなると恋愛も今よりも良くなっていくものです。ぜひ彼との喧嘩の仕方を、ちょっとだけ見直してみませんか。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

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