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失敗しない“ヨガマット”の選び方 実はいろいろ種類があった!

ananweb / 2021年3月7日 21時10分

失敗しない“ヨガマット”の選び方 実はいろいろ種類があった!

もはや家での運動の必需品“ヨガマット”。でも何を基準に選んだらいいの? トレーナーの菅原順二さんにお聞きしました。

ヨガやピラティスはもちろん、ストレッチを家で行う際、必要不可欠なヨガマット。色や値段に加え、他にも見るべきポイントがある、と菅原さん。

「厚さや素材、表面の凹凸。それから家で使うのか、持ち歩くのか、などなど。使ってから気がつくポイントは多々あります。ただ最初から高いものを買う必要はなく、リーズナブルなものから始めて、自分にとってのニーズを知ってから次に行く、という感じでよいと思いますよ」

同じサイズのヨガマットでも、厚さが違うと、丸めたときの太さにこんなに差が出ます! 厚いものは持ち運ぶのはちょっと大変&部屋での収納も難しそう?
写真提供:suria

POINT1:実は厚み&重さもいろいろ。どう使うか、が選ぶポイント。

「ヨガなど立って行う運動は、薄いタイプでも十分。ストレッチや体幹トレなど膝をつくような運動は、厚みがあるほうが膝を保護できますが、逆に安定感は減少。厚手は重い&かさばるので持ち運びには不向き」



あなたにはどの厚みがいい?
・3~6mm…丸めれば持ち歩けるサイズ感。ヨガをやりたい人におすすめ。

・7~9mm…ある程度厚みがあるので、ストレッチや筋トレなどで膝をつく際、体に負担がかかりにくい。ただ持ち歩くには少々重いので、家使い向き。

・10mm以上…動きの多いピラティスなどの運動におすすめ。クッション性は高くなるが、そのぶん片足で立ったときなど、バランスがとりにくくなる場合も。

POINT2:170~180×61~67cm程度が標準。寝て、頭が出ないサイズ感。

体が完全にすっぽり入る必要はない、と菅原さん。「ただ寝たときに頭と足が極端に出ると、不快で運動に集中できないと思います。逆に、よほどゴロゴロ転がる運動をしない限り、幅はそれほど気にする必要はないかと」

POINT3:家トレならロールタイプ。旅行に持っていくには折りたたみ。

「外に持ち出さないのであれば、ロールタイプがおすすめ。常に同じ側を表に巻いていると丸まってしまうので、たまに逆に巻くことをおすすめします。収納時も隠したい、旅行に持っていきたい人は折りたたみを」



HDエコマットプラス6mm
¥7,480 *税込み

菅原さんいわく「最もオーソドックスな厚さ」という6mm厚。高いクッション性で肘や膝をしっかりサポート。0.9kgなので、負担なく持ち運べる重さ。環境に優しいTPE素材を使用。5色展開。(suria/インターテック TEL:050・3821・2940)



トラベルヨガマット
¥8,140 *税込み

厚さ0.15cm、重さ約1kgのマットは、折りたたんで持ち歩ける。薄いがグリップ力は抜群。汗で滑る心配もなし。深いブルーなので、汚れが目立たないところも。(suria)

POINT4:表面に凹凸がないタイプは、ふんばるときに足が滑る危険が。

「どんな運動でも意外と大切なのが、しっかりふんばれる“グリップ力”。ゴム以外の素材で表面に凹凸がないマットだと、滑ってしまってトレーニングがしにくいです。また収縮性がありすぎる素材も滑る原因になります」

POINT5:意外な盲点は、色選び。淡いと汚れが目立つ?!

「使用後は毎回ウェットティッシュで拭くなどしていても、足跡はつきますし、また爪で引っ掛けて素材がめくれる、なんてことも。消耗品ではありますが、濃い色を選んだほうが、汚れや傷みは目立ちにくいと思います」

すがはら・じゅんじ ピラティススタジオ「アランチャ」代表トレーナー。ラグビー選手を経てピラティストレーナーに。雑誌などでも活躍中。

※『anan』2021年3月10日号より。

(by anan編集部)

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