サッカーU-24日本代表、田中碧「点は決めたいけれど、目立ちたくないんです」
ananweb / 2021年7月22日 7時0分
サッカーU-24日本代表やJリーグで活躍中の若き司令塔・田中碧選手(川崎フロンターレ2021年デュッセルドルフ)。3月29日のアルゼンチン戦でさらに存在感を強めた田中選手の『anan』独占インタビュー(2019年)を特別公開致します。※こちらは2021年4月10日に再公開した記事の再配信です。
僕を起点としてゴールが生まれる
一昨年、昨年とJ1リーグ2連覇(2019年当時)を達成した常勝軍団・川崎フロンターレ。田中碧選手は、何十倍もの競争率を勝ち抜いた強者が集う同クラブアカデミーからの生え抜きだ。トップチーム昇格後はデビュー戦で初得点し、記念グッズも発売され、まさに「エリート街道」をひた走る。だが、順風満帆かといえば、「18歳の時に引退を考えるほど追い込まれた」そうで、「先輩の助言が重荷に感じた」時期も。自分に打ち克つべく、課題を書き出し試合で成功体験を重ね、今や東京オリンピックを担うU‐22(2021年現在はU-24)日本代表になるほどの存在に。
「MFという役割は、FWのような派手さはありませんが、僕を起点としてゴールが生まれるので、パス回しなどを見てほしい」
努力家で負けず嫌い。アスリートならではの性格が垣間見えるが、自称「恥ずかしがり屋」。
「点は決めたいけれど、目立ちたくないんです。友達がわちゃわちゃしてるのもそっと見ていたいし、休日はずっと家にいたい」
とはいえ遊びに誘われれば全力で楽しむ。今は先輩とのゴルフが「超面白い」し、同期とは「恋バナで盛り上がる」と頬を緩ませる。
「デートはどこがいいとか、そんな話題です(笑)。尊敬できる女性に惹かれますね。たまに天然なところがあると、キュンとします」
夢を尋ねると「フル代表はもちろん、いずれはヨーロッパに移籍し、チャンピオンズリーグで優勝すること」と即答。チームカラーのサックスブルーから代表の藍色、そして未知なる色へ。変わりゆく「碧」を見守り続けたい。
©KAWASAKI FRONTALE
たなか・あお 1998年9月10日、神奈川県生まれ。ポジションはMF。U‐22日本代表(※)。自慢のパーツは「大きなお尻!」。「ぜひ注目してください(笑)」
※2021年現在は、U-24日本代表。
※『anan』2019年11月6日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・伊藤順子
(by anan編集部)
※2019年初配信、2021年4月10日に再編集し配信。
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