ストレートネック対策にも! 座ってできる“簡単10秒ストレッチ”
ananweb / 2021年5月22日 20時10分
関節のこわばりをリセットし、疲労を最小化するストレッチを仕事中に実践。どれも所要時間は長くて1分。「やりづらい」と感じるものほど関節が固まっている証拠なので、まめに行おう。ここでは、関節の中でも重要な首、肩、腰に注目した“関節リセット法”を柔道整復師・酒井慎太郎先生が教えてくれました。
アゴ押しストレッチ(10秒)
座ったままできるストレートネック対策。(首リセット)
強制的にアゴを押し込んで首を動かすと、頸椎の下の方に「後方へシフトする力」が加わり、アゴを出す・押し込むの繰り返しで頸椎全体に本来のカーブが戻り、動きも改善。
1、椅子の背もたれに背中をつけて座る。アゴに片方の手の親指と人差し指を当て、首から下の体は動かさないようにして、アゴだけをなるべく前方に出す。
2、アゴに当てた2本の指を使い、顔をスライドさせるように後方へ強くグッと押し込む。1、2を1セットとして、2~3セット繰り返す。1日に行う回数の目安はないので、首や肩の疲れを感じた時に行えばOK。
肩開きストレッチ(15秒)
仕事中に前かがみの姿勢が長い人は必須。(肩、腰リセット)
前かがみの姿勢が長い人の巻き肩の矯正になり、肩まわりのこわばりがほぐれる。また凝り固まった腰椎から胸椎にかけての関節もほぐれ、深い呼吸がしやすくなる。
1、机から20cmほど離れた位置で机を背にして立ち、両足を肩幅程度に開く。背中側で両手を組み、組んだ手を机の上にのせる。
2、両肘をまっすぐ伸ばしたまま、机の上の手の位置がなるべくズレないようにしながら、膝を約90度に曲げて体を沈める。背中の真ん中から上部を反らし、両肩が大きく開いた状態を15秒間キープ。1日に行う回数の目安は2~3回。
さかい・しんたろう 柔道整復師、さかいクリニックグループ代表。元千葉ロッテマリーンズ公式メディカルアドバイザー。整形外科などでの経験を活かし、腰痛やスポーツ障害のための施術を得意とする。著書は100冊以上。
トップス¥7,700 レギンス¥9,900(共にスピード/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120・307・560)
※『anan』2021年5月26日号より。写真・大内香織 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・原田ゆか(スペースクラフト) イラスト・井上 明 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)
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