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『キングオブコント』優勝・空気階段「賞レースにはもう出ないです」 そのワケは?

ananweb / 2021年11月17日 20時30分

『キングオブコント』優勝・空気階段「賞レースにはもう出ないです」 そのワケは?

『キングオブコント2021』の14代目キング・空気階段を、優勝からちょうど1週間後に直撃。まだ興奮冷めやらぬお二人の、喜びの声をインタビュー!

『キングオブコント2021』で、見事に優勝トロフィーを手にした空気階段。1本目のネタ「火事」は、500満点中486点という史上最高得点を叩き出し、期待高まる2本目の「メガトンパンチマン」も審査員全員が高得点をマーク。文句なしの優勝劇を見せたお二人の、喜びのコメントからどうぞ!



――まずは、優勝おめでとうございます。実はanan編集部にもファンがたくさんおりまして。



二人:ありがとうございます!



鈴木もぐら:ではもう、ananの公式マスコットでいいですか?



――あはは(笑)。1本目と2本目のネタの順番を決めるのに、作戦はあったのでしょうか。



水川かたまり:1本目は出順が9番目だったので、それまでみなさんが8本のネタを見ていると考えると、やっぱりインパクトがあるほうがいいのかな、と思いました。



もぐら:両方勝負ネタなんですが、僕らの出番まで1時間半ぐらいあって。だからコース料理を出す順番で考えて、前菜があってスープがあって、9番目だと…。



――ブリーフ一丁で、SMクラブでパンストかぶった料理は…。



もぐら:デザートですね。



――確かにインパクトあるデザートです(笑)。2本目のネタを終えた直後、手応えを感じましたか?



かたまり:いやぁ~、直後は点数のこととか考えられなくて。



もぐら:緊張がすごくてそんな余裕はなかったです。ただ、賞レースに出るのは今年で最後のつもりだったので、終わった、やり切ったな、という感じはありましたけど。優勝がわかった瞬間は「やった!」って感じ。



かたまり:なんかいいことが起きた、という嬉しさはあったんですが、優勝を実感したのは2日後にラジオの生放送をした時。リスナーのみなさんからたくさんの「おめでとう」メールが届いていて、じわじわきました。



もぐら:過去に2回『キングオブコント』の決勝に進出して優勝できなくて「惜しかったな」とか「また頑張れよ」って散々言われてきたので、お会いするみなさんから「おめでとう」って言われるのが一番嬉しいですね。



かたまり:街で会う人たちからも声をかけられてびっくりします。



もぐら:僕の場合の“街”とは、高円寺ですけど(笑)。



――もぐらさんといえば、高円寺在住で知られていますね。



もぐら:高円寺の純情商店街のアーチの下に“鈴木もぐらさんおめでとう!!”という横断幕を、商店街の有志のみなさんが掲げてくれたんです。嬉しかったな~。



かたまり:もぐらは、純情商店街のフリーWi‐Fi大使もやっているんですよ。



もぐら:思い出した時に「フリーWi‐Fi通ってるよ!」って言いふらすだけなんですけどね(笑)。でもその代わり、純情商店街のどこで寝てもいいっていう特権をもらいました。



――どういうことですか?(笑)



もぐら:大使になったのが4年前で、当時僕は家賃1万7000円のボロアパートに住んでいたんです。それでもいつ追い出されてもおかしくない状況だったんですが、そうなったら商店街の中のどこで寝てもいいって言われていまして。



――優勝賞金の1000万円が入ってよかったですね。



もぐら:ほとんどギャンブルでできた借金返済に充てますけどね。実は、今の借金の残りはあと550万だと思っていたんですが、調べたら700万ぐらいあって…。



かたまり:え、マジで…嘘だろ?! いつわかったの?



もぐら:さっき。整理したらこれもあれもだ、ってなって。債権者はあと7人。神7です!



――ちなみにかたまりさんは、賞金を何に使う予定ですか?



かたまり:今まで散々親に仕送りをしてもらってきたので親に返したいのと、『ノンストップ!』に出演した時にリモコンのdボタンで電動自転車を買うか、ハイエースを買うかを視聴者投票で決めてもらったら、電動自転車になったのでそれを買います。『ラヴィット!』に出演した時は僕らの賞金の使い道を考えてくれて、スウェーデンに今なら買える島があるらしいので、それも検討したい。



――優勝した後にビートたけしさんから「これで芸人を辞めなくて済むな」と言われたそうですね。



もぐら:はい。でも芸人を辞めようと思ったことはないというか、芸人ってなろうと思えばすぐになれるし、続けるのは自由ですから。でも辞めざるを得ないことが起こらないといいな、とは思いながらやってきました。



かたまり:僕も辞めようと思ったことはないですが、もし辞めることになったら、お母さんが経営する会社に入ろうかな、って。



もぐら:いきなり幹部です。ずるいけど、でも社員の全員が納得するのは結局“血”ですからね。いきなり知らないヤツが来て専務になるより、「新しい専務、息子だから」の一言で収まるなら…。



――優勝後、レギュラーを務めているラジオ番組『空気階段の踊り場』で「もう戦えません」とおっしゃっていたのは、賞レースにはもう出ない、ということですか?



二人:出ないです(即答)。



もぐら:そもそもネタを戦わせたくないです。自分たちが作ったネタって、俺たちが一番面白いんだよ、ってアピールするためのものじゃなくて、俺たちは俺たちの道を行ってるんだよ、だと思うんです。ただ、俺たちはこの山登ってます、ってひっそりとやっていても誰も知らないまま。だから『キングオブコント』に出たら、あいつらの山も見てみるか、ってたくさんお客さんが来てくれるかなって。端(はな)からそういうつもりでした。



かたまり:だから、戦うのは辛かったです。



くうきかいだん 写真左・鈴木もぐら(すずき・もぐら) 1987年5月13日生まれ、千葉県出身。右・水川かたまり(みずかわ・かたまり) 1990年7月22日生まれ、岡山県出身。共にNSC東京校17期卒業生。現在、ラジオ番組『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)、バラエティ番組『空気階段の空気観察』(テレビ朝日系)、『有吉の壁』(日本テレビ系)にレギュラー出演中。渋谷・ヨシモト∞ホールにて活躍中。

空気階段の大踊り場

パーソナリティを務めるラジオ番組『空気階段の踊り場』の公開イベント「空気階段の大踊り場」(TBSラジオ主催)が、11月22日(月)に開催。会場:ヒューリックホール東京 開演:19:00 出演/空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)、岡野陽一 配信チケット¥2,000 FANYオンラインチケットか、TBSラジオイベントページへアクセス

※『anan』2021年11月24日号より。写真・小笠原真紀 インタビュー、文・若山あや

(by anan編集部)

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