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会いに行くのが怖くて震える… 愚痴ばかりの義母を黙らせた「夫の行動」【後編】

ananweb / 2022年2月4日 21時15分

会いに行くのが怖くて震える… 愚痴ばかりの義母を黙らせた「夫の行動」【後編】

絢子さん(仮名・32歳)は、幼馴染だった悟志さん(仮名)と結婚。幸せな生活を送れるかと思いきや、義母から愚痴や嫌味を言われる日々が続き、精神的に追い詰められるように。しかし、義母との関係にも一筋の光が見えてきたと言います。そこで今回は、絢子さんが義母との関係性を修復するまでの経緯を教えてもらいました。

誰にも相談できず…

「お義母さんの家は近所なので、夫とよく顔を出しに行っていました。ですが、会うたびに私だけ嫌味を言われるので会うのが苦痛になってきて。義母と会う直前に手が震えることもありました。

私の両親に相談しようとも思いました。でも、昔から家族ぐるみの付き合いをしていただけに、関係を悪化させてしまうのではないかと思うと、気を遣って話せませんでしたね。その結果、一人で抱え込み、状況はどんどん悪化していって…。

そんな中、再び地獄の食事会が催されることになりました」

地獄の食事会へ

「食事会は、今回も義母宅での開催でした。私の両親を招き、姉も仕事の合間に駆けつけてくれました。

お義母さんが料理を作ってくれるのですが、私は元々料理が苦手なので、上手く手伝うことができません。とにかく食べ終わった食器を片付けること、そしてトイレや玄関などの乱れを整えることに徹しました。

食事会後は、姉も両親も帰宅。後片付けに入るのですが、ここでまたお義母さんの愚痴や嫌味が始まりました」

ついに救いの手が…!

「いつもなら悟志さんはすぐ寝てしまうのですが、その日は起きていたんですね。

片付けをしながらお義母さんから、こそっと『相変わらず何もできないのね』と嫌味を言われたその瞬間、悟志さんが『いい加減にしろ!』と声を上げたんです。

『絢子は片付けや掃除をしてくれていただろう』と言ってくれました。『人には得手不得手があるのだから、それぞれが得意なことをすればいい。できたことをちゃんと評価するべきだ』と…。息子に責められ、お義母さんはシュンとしていましたね。

悟志さんはちゃんと見てくれていたんだと、私は涙が出そうになりました」

姉からもエールをもらって

「後日食事会で姉が忘れていったものを届けに、久しぶりに2人でお茶をしました。

そこで、突然『よくやっているね』と言われて。『私だったらすぐに怒って、あの場をかき乱しちゃうよ。絢子はちゃんと周りを見て行動できるから偉いね』と褒めてくれました。そこでやっと、今までのお義母さんにまつわる悩みを打ち明けることができました。

姉が言うには、『あの人は寂しがり屋なんだ』と。夫に先立たれ、息子も出て行き、一人で心細いから、私に当たってしまうのだとアドバイスをくれました。

悟志さんの言葉もあり、お義母さんからほとんど文句を言われなくなりました。私自身お義母さんを避けるのではなく、あえて積極的にコミュニケーションを取っていくことで、今では近すぎず遠すぎずのいい関係性を築けていると思います。今まで意識したことはありませんでしたが、私は負けず嫌いだったみたいです。

そしてなにより、ちゃんと自分のことを見てくれている人が周りにいることに感謝しましたね。やっぱり姉は偉大でしたが、私には別の魅力があるのだと気づけました」

義母に愚痴を言われ続けた“30代妻の告白”をご紹介しました。

一生懸命頑張っていれば、いつか誰かが救いの手を差し伸べてくれるものです。責められたときに、「私はダメなんだ…」と全て受け止めて嘆くのではなく、「この人はどうしてそんなことを言うんだろう」とその人の心境を考えることで開かれる道もあるのでしょう。

人によって魅力は違います。自分の力を信じて、自分の描く理想の未来を目指していきたいですね。

©Alexey_M/gettyimages
©Hinterhaus Productions/gettyimages

文・塚田牧夫

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