「アカペラ」って何語?【意外と知らない外国語雑学】
ananweb / 2022年2月12日 19時35分
ふだん何気なく使っているカタカナ語の由来や、意外に知らない略語の正式名称など、外国語の雑学をクイズ形式でご紹介。語学教材元編集者の “語学大好き”ライターがお届けします。今回のワードは「アカペラ」!
今回のお題は…「アカペラ」
音楽関係の番組やサイトで見聞きする「アカペラ」。無伴奏で歌うこと、という意味はイメージできても、その由来まで説明できる人は少ないかもしれません。
この「アカペラ」、どこの国の言葉でしょう?
ヒント:美しい教会が多い国です!
アカペラの由来は…
正解は、イタリア語です!
イタリア語で書くと、「a cappella」。発音は、「ア カペッラ」となり、アクセントはcappellaの「e」にあります。
筆者は、イタリア語を習うまで「アカ・ペラ」と読んでいました。実際の発音がかなり違うので、知ったときはビックリ。
ちなみに、カタカナ語辞典などには、「ア-カペラ」と原語に近い表記がされています。
アカペラ、もとの意味は…?
a cappellaの最初の「a」は、イタリア語の前置詞。
cappellaは「教会内にある礼拝堂、チャペル、教会付き聖歌隊」などの意味で、a cappella全体を訳すと「教会風に、礼拝堂風に」となります。
もともとa cappellaは、教会で歌われていた「宗教的な合唱曲」などを指していました。そこから変化して、「無伴奏で歌う」という意味でも使われるようになったそうです。
アカペラはイタリア語!
今回は、アカペラの由来をご紹介しました。
音楽関係の用語なので、イタリア語風にしっかり抑揚をつけて「ア カペッラ」と正しく発音してみるといいかも!
参考資料:
『伊和中辞典』(小学館)
『情報・知識 imidas』(集英社)
『デジタル大辞泉』(小学館)
『コンサイス カタカナ語辞典』(三省堂)
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