大人の愛され女性の新定義…! 彼が一生一緒にいたい「本命彼女の特徴」 #177
ananweb / 2022年6月23日 20時30分
好きな彼から愛されたい。女性なら誰しもが思うことです。そんな願いを叶えるために、日々いろんな恋愛テクニックが語られますが、実は大人の男女がいい関係を築くためには、一般的なテクニックよりも大切なことがいくつかあるんです。
大人の恋愛で彼からずっと愛されるために必要な力
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 177
「彼から愛されるために」そんなフレーズで、日々いろんなセオリーが語られています。1つ1つは人によって効果もさまざまですが、こうした恋愛のセオリーは年齢によってアップデートさせる必要があります。
たとえば、「男性に守ってあげたいと思わせる女性は愛される」といったセオリーを耳にしたことはないでしょうか。実はこうした男女の役割に大きく囚われた恋愛は、自立した大人同士の関係だと、相手男性から負担に思われてしまうこともあります。
今回はそんなよくある恋愛セオリーの中でも、アップデートが必要なものを3つご紹介します。ぜひ大人の恋愛に欠かせない力を高めていきましょう。
彼を立てる>>本当に必要なことは言う
「モテるためには、男性を褒めて伸ばして立てましょう」なんてことが昔は当たり前に言われていました。だから真面目な女性ほど、相手をいろんな言葉で褒めたり讃えたりしていたものです。もちろん、心から思って相手を褒めることは否定しません。しかし大げさに褒めてばかりの行動は、ときに相手と自分の関係をいびつにするリスクもはらんでいます。
では大人の恋愛ではどうしたら良いかというと、相手を心から褒める日もあれば、必要であればあえて相手に苦言を呈する日もある。そんな真に相手のために行動できる関係を目指したいもの。
大人の恋愛とは、お互いが自立し、その上で思いやりをもつ関係がベスト。つまり、相手を一方的に立てたりするのではなく、ケースバイケースでときには相手を引っ張ったり、言いにくい指摘をすることのほうが、長い目で見るとかけがえのない存在と思われることも多いのです。
相手を察する>>きちんと確認して進む
「彼はきっとこう思っているはず」。優しい女性ほど、彼のニーズを無言で汲み取り、そして尊重するような行動を取るものです。優しさが溢れていますが、大人の恋愛ではこれもやりすぎは要注意です。そもそも、察するという行動が癖になると、言葉のコミュニケーション量と質をゆるやかに低下させます。
言葉でのコミュニケーションが減った先にある関係は、「言わなくてもわかるでしょ!」と、お互いがお互いに期待を抱き合う関係だったりします。恋愛がうまくいっているときは良いのですが、ギスギスしたときにこれだと、愛されるどころか破局の可能性すら見えてきます。
相手をいつでも察することはできるからこそ、「今はどうしたい? どういう気分? 私はどうしたらいい?」と、随時相手のニーズを確認し、そして自分のニーズも伝える力を持つこと。これができると、本当の意味で常にわかり合える恋愛関係になることができ、彼からも1番自分を理解してくれている人と思われるかもしれません。
相手を褒める>>自分をまず褒める
「褒め言葉のさしすせそ」なんてことが長く言われていますが、大人になってもこのフレーズを多様している人はいませんか。もちろん、本当にそう思ったなら使ってもらって構わないです。
でも、大人の恋愛では相手に褒め言葉を多用するよりも、大事なことがあります。それは、自分で自分を褒めるということです。
日本の女性は、自己肯定感が低い傾向があるとされています。それはつまり、自分で自分を褒めたり認めたりする習慣がないということ。常に自信満々である必要はありませんが、自分で自分のことを認め、大事にしている女性というのは、相手の男性から見ても、魅力的で大切にしたい存在に感じられるものです。
自分の頑張りやできたことを、日常的に褒めて認めることができる肯定力の高い女性であること。意外と見落とされがちですが、大人からの恋愛力アップの土台となる大切な力なのです。
大人の恋愛で彼からずっと愛されるために必要なのは、わかりやすいテクニックではありません。それは、相手が心を開き信頼をさらに寄せたくなるような、安心感と魅力です。
そうした要素を持つために大事なのが、今日の3つのセオリーなのです。ぜひご自身の行動を少しだけ変えてみて、彼とよりよい関係を築いていってくださいね。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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文・おおしまりえ
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