菅井友香「本当に認められるキャプテンになりたくて」 卒業までの7年間の道のり
ananweb / 2022年11月18日 12時0分
欅坂46から櫻坂46へ。激動の坂道を強さとやさしさで最後まで上り続けた名キャプテン・菅井友香さんの7年間の足取りと、心に秘めた「自分との約束」。
やさしい桜色のドレスを纏い、卒業目前のある日、ひだまりのスタジオで美をしなやかに表現してくれた菅井友香さん。変わらない美肌とさらつやストレートヘア。そんな菅井さんの「カラダにいいもの大賞」を聞いてみると…?
「今年はライブや卒業写真集の撮影があったので、何より健康でいることを心がけていました。野菜にフルーツ、抗菌効果の高いカテキン…。豆乳ヨーグルトに緑茶、チャコール、コラーゲンなどのパウダーを混ぜて主食にしていました。あ、ちゃんとおいしいと思えるレベルの味でしたよ(笑)」
美肌のもとは無農薬ゴーヤ。
「祖母が育てたゴーヤを定期的に送ってくれていたので、それでスムージーを作って朝昼晩と飲んでいました」
これまでも小誌でたびたびとっておきの美活を話してくれた菅井さん。この日、テーブルに並べられたバックナンバーを見ては「懐かしい!」と目を細めた。
「欅坂46では渡辺梨加ちゃんと私が年上組だったんですけど、キャプテンに任命されたときは任せていただいたうれしさと不安とで…。メンバーの強い個性と相反する脆さは欅坂46の魅力だったのですが、その個性をまとめるとなると難しさもありました。つねに道を模索しながら、でもどこかで殻を破るチャンスが欲しくて」
2度目のアニバーサリーライブでは代表曲「不協和音」のセンターに抜擢。胸に秘めた思いを爆発させるようなパフォーマンスで会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
「大役に戸惑いもしましたが、大事なときに逃げない人が信頼される。本当に認められるキャプテンになりたくて挑戦させていただきました。センターという立場が背負うものの大きさを経験できたことは大きかったです。結果として、一つのターニングポイントになりました。欅坂46の振り付けには普段の私ならとてもできないような強い視線や仕草も多いのですが、表現者としてやりきることで成長できたと思います」
欅坂46での一番の思い出は、夏恒例の屋外ライブ「欅共和国」。
「2017年の初開催のときは終演後みんなで涙を流して写真を撮って…。すごい達成感でした! そんな記憶があるだけに櫻坂46へ改名すると聞いたときは、受け入れるのが難しかった。でも実際変わってみると、白い衣装と白いサイリウム…。何色にも染まれる可能性のある白に包まれて、改名の現実を感じながらも、少しずつ前を向けるようになりました」
「引っ張る」から「見守る」へ。後輩の成長に、次第に菅井さんのスタンスも変化していった。
「のびのびと表現する後輩を見て『かっこいいな』と思う瞬間が増えて…去年の今頃には『みんなに託して、私も次に進もう』と思うようになりました」
卒業後は、活動中からひそかに温めていた「卒業後にやりたいことリスト」を実現したいそう。
「一番は福島の乗馬クラブにいる私が名付け親になったポニーのマーブルに会いに行くこと! あと英会話教室にも通いたいです」
生きるとは変わること。いくつもの壁を乗り越えた菅井さんの7年。一番の変化だと思うことは?
「それはやっぱり自分を好きになれたこと。前は自信が持てなくていつも下を向いて歩いていて…(笑)。それは私という人間を信用できてなかったからなんですけど。でも7年間いろんな方に応援していただいて、少しずつ自分を認められるようになって。その方たちへの感謝を忘れず、やり抜くと決めたことはベストを尽くす。そういう自分との約束を守ることで少しずつ自らを好きになれました」
成長し続ける一方、常に謙虚でやさしい。「変わらないこと」も菅井さんの大きな魅力。
「昔からの友人も『友香は変わらないね』って言ってくれます(笑)。でもそれは支えてくれる家族がいるから。帰宅したらすぐ(愛猫の)トムを探して、安心できるおふとんで眠る幸せ! 美容の面では母の力が大きかったです。今日も筋膜リリースでむくみを取って送り出してくれました」
変わらない基盤があるから、変わらない自分でいられた?
「でもライブ前は余裕をなくしてピリピリしたりも…(苦笑)。そういうときも家族が叱ってくれたから、私は私でいられたと思います。これから新しい世界に挑戦していきますが、周りへの感謝を大切に。それはこれからも永遠に変わらない自分との約束です」
すがい・ゆうか 1995年11月29日生まれ、東京都出身。欅坂46、櫻坂46のキャプテンとして活動し、11月9日の東京ドーム公演をもって卒業。卒業写真集『大切なもの』が発売中。愛称ゆっかー。
ドレス 参考商品(ジプシー gypsydress.contact@gmail.com) リボンヘアピン¥9,900 ビジューヘアピン¥13,200(共にミクシマイ/ショールーム シャルメール TEL:03・6384・5182) インナーはスタイリスト私物
※『anan』2022年11月23日号より。写真・川原崎宣喜 スタイリスト・中野ゆりか ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・大澤千穂 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー
(by anan編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
櫻坂46『自業自得』好発進&全国ツアーが大盛況!アンケートから見る、今“ライブ”がアツいワケ
エンタメNEXT / 2024年6月26日 17時30分
-
井上想良、菅井友香&草川拓弥の気遣いに感動「すごく頼れる座長でした」
ananweb / 2024年6月20日 19時30分
-
初代キャプテン・菅井友香、櫻坂46の2度目の東京ドームを見守る「櫻のように咲き誇ったグループにありがとう」 エモい2ショットも
ORICON NEWS / 2024年6月17日 8時40分
-
「スゴい可愛い子がいる」と噂に “ビールの売り子”をしていた菅井友香のエピソード テレ東・池谷アナが明かす
クランクイン! / 2024年6月8日 18時0分
-
菅井友香びっくり テレ東・池谷実悠アナ、“欅坂46一期生”オーディションを受けていた
クランクイン! / 2024年6月8日 12時10分
ランキング
-
1すき家、7月から“大人気商品”の復活が話題に 「この時期が来たか」「年中食いたい」
Sirabee / 2024年6月29日 4時0分
-
2「モノ屋敷の実家を片付け」嫌がる母と攻防の顛末 「絶対に捨てられない母」をどう説得したのか
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 13時0分
-
3朝ドラ「虎に翼」後半戦がますます面白くなる根拠 「パイオニアとしての成功物語」からどう変わる?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 11時0分
-
4まもなく上場「タイミー」やって見えた本質的課題 ガチの隙間時間ではできず、微妙に使い勝手に難?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 12時0分
-
5「A-10を退役させろ」ついに年貢の納め時? スーパー攻撃機も「現代戦では使えない」を示したロシアのライバル機
乗りものニュース / 2024年6月29日 6時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)