私は愛されキャラの末っ子よ…犬さまが完全に安心した時の合図とは
ananweb / 2023年4月1日 20時30分
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第121回目、ワンツーワンは番外編=番外犬、フレンチブルのボニー(Bonnie)さまの登場です。
末っ子を満喫している犬さまの物語
【フレンチ猫(犬)さま】vol.121
猫(犬)さまの話をもっと聞かせて!
ボニーさまは4歳の女性犬さま。
飼い主のショーンが語ります。
僕は生まれた時からナナという名前の女性のフレンチブルと一緒でした。ナナは僕のことを可愛いがってくれたけど、ちょっと義理的なところもあって、自分の弟と思っていたようです。ナナが亡くなった時は「僕が小さかったからナナはいつもお姉ちゃんで、ナナを甘えさせたりできなくてごめんなさい」と、パパと一緒に大泣きしました。
パパはボニーがやって来た時も「ナナの匂いがしない」と泣きました。それだけナナは家族から愛されていたのです。
飼い主ママから見たボニーさまは?
私は生まれた時から犬と猫がいました。雑種から紀州犬、ハスキー犬などでした。先代のフレンチブルドッグのナナが14歳で亡くなり、1年は喪に服そうと思っていましたが、2020年はコロナの流行でフランスはロックダウンとなり、本当に大変な時期になりました。家族全員(特に夫)がペットロスで、家の中がどんよりしてしまいました。そのような経緯から、喪に服すよりも新しい子を迎えて家族を復活させなければと思い、ブリーダーさんを探してボニーと出会いました。ノルマンディ生まれのおチビでした。一緒に寝ているので、朝は私たちと6時半くらいに起きます。朝起きてすぐ、私に抱っこされてトイレに向かいます。家の中ではおしっこはしないルールです。朝は寝ぼけているので、抱っこして散歩に向かい、それから朝食です。ショーンを送り出してから、その後は2度寝(私たちのベットにて)。11時にパパと近所をお散歩して、お昼にカリカリのおやつを食べます。15時に午後のお散歩に行き、20時に最後のトイレに出かけて、シャワーでお口とお尻、足を洗って、ベッドに行きます。ほぼ毎日私たちの誰かと一緒にいる幸せ者です。アレルギーがあるので、色々試して今は『wold Hills』のグルテンフリーのパテ状のものとカリカリを混ぜて食べています。先代犬と違って好き嫌いもたくさんあり、味もすぐに飽きて食べなくなる食が細い子なので、飽きないようにいろんな味をかわるがわる食べさせています。バカンスでは特にエビやお魚を喜んで食べます。おやつはアレルギー用のクッキーをあげています。性格は至ってマイペース。一人で空を眺めていたり、ぬいぐるみと遊んでいます。でも甘えたいときは足元に来て「抱っこして」と主張をします。特技はパリの歩道にある草むらでネズミを探すこと。ボニーのネズミのスポットがあり、散歩ではネズミスポットを回ってパトロールしています。
ボニーが甘えたくて抱っこされた時に、全身から力が抜けて「ふーっ」と息を吐きます。まさに安心しているのがわかるので、本当に愛しいです。私のことは、何をしても120パーセントで愛情を返してくれる人と思っているようです。臆病でリードを外せなかったのですが、去年の夏のバカンスの海で少しずつリードを外す練習をしました。誰もいない朝の海でリードを外して、得意げに後ろを振り返りながら散歩をしたり、海に入ったりするボニーを見て、こちらも嬉しかったです。犬にも個性があるので、他の犬とはくらべずにいます。街よりも田舎やバカンスが大好きなボニーなので、バカンス中は毎日楽しいようです。「ママ、楽しいねー」と毎日言われる場面があります。そんなボニーは他の犬が苦手。怖いようです。散歩でも、犬よりもその飼い主に興味があります。言葉は話せないですが、誰よりも敏感にみんなのことを見ていてくれる。だからこそ私たちも全力で可愛がっています。先代のナナは、私が不在の時に発作で亡くなってしまいました。ずっと介護していて、体調が落ち着いているなと思っていたのですが、私は彼女の変化に気づいてあげられませんでした。だからとても後悔しています。もしボニーが虹の橋を渡る時がくるとするならば、今度は私の腕の中でその時を迎えたいと思っています。犬の介護は大変ですが、神々しさと愛しさが日に日に増していきます。切なく悲しい時間なのに、その反面愛しさが溢れるんです。犬の人生は短いですから、私たちはボニーを家族として迎えた日からずっと「この家に来てよかった」と思ってもらえるように愛情を与え続けています。――最愛のナナさまを失った悲しさを救ったボニーさま。ナナさまとはまた違うキャラクターで、すんなりと家族の生活を始めて、家族は活気を取り戻しました。飼い主がいい言葉をくれました。
「先代のナナは我が家の太陽」「ボニーは我が家の台風の目」
人生はいろんなこともあるけど犬さまと一緒だとなんでも乗り切れそうな感じがします。
取材、文・松永学
取材、文・Manabu Matsunaga
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
お願い、そこだけはやめて (涙) …ベランダ遊びが好きな猫さまの豪快ないたずらとは
ananweb / 2024年7月14日 20時20分
-
どっぷりお腹を見せつけるポーズがかわいい…飼い主を癒す仲良し猫さまたち
ananweb / 2024年7月13日 20時20分
-
嬉しすぎて毎日やってます…飼い主が帰宅したときに猫さまがする喜びの儀式とは
ananweb / 2024年7月7日 20時20分
-
家から一匹もいなくなりました…家族が誇りに感じた猫さまの驚きの特技とは
ananweb / 2024年6月29日 19時30分
-
あざとさウエルカム…飼い主が毎度撃沈する子猫さまならではのサイレントニャー
ananweb / 2024年6月22日 20時30分
ランキング
-
1「ユニクロ・GU・COSのTシャツ」全部買ってわかった“本当にコスパが高い傑作アイテム”
日刊SPA! / 2024年7月17日 18時37分
-
2イケアのモバイルバッテリーに“発火恐れ” 製造不良で一部自主回収…… 海外では事故も発生
ねとらぼ / 2024年7月17日 20時10分
-
31日5分で二重アゴ&首のシワを解消!魔法の顔筋トレ「あごステップ」HOW TO
ハルメク365 / 2024年7月17日 22時50分
-
42024年下半期以降の業種別「倒産発生予測ランキング」発表 1位の業種「48社に1社」が倒産の可能性
オトナンサー / 2024年7月17日 21時10分
-
5なぜ?「N-BOX」新型登場でも10%以上の販売減 好敵「スペーシア」と異なる商品力の改め方
東洋経済オンライン / 2024年7月17日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください