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大倉空人、尊敬している俳優に習って「クランクアップの時に僕もしてみました」

ananweb / 2023年7月6日 19時0分

大倉空人、尊敬している俳優に習って「クランクアップの時に僕もしてみました」

今回、ご紹介するのは、『ヒッチハイク』。辺鄙な山道でヒッチハイクをしたばかりに、狂気の一家に追われる若者たちの末路を描いたホラー映画です。本作で映画初主演を飾った、大倉空人(おおくら・たかと)さんにお話をうかがいました。

「点と点がつながり、線となる作品です」

【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 146

かつて一世を風靡した、2ちゃんねるオカルト版スレッド『死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?』(通称:洒落怖)。体験談、伝聞、創作などが入り交じった怖い話の数々は今もなお語り継がれ、近年、映画『きさらぎ駅』や『樹海村』が映画化されたことにより、再び脚光を浴びています。

そして、このたび、人気ホラーアドベンチャーゲームを実写映画化した『コープスパーティー』の山田雅史監督と都市伝説ホラー映画『きさらぎ駅』で脚本を担当した宮本武史氏がタッグを結成。洒落怖のなかでもっともトラウマになると怖れられ、多くのまとめサイトで殿堂入りを果たしている『ヒッチハイク』の映画化が実現しました。

主演は、ダンスボーカルユニット『原因は自分にある。』に所属し、アーティストや俳優として活躍する大倉空人さん。

そして、恐怖体験をする若者たちとして、映画『アルプススタンドのはしの方』での演技が絶賛された中村守里さん、ウルトラマンシリーズの『ウルトラマンZ』でドラマ初主演を果たした平野宏周さん、ABEMA『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』に出演、モデルやバレリーナとしても活躍する高鶴桃羽さんが出演。

さらに、ベテラン俳優の川﨑麻世さんがホラー映画に初出演。若者たちを恐怖の底に突き落とす、カウボーイ姿の謎めいた男を怪演しています。

ーー怖いものは苦手だそうですね。観客を怖がらせるのは平気ですか?



大倉さん 観る方を怖がらせなければなりませんが、僕は本気で怖いと感じて怖がる演技をするので、素直な気持ちでお芝居をすることができました。そういう意味では、ホラー映画に向いているかもしれません。

ーー劇中のように、ヒッチハイクせざるを得ない状況に追い込まれたら、どうしますか?



大倉さん とにかく歩きます。子どもの頃から、両親に「知らない人の車には乗るな」と教えられてきました。見知らぬ方の車に乗るのは絶対無理ですし、ヒッチハイクもしません。そもそも、携帯の電波が届かないような場所には行かないようにします。

ーー大倉さん演じる山崎健は、過保護な親にウンザリしている男の子です。



大倉さん 僕は、両親から愛情をいっぱいに育ててもらいました。その感謝の気持ちを逆転して演じるところは難しかったです。僕は思い込みながら演じるタイプなので、「ウザイウザイウザイ、怖い怖い怖い」と自分に言い聞かせたり、台本に役の特徴を事細かに書き込んで、しっかり頭に入れて演じました。

ーー完成した本編をご覧になって、いかがでしたか?



大倉さん 自分が出ていない、どう撮影したか分からないシーンもあったので、怖かったです。自分の演技に関しては、これまでの作品で演じたことがなかった、逃げる時の独り言が難しかったなと思いました。もっとこう演じたら、違う言い方ができたかもしれないと考えるところもありました。

ーー同世代の方々も多い現場だったと思います。空き時間にはどのようなお話をされましたか?



大倉さん 僕らの世代と川﨑さんの世代の方々と、『仮面ライダー』やポケモンのキャラクター、いま流行っていることなどについて「知っている、知らない」で盛り上がりました。ちなみに、僕は『仮面ライダー電王』の世代でした。平野くんと年齢差が2つでも、いろんなところに違いがあって面白かったです。

ーー主演として、演技の先輩方でお手本にした方はいらっしゃいますか?



大倉さん 僕は菅田将暉さんが大好きなんです。菅田さんの出演作のメイキング映像を観たとき、クランクアップのときに握手されていたので、僕も握手してみようかなと思いました。

とはいえ、僕は歴がないので恐縮しつつ、腰を低くして握手をしました(笑)。そのとき、僕より先にクランクアップされた川崎さんから「良いお芝居をしているから、自信を持ってクランクアップまで頑張って」と激励されて。その言葉に勇気づけられました。

『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON5』と『黙秘犯』で共演した小泉孝太郎さんからは、明るさと素敵な笑顔、周りへの接し方を学びました。作られたものではなく、にじみでるものがあって、とても素敵だなと思いました。

ーー映画のお話に戻りますが、この結末は予想できましたか?



大倉さん 予想できませんでした。ショックな結末でした…。

ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。



大倉さん 点と点がつながり、線となる作品です。僕ら演者たちのささいな演技やしぐさを見逃さずに観て、怖がっていただきたいです。ぜひ劇場へ足を運んでくださると嬉しいです。

インタビューのこぼれ話

「ホラー映画だから撮影前にお祓いしなさい」とご両親に言われた大倉さん。「コンビニで、瓶入りの食塩を買いました。撮影中は常にバッグに入れていたのですが、撮影後にそのことを両親に話したら、それではダメだと言われ、一緒に神社へお参りに行きました。もともと鈍感で霊感もないので、怖い体験をしたことはありません」(大倉さん)。観目麗しい大倉さんですが、実は天然キャラ!?

Information

映画『ヒッチハイク』
7/7(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほかにて全国公開
出演:大倉空人、中村守里、平野宏周、高鶴桃羽
速水今日子、結城さと花、結城こと乃、保田泰志 / 細田善彦 / 川﨑麻世
監督:山田雅史
脚本:宮本武史
製作:BBB/ニューセレクト
配給・宣伝:アルバトロス・フィルム
2023 年/日本映画/日本語/74 分/シネスコ/PG12
©2023「ヒッチハイク」パートナーズ

写真・安田光優 文・田嶋真理  スタイリスト・TAKURO ヘアメイク・Takuya Masuzawa

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