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新しい学校のリーダーズ「4人にしかできないヤバさ、面白さ、楽しさを追求し続けてきた」

ananweb / 2023年8月23日 20時0分

新しい学校のリーダーズ「4人にしかできないヤバさ、面白さ、楽しさを追求し続けてきた」

「オトナブルー」「Suki Lie」など、歌とダンスの独特の中毒性で今年人気に火がつき、歌番組だけでなく各所でひっぱりだこの「新しい学校のリーダーズ」が登場! すでに世界デビューを果たし、今年はアメリカをはじめ各国のフェスからオファーが殺到中。ブレイクの裏で、4人が追求し続けてきたこだわりや今後の展望についてお話を聞きました。

新しい学校のリーダーズ



はみ出す個性で世界でも人気! ハマる人多数の中毒性ダンス。
米音楽レーベル「88rising」と契約し、2021年に世界デビュー。レーベル主催のフェスの出演を通じて海外ファンを獲得、今年タイムズスクエアに巨大広告が登場したことも話題に。その熱狂は日本へと逆輸入。TikTokがヒットの導火線となる令和の音楽シーンで「オトナブルー」の首振りダンスが大ヒットし、TikTokでの総再生回数は脅威の31億回を突破。歌謡曲×ハイレベルダンスの斬新なパフォーマンスは、Z世代の注目を集めている。



――「TikTok上半期トレンド大賞2023」で、「オトナブルー」が大賞を受賞するなど、大注目の「新しい学校のリーダーズ」。世間の盛り上がりを4人はどう感じているのだろう。



MIZYU:バズっているのはわかってるけど、あまり実感が湧いてないというか…。



RIN:「オトナブルー」は3~4年前にリリースした曲で、それを今、皆さんからNOWな曲として知られることも含めて不思議な感じはしますね。



SUZUKA:結成して8年、私たちはずっと“面白いことをやりたい”という思いでやってきて。それを皆さんにどう伝えていこうかと、SNSで発信したり、仕掛けてきた結果、やっとアンサーが返ってきた感じなのかなと思いますね。



KANON:今までSNSで、パフォーマンスはもちろん、ちょっとふざけた面など、いろんな姿をたくさん残してきて、掘れば掘るほど出てくる。それを見て、さらに興味を持ってくれる人もいるのかなと思います。



SUZUKA:この4人にしかできないヤバさ、面白さ、楽しさを追求し続けてきて、それを純粋に面白がって受け取ってもらえるのは嬉しいですね。



――振付はすべて自分たちで考案し、ブレることなく、面白いと思うものを表現してきた4人。そもそも、セーラー服でのパフォーマンスや組体操風の決めポーズなど、どんな経緯で誕生したのか気になるところ。



RIN:まず、ダイナミックに見せたいというのがあって。規模が大きな会場であれば、いろんな演出や特効を使えるけど、そうじゃないと自分たちの体で表現するしかないから。「最終人類」という曲でのブリッジや、SUZUKAを持ち上げる振付も、「持ち上げてみる?」って、自然と出てきて(笑)。



MIZYU:曲のパワーに引っ張られて振付をイメージすると、抽象的な言葉ばかり出てくる。



SUZUKA:持ち上げる動きは「ジーザスな感じ」とか。



KANON:でも、4人のなかではそれで通じ合えるんだよね。



MIZYU:本当にこの4人じゃないとできないなって思う。衣装の制服に関しては、同じ服を着ていてもこんなに個性が出るよ、というのを体現したくて。結果、個の強さを出せているんじゃないかなと思います。



――大バズりした「オトナブルー」をはじめ、歌謡曲×ダンスの融合も彼女たちの専売特許。



MIZYU:リーダーズと歌謡曲ってすごく相性がいいんだと思います。まず、SUZUKAの声が昭和歌謡にピッタリだし。



SUZUKA:常にギャップの組み合わせを楽しんでいるのが私たちで。セーラー服を着た女の子が激しく踊ったり、常に新たな掛け算を楽しんでいる。そのうちの一つが歌謡曲だった。



KANON:初めて挑戦した「毒花」のときはどんな振付が合うのか、とまどったけどね。



RIN:それまではダンスミュージックみたいなものしかやったことがなかったから。



KANON:ジャズとかヒップホップとか、ジャンルに囚われていたらできなかった。



SUZUKA:コンテンポラリーに近い感じではあるけど、概念に囚われず、自由自在にジャンルを全部飛び越えて、全部を纏って、その曲にしかないジャンルを作るような感覚なのかも。



KANON:今ではいろんなギャップの見せ方に気づいて、楽しめるようになりましたね。



――こだわり抜いて作った振付を、ライブの公演ごとに変えてしまうというのも驚き!



RIN:ずっと同じだと自分たちが飽きちゃうんだよね(笑)。



MIZYU:新しいものに変えて、ファンの人に悲しがられることもたまにあるけど(笑)。



RIN:例えば、初めてのお客さんが多いようなライブ会場だったら、既存の振付をただ踊るのではなく、一緒にノって楽しめるように、手を上げる振りにするとか、一体感を大事にするために変えることもあるし。



KANON:あとはやっぱり4人が楽しく、気持ちよくライブできるのが一番だから。



SUZUKA:嘘とか偽りとか我慢みたいなものが嫌いなグループなんです(笑)。



MIZYU:こだわり強いしね。



――自分たちのスタイルにこだわり、貫く姿勢がカッコいい。でも、貫き続けることは言うほど簡単なことではないのでは?



RIN:そこは4人いるというのが強みでもあって。たとえ、何か否定的なことを言われたとしても、自分たちが大事にしたいものを4人で確認し合うことができて、「どう? これが私たちだよ」と堂々と言える自信みたいなものはあると思います。



KANON:たしかに一人だったら揺らいでしまうかもね。



MIZYU:長年、共にいるからこそ、例えば、何か決断しなきゃいけないとき、1対3で意見が分かれてしまっても「この3人が言ってるなら」と理解できたりもするんですよね。



――2021年の世界デビュー以降、海外でも精力的にライブを行い、日本とは違う盛り上がり方も感じているよう。



KANON:お腹を殴るフリとか、SUZUKAを持ち上げるようなダイナミックな動きを見ると、わかりやすく「ワーオ!」って盛り上がってくれるよね。



RIN:オーマイガーとか、言葉を発する人が多いかも。それで周りに煙たがられようと楽しんだもん勝ち、みたいな。



KANON:お客さん自身も表現してるみたいな感じで、お互い、刺激し合ってる感じがする。



SUZUKA:あれだけ盛り上がってくれると、こっちもアドレナリンがドバッと分泌される。



MIZYU:曲でいうと、「NAINAINAI」とかウケるよね。日本語で歌ってくれたり。



RIN:世界デビュー曲だし。



KANON:SNSの影響もあると思うけど、「オトナブルー」も盛り上がるよね。



――10月には初のアリーナワンマンライブも開催。今後の夢や描く未来予想図は?



SUZUKA:4人にしかできないエンターテインメントを突き詰め続けて、世界を巻き込んでいけたらええんちゃうかなっていうのが目標ですね。



KANON:今まで私たちが楽しいと思ってやってきたことを、今、受け入れてもらえている。だから今後も4人が笑顔で楽しくやれればいいなと思いますね。



RIN:最近知ってくれた人も、前から応援してくれてる人にも、「新しい学校のリーダーズ最高だ!」と言ってもらえるようなものを作り続けていきたいです。



MIZYU:あと、私たちは自称“青春日本代表”なので、日本武道館でライブがしたい。



3人:やりたいねー!!



MIZYU:靴下のうしろにもあるんですけど、青丸を掲げているので、(武道館の)国旗を青丸にしたいという願望も(笑)。



SUZUKA:素晴らしい光景やん。うまいこと場所を変えて、掲げちゃいますか?(笑)

2015年結成の4人組ダンス&ボーカルユニット。パワフルなダンスを武器に人気を博し、海外では「ATARASHII GAKKO!」名義で活動。最新EPのリード曲「マ人間」は、ドラマ『警部補ダイマジン』のオープニングテーマに。

写真上から時計まわりに、
すずか 2001年11月29日生まれ、大阪府出身。関西弁×丸メガネがトレードマーク。ハスキー&パワフルな歌声でリードボーカルを務めることが多く、MCでの仕切りも担当。ユーモラスな言動が光る愛されキャラ。

りん 2001年9月11日生まれ、埼玉県出身。デビュー前には様々なダンスコンテストで入賞を果たすなど、圧倒的なダンススキルでパフォーマンスを牽引。オシャレ感度が高く、刈り上げヘアなど奇抜な見た目も特徴的。

みぢゅ 1998年12月22日生まれ、東京都出身。最年長メンバーであり、リーダー的存在。デビュー以来、一貫しているふたつ縛りヘアがトレードマークで、髪の毛を使ったダンスパフォーマンスにも注目。

かのん 2002年1月18日生まれ、群馬県出身。ストレートのロングヘア×クールビューティなビジュアルが目を惹く。滑らかなターンなど、クラシック系ダンスが得意で、長い黒髪を振り乱して力強く踊る姿も印象的。

※『anan』2023年8月30日号より。写真・矢吹健巳(W) ヘア&メイク・鍵山あきこ 取材、文・関川直子

(by anan編集部)

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