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「地雷を見分けるには…?」マッチングアプリの「出会いを成功させる方法」5つ

ananweb / 2023年12月14日 20時10分

「地雷を見分けるには…?」マッチングアプリの「出会いを成功させる方法」5つ

「この前、マッチングアプリでめっちゃ酷い人に会った」そんな愚痴が、時々筆者の耳には入ってきます。「あそこにはマトモな人がいないのか?」「全然好きになれる人がいない」など、婚活アプリで失敗続きの女性は一定数います。そんな疲れた女性に向け、今回は会う前に“地雷”を見抜く5つのポイントをご紹介します。

会ったらヤバかった…ネット婚活で地雷を引かないポイント

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 245

婚活の最初の一歩として、多くの人が利用しているのがマッチングアプリだと思います。今や20代30代の多くが利用しているこのサービスですが、いざ会ってみたらとんでもない相手だった…なんて経験をしたことはないでしょうか。

いわゆる“地雷”に当たってしまった女性は多くいるものですが、こうした失敗はできれば避けたいところです。今回はこのアプリやネット上で遭遇する“地雷”な出会いを、事前に回避する方法を5つ解説します。

ネット婚活における地雷との遭遇はなぜ起きるのか

ネット婚活をしていると、普段なら断る人を受け入れてしまったり、「会ったら違うかも」なんて期待を寄せたりして、結果失敗するといったことがよくあります。
こうした判断の誤りはなぜ起きるのかというと、まだ会っていないという事実が、相手に過度な期待を抱かせることが原因です。

でも、会って顔を見て声を聞かなくても、本来人はその人の良さや悪さを、文面や写真からある程度キャッチしています。このキャッチしている感覚をスルーしてしまうから、出会いにおける失敗を繰り返してしまうのです。

失敗した! そんな出会いを避ける5つのコツ

「まだ会ってないから」その事実が、相手に変な期待を抱かせる。これを知るだけで、いわゆる失敗だなと感じる出会いの多くは回避することができます。しかし、それ以外にも具体的に「ここに気をつけると、出会いの失敗が減る」ポイントがあります。今回は5つご紹介します。



なんとなくの違和感は無視しない

マッチ後にやり取りをしていると、「あれ?」「なんか…」と、断るほどではないけれど、相手に違和感を抱くことはないでしょうか。例えばちょっとだけ上から目線が強いとか。決めつけがちょっと激しそうだなとか。使う言葉が乱暴だなとか。
会う前に感じるこうした違和感は、ほとんどの場合「やっぱり違った」という判断に繋がることが多いです。なぜなら、会っていない希薄な関係のときですら覚える違和感は、会って親しくなったら、ほぼ確実に別のタイミングでさらに大きな違和感としてあなたに伝わるからです。

ここで「でもまだ会ってないし」とか「自分の勘違いかもしれないし」などと無視をしないことが大事です。
違和感を確認するためにあえてデートしてみようと思う人を除き、会う前のちょっとした違和感はだいたいあなたにとって失敗の出会いになるでしょう。



メッセージのやり取りをある程度深く行う

マッチングアプリでの出会いを効率的に行うために、メッセージのやり取りをほぼせずに、とりあえず会ってみる人が一定数います。この方法自体は否定しませんが、やり取りをせず会えば会っただけ、失敗と感じる出会いは増えることを覚えておきましょう。

なぜなら、マッチングアプリの出会いの多くは、事前情報を上回る良さが発揮されることよりも、事前情報がそのままの出会いであることの方が多いからです。

つまり、事前情報(プロフィール文やプロフィール写真)でよっぽど相手に惹かれていない限り、やり取りをせずに話がまとまる人全員と会うということは、それだけ“ハズレ”を引く確率を高めていることに他なりません。

もちろんこのハズレとは、あなたが惹かれないという意味であって、相手が悪いという意味ではありません。マッチングアプリの目的は、たった一人の本当に合う相手と出会うことです。そのための労力を惜しみ、とりあえず会う人を増やすというこの方法は、愚策と言ってもいいでしょう。



ときめく要素が1つもない人とは会わない

事前にやり取りをしていて、「この人と会ってみたいな」「会ったらこんな話をしてみたいな」みたいな会う楽しみはあるでしょうか。もしそうしたときめく要素が1つも無いなら、その相手とはデートしてもあまり意味がないかもしれません。

意外に思われる方も多いですが、会ったら評価が180度変わるようないい出会いというのは、かなり稀です。これは人に限らず、物件探しとか会社探しとかも同じです。もちろん実際にモノを目にすることで、評価がいい意味で変わることはあります。でも、事前に興味関心が湧かない場合は、大体ときめきにも繋がらないことが多いです。

なんとなく「会ってみないとわからないし」と自分の感覚を濁して進んでしまう女性が多いですが、会ったらどういう意外性があると思うのか、もう少し具体的に想像してみましょう。一旦のゴールを「会うこと」から「ときめく人と会うこと」に変え、きちんと相手を見て、お互い判断することが大切です。



出来るなら短時間でも通話をしておく

失敗を避けるために可能ならやってほしいことが1つあります。それは、事前に5分でもいいから電話で話すことです。
通話をすると、声のトーンや話し方、あなたへの興味関心の温度など、何となく分かる情報が増えます。電話をして「なんか違うな」と感じたら、それはかなり高い確率で合わない可能性があります。

また、「電話したい」と提案したときのリアクション次第で、相手のあなたに対する本気度も読み取ることができます。億劫がるようなら、たくさんの相手のうちの1人として、向こうも大して興味を抱いていないかもしれません。ちょっと勇気がいるかもしれませんが、電話という一歩踏み込んだ事前のやり取りをお願いしてみることはオススメです。



初回をランチデートにする

初回のデートの多くは、夜のご飯デートやカフェデートだと思います。緊張するからお酒をたしなみつつ距離を縮めるとか、相性をまず確かめるために仕事終わりにお茶をして、良さそうならご飯にといった流れを取ることが多いでしょう。

夜デートの難点は、拘束時間が長く、ヤリモク(セックスなどの遊び目的)の男性と見分けがつかないことが挙げられます。
こうした地雷を避けるためにオススメなのが、デートは土日のランチデートor昼間のカフェデートに限定する方法です。まず、昼間の待ち合わせにすることで、ヤリモク男性を避けることがある程度できます(彼らはいい雰囲気になったら、そのままお泊りやホテルに誘うため、昼間では成立しにくいです)。

また昼間のデートであれば、お酒が入ることが少ないため、あなた自身が勢いに流され、判断を誤ることも少なくなります。最初からご飯を楽しみたいなら夜デートもいいですが、そうではなくちゃんと相性を見極めたいなら、ランチデートはおすすめです。

ここまで、地雷(失敗)の出会いを回避する5つのポイントを紹介しました。
ネット上での出会いを見極めるためには、ある程度の慣れも必要です。しかしポイントを知らずに出会いだけ増やしても、結局「いい人と全然出会えない」という精神的なダメージのみが残ります。今回の話を参考に、ぜひムダな出会いを繰り返さないようにしましょう。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

©yj/Adobe Stock

文・おおしまりえ

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