「サレ妻から強烈な復讐を受けて完全に心が折れました」閉店を余儀なくされた30歳ネイリストが迎えた「凄まじい顛末」【後編】
ananweb / 2023年12月22日 21時25分
三十代になったことを機に自分のお店を持ったネイリストの杏奈さん(仮名・30歳)。初めて来たお客さま(皐さん・仮名・29歳)の話す夫(正也さん・仮名・31歳)の愛妻家ぶりに強い興味が湧き、正也さんがお店の隣のジムにトレーナーとして勤務していると知るやいなや、すぐに入会。マンツーマン指導を受けて彼との距離を縮めやがて不倫関係に。しかし、ある日突然杏奈さんは正也さんにあっさり捨てられてしまいます。
厳しい表情でさよならを告げる正也さんを見て、別れを受け入れるしかなかった杏奈さん。しかし、彼を愛していたというより、その人柄に関心があっただけなので気持ちを割り切るのにそう時間はかからなかったのだとか。
不倫相手と別れた後にサレ妻から強い抗議を受けて…
「正也さんと不倫していたものの、私は結婚願望がなかったので彼の家庭を壊すつもりはまったくありませんでした。そのため、不倫関係が終わってもすぐに気持ちを切り換えることができて。
でも、衝撃的な出来事が起きて奈落の底に突き落とされることに。ある朝、お店の玄関先に彼の妻である皐さんが作った愛妻弁当が置いてあったのです。
もう正也さんとは別れたのに…と疑問に思いつつも中を開けると、お弁当箱には皐さんからの手紙が一通入っていました」
あまりの恐ろしさに封を切る杏奈さんの手は震えたと言います。
「案の定、そこには怒りの言葉がたくさん書いてありました。夫から週末デートに誘われなくなった皐さんは、怪しいと思い探偵を雇ったのだとか。
それで証拠を掴み、私と正也さんの不倫を知ることになった様子。『愛妻家の夫が羨ましいからって横取りするなんてひどすぎる』と彼女は強く抗議したうえで『でも、夫はあなたでなく私を選んだのよ!』『私たち離婚しないから』と文面で主張してきて。
最後は『これで復讐が終わったと思わないでね』という言葉で締めくくられていました」
こんな手紙を受け取ることになったのも自業自得だと痛感した杏奈さん。すっかり気が滅入ってしまったので、憂さ晴らしをするためジムへ行ったそう。
サレ妻の怒りは収まらず…その時彼女が下した強烈な制裁とは…?
「ジムの廊下に人だかりができていました。不思議に思い近くの掲示板を見るとそこにはある張り紙が…。
『スイミング教室中止のお知らせ』とあり『担当の正也先生の退職のため』と理由が書いてあったのです。彼は皐さんから違うジムに勤めるよう言われたのだと確信。
次の瞬間、みんなの視線が私に集まって…よくよく張り紙を見返すと赤い字で『ジムの隣でお店をやっている杏奈さんとの不倫が原因です』と書き足されていて。人ごみの中に皐さんの姿があり、これは彼女の仕業だとすぐに勘づきました」
大半がジム関係のお客さまだったので、不倫の事実が知れ渡るとお店に人が訪れなくなったのだとか。
「ある日『今から行ってもいいですか?』と一本の電話がお店にかかってきました。予約もなかったので『いいですよ』と答えたものの、お客さまの名前を聞き忘れてしまって。
私が気を揉んでいるとそこへ現れたのは元不倫相手の妻の皐さん。驚きのあまり何も言えないでいると、彼女は『確認してほしいものがある』と切り出したんです。
探偵が集めた不倫の証拠を一つ一つ見せられて、すべて事実だと認めると慰謝料を請求されることに。さすがにここまで追いつめられると私の心も完全に折れました」
さらに皐さんは「あなたの実家にも不倫の証拠を送った」と言ったそう。その結果、杏奈さんは完全に逃げ場を失ってしまいます。
「あれからというもの、お店は開店休業状態になってしまいました。しかも、毎日皐さんがやって来ては『今日も誰もいないのね…不倫したつけが回ってきたのよ』と捨て台詞を吐くのです。
お店をやっている限り、こんな風に彼女の復讐は続くのでしょう。これに耐えかねて私はお店をたたむことに…。
でも、慰謝料を支払わねばならないのに職を失って、実家も頼れず。私は一体これからどうすればいいのでしょうか」
愛妻家に関心を持ったがゆえに不倫に走ってしまった杏奈さん。軽い気持ちで相手の妻を傷つけたのだから、人生が立ち行かなくなってもすべて背負って生きていくしかありません。
何事にも越えてはいけない一線があると覚えておきましょう。
©takahiro/Adobe
文・菜花明芽
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
不倫相手に「好意を持っていた」と夫に言われたら…サレ妻と愛人がそれぞれの立場で感じること
オールアバウト / 2024年11月24日 22時5分
-
「夫がゲスすぎ!」 色々アウトだけど盛り上がっちゃう「復讐モノ」実写化ドラマ
マグミクス / 2024年11月19日 20時20分
-
ほとんど「闇スカウト」。元夫が若い女性を「愛人沼」に沈めるテクがエグかった
OTONA SALONE / 2024年11月8日 22時1分
-
「離婚してほしい」と夫から突然の三行半。水面下で10年以上続いていた「エコ不倫」とは
OTONA SALONE / 2024年11月1日 21時31分
-
1歳のわが子が遊んでいたおもちゃから「不倫の証拠」が見つかった! しかも、芋づる式に次々発覚。いったい何人でてくる!?
OTONA SALONE / 2024年11月1日 21時30分
ランキング
-
1プロ野球の観客動員が過去最多でも「球団格差」 コロナ前と比べて観客が増えた球団・減った球団
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 9時10分
-
2健康を保つための「食べ物」や「食べ方」はありますか?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月29日 13時20分
-
312月から移行される「マイナ保険証」5つのメリットと4つの注意点をFPが解説
MONEYPLUS / 2024年11月29日 7時30分
-
4「命に別条はない」の本当の意味、わかりますか? 意識はある?ない?ニュースでよく聞く言葉の裏側
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 10時30分
-
5岸田前首相が石破首相に口出しSNS《おまいう》…政権ブン投げ時「一兵卒」宣言が早くも親分気取り
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月29日 14時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください