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不倫相手から着信拒否されていました… パパ活相手と不倫した30代女性の「悲惨な末路」【後編】

ananweb / 2024年3月3日 20時45分

不倫相手から着信拒否されていました… パパ活相手と不倫した30代女性の「悲惨な末路」【後編】

婚活などの資金を手に入れるために、パパ活を始めたという30代会社員の春美さん(仮名)。しかし一度ホテルへ行ったことをきっかけに、パパ活相手の男性に本気になってしまい、不倫関係へと落ちてしまったそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、安易な行動によって地獄の展開を迎えた女性のエピソードをお届けします。

「お金の関係は虚しいからもう渡さない」と彼に言われ…

パパ活相手だった山内さん(仮名)と不倫をスタートさせて2か月ほど経ったときに、春美さんは山内さんから「僕たちは恋愛をしているのに、お金の関係が続くのは虚しいから、もうお金は渡さない」と宣言をされたそう。春美さんも、お金のやり取りをすると生々しい雰囲気になることが気になっていたので、山内さんの申し出を二つ返事で了承したそうです。

「パパ活感がなくなって、普通の恋人関係で付き合えるようになるから、そのときの私は山内さんからの申し出がむしろ嬉しかったんです。今思えば、お金を渡さずにホテルに行けるので、山内さんにとってはメリットしかなかったんでしょうけど…。当時の私は山内さんに夢中だったので、彼の真意を疑うこともなく、なんでも彼の言う通りにしていました」

妻に不倫がバレて慰謝料を支払うことに

不倫ではあるものの、純粋な恋人同士のように金銭が絡まない関係になって3か月ほど過ぎたときに、事態は急展開を迎えます。春美さんのもとに、山内さんの妻を名乗る女性からSNSのダイレクトメッセージが届いたのです。

「山内さんの妻だという女性から、“不倫の証拠を押さえている。すぐに夫とは別れてほしい。慰謝料もきっちり請求する”といった内容のメッセージがきたんです。私が不倫をしていることは友だちにすら話していなかったから、山内さんが何かヘマをしてバレたんだな…って思いました。
すぐに山内さんに電話をしてみたのですが、なんと着信拒否になっていて、何度かけても繋がらなくて…。そのとき初めて、私は『これはヤバい』と気づいたんです」

SNSのDMを無視していると、その後も何度か山内さんの妻からDMが届いていたそう。それも無視をし続けたら、そのうちに届かなくなったとのこと。しかしその後、山内さんの妻から自宅に内容証明郵便が届き、そこには不倫の慰謝料を請求する旨が書かれていたそうです。

「自宅の住所まで知られてしまった以上、もう逃げられないと思いました。妻を名乗る女性からDMが届いて以降、山内さんはお別れも言わずに私のもとから去ったまま。内容証明が届いたときも誰にも相談できませんでしたね。ジタバタしても仕方ないので、慰謝料を払って終わらせるしかないんだなと諦めました」

春美さんは借金をして妻から請求された額を支払い、山内さんとは結局、一度も連絡がつかないままで関係は終わったそうです。

「払った慰謝料は、山内さんからパパ活で受け取っていたお金と比較にならないほど何倍もの額です。パパ活で儲けたつもりでいたけれど、借金をして慰謝料を支払った今は、むしろマイナス。恋愛もパパ活も順調に進めて、パパ活で得たお金で婚活を成就させるはずだったのに……まったく想定外の結末になってしまいました。
今はまず借金を返済しないといけないので、恋愛や婚活どころではありません。あのとき、パパ活に手を出すべきではなかったし、山内さんからホテルに誘われたときにも断るべきでした。いろんなことを安易に考えていたせいで、取り返しのつかないことになってしまったと反省しています」

どんな経緯で出会った相手でも、不倫関係になってしまえば、妻から慰謝料を請求されることも。安易な考えで関係を続けてしまうと、それだけドロドロの結末を迎えるリスクも高まるでしょう。 

©Monet/Adobe Stock ©one/Adobe Stock

文・並木まき

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