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夫が自ら社内不倫を暴露… 30代妻が驚愕した「暴走した愛妻家の懺悔」【後編】

ananweb / 2024年3月27日 21時15分

夫が自ら社内不倫を暴露… 30代妻が驚愕した「暴走した愛妻家の懺悔」【後編】

千穂さん(仮名・32歳)の夫の久志さん(仮名)は、SNSに頻繁に夫婦のツーショットをアップするほどの愛妻家。千穂さんのSNSにも、「自分を登場させて欲しい」とお願いしてくるほどだったそうです。しかし、ある日の久志さんのSNSに投稿された写真で不倫疑惑が浮上。その後、夫のLINEを覗いた際に、女性との怪しいやり取りを見つけてしまったと言います。その後、状況はどうなっていったのでしょう。

不倫相手の正体が発覚

「久志の不倫を疑うようにはなったものの、本人の行動にあまり変化はありませんでした。相変わらず、夫婦の写真をSNSにあげて、愛妻家ぶりを発揮していました。
そんな中、再び久志のLINEを覗くチャンスが訪れました。前回はザッと眺めるだけで終わってしまったため、今回はその反省を活かして、見るよりもカメラにおさめることを重視。撮った写真をあとで確認した際に、やはりある女性と親密な関係にあることが分かりました。相手は、予想していた通り疑っていた女性。久志と同じ職場で働く同僚のようでした」

夫が不倫に走った理由

「LINEの内容は、職場以外で個人的に会う約束をしているものもあり、不倫はほぼ確定だと思いました。ついに入手した証拠を久志に突き付けたところ、必死に言い訳をしてくると思ったのですが…案外すんなり受け入れたのです。“申し訳ない”と平身低頭して謝ってきました。
ただ、“お前が俺のことを愛しているか不安だったから”と言うのです。“SNSに写真をアップするようお願いしても拒まれた”などの理由をあげてきました。そういった不安や不満を不倫相手に打ち明けるうちに距離が縮まり、関係を持ってしまったと…」

夫が更新したSNSには…

「私からの愛が足りないから不倫しただなんて、当然納得はできません。私は怒りというよりは呆れ果て、“離婚だね”と何気なく伝えました。久志は、“それだけはイヤだ”と必死に謝ってきましたが、私はすぐには受け入れませんでした。すると、久志が驚きの行動に出たのです。
数日後、夫がSNSを更新。覗いてみると、『懺悔』というタイトルで投稿がありました。そこには自分のおかした過ちである不倫について書かれていたのです。不倫の経緯についての詳細が記され、後悔と謝罪の思いが添えられていました。なんてことをしているのだと、すぐに久志に連絡を入れました」

夫の暴露で社内は大騒ぎに

「久志に連絡をして、“いろんな人に迷惑がかかるから”と伝え、早急に削除するよう要請。すぐに投稿は消されたものの、すでに手遅れ。すでにいろんな人の目に留まってしまっていました。久志の勤務先にも不倫の事実が広まり、相手が同僚の女性社員だったこともあって社内は大騒ぎだったそう。二人ともただでは済まされない状況となりました。結果、二人は別々の勤務地に異動。久志は、特に家から離れた遠い地域に配置転換されてしまいました。
一方、私たちの夫婦関係はと言うと、少しずつでも関係を修復していこうという話になりました。久志が私を愛しているのは確かなので、離婚はひとまず思い止まることにしたのです。
ただ、SNSの投稿により不倫が晒されたことで、周囲との人間関係がぎこちなくなりましたね。変に気を遣ったり遣われたり、生活に息苦しさを感じるようになって…。そこで、住んでいる場所を離れ、久志の勤務地の近くに引っ越すことにしました。今は、新たな地で夫と共に人間関係の再構築をしている最中です」

“愛妻家の夫に不倫された妻の告白”をご紹介しました。
妻を愛するがゆえに夫が不倫に走ったというケースではありますが、言い訳にしかすぎません。不倫は罪であり、償わなければならないもの。それを傍で見届ける妻も、相当な覚悟が必要となりそうです。
©buritora/Adobe Stock ©nfuru/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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