サレ妻とその母の息もつかせぬ復讐ですべてを失いました…38歳助産師の不倫妻が辿った「凄まじい現実」【後編】
ananweb / 2024年4月20日 18時50分
病院に勤めている助産師の沙和さん(仮名・38歳)。結婚当初から子どもを望んでいたものの結局授からず。その影響で夫(哲也さん・仮名・40歳)との関係も冷めていくばかり。そんな時、病院に通院する患者さん(芹花さん・仮名・25歳)の夫(晴人さん・仮名・26歳)に一目惚れしてしまって。沙和さんからのアプローチで、二人はやがて不倫関係に。しかし、ある日突然彼に別れを告げられてしまいます。
突然不倫相手に捨てられてしまった沙和さん。夫婦仲は冷めきっていたけれど、夫に不倫がバレていなかったので、とりあえず元の生活に戻ることにしたのだとか。
職場は大混乱…騒ぎを起こしていた意外な人物とは…?
「翌朝、職場は大騒ぎになっていました。とある女性(敏子さん・仮名・51歳)が『こちらで娘が出産したら、助産師に夫を略奪されたのよ』と先生に怒鳴り散らしていて。
ふと目が合うと『どう責任を取るつもり!』と私に迫り来る女性…それはよく見ると元不倫相手の妻の母だったのです。さらに『娘の出産に立ち会っていたのに、その夫とよく不倫なんてできたわね』と怒り心頭。
敏子さんは偶然私たちのデートを目撃した様子で…それをスマホで撮影して、証拠写真を片手に私の職場に乗り込んでいました」
沙和さんは急に不倫相手が別れを告げてきたのは、敏子さんに不倫がバレて、家庭に戻るよう説得されたのだと悟ったそう。
「敏子さんが職場にやって来たことで、先生や同僚に不倫がバレてしまいました。その場で、先生に『君はもうここに来る資格はない』『患者さんの夫と不倫なんかして…病院の信用問題にかかわる』と叱責されて。
職場に居づらくなった私は、そのまま退職することに。でも、理由が理由なので、すぐにこの事実を夫に言い出せずにいました」
帰宅するとリビングにある親子が座っていて…驚きのその正体とは…?
「ある週末私は一人で買い物へ出かけました。帰宅すると、ある親子がリビングに座っており『君の知り合いだろう』と夫が話しかけてきて。
そのタイミングで女性は『沙和さんが夫に「何かあったら個人的に相談にのります」とメモを手渡していたそうで…子育ての悩みを聞いてほしくて家に来ちゃいました』とニヤリ。
なんと彼女は息子を連れた芹花さんだったのです。私と晴人さんが不倫していると母に聞かされ、自ら家に乗り込んできた様子。
芹花さんは私が彼に手渡したメモを持参しており、それを見た夫が『沙和が相手を誘惑した証拠だな』と冷たく言い放ちました」
悪い流れはさらに大きな波となって沙和さんに襲いかかります。
「続けて芹花さんは『すぐにでも夫と離婚して、晴人さんと再婚しうちの息子を我が子として育てたいと言っていたそうじゃないですか』とダメ押ししました。ああもう何もかも終わりだ…と思った瞬間、彼女のスマホが鳴り出して。
スマホの画面を見ると『ちょうど迎えが来ました』と言って芹花さんは玄関へ。そこに姿を現したのが彼女の母の敏子さん…うちの夫に『これが不倫の証拠写真です』と言ってスマホを見せたのです。
その後、怒り狂った夫に離婚を言い渡されました」
時を同じくして、沙和さんは体調を崩してしまったのだとか。
「不倫がバレたこともあり、最初はストレスからくるものだと思っていました。でも、ひどい吐き気は一向に収まらず病院へ行くことに。
診察の結果、私は妊娠していて…元夫とはセックスレスだったので晴人さんの子どもに違いありません。彼と別れている以上、私一人で育てるしかないと決意。
夫に慰謝料を請求されているのですが、身重の体で働くことは難しくて。実家を頼ろうにも、元不倫相手の子を妊娠したなんて両親に言えるはずもないので帰ることもできず…。
落ち着いたら両親には、哲也さんと離婚したとは伝えるつもりです。貯金を切り崩しアパートに住んでいますが、出産費用は高額なのでお金がどこまでもつか不安でたまりません」
不貞を働いたことが原因で何もかも失った沙和さん。相手の家庭を壊すようなことをしたのだから、巡り巡って悪いことばかり起きても当然の報いと言えるのではないでしょうか。
一時の感情で、むやみに不倫に走らないようにしましょう。
©aijiro/Adobe
文・菜花明芽
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