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夫が生理的に受け付けない… 離婚するために不倫へ走った「30代妻の誤算」【前編】

ananweb / 2024年5月29日 20時45分

夫が生理的に受け付けない… 離婚するために不倫へ走った「30代妻の誤算」【前編】

結婚を控えて、憂鬱な気分になってしまう“マリッジブルー”という症状があります。玲香さん(仮名・31歳)も結婚が近づいてきたころにそういった精神状態に陥り、それが結婚後も続いていたそう。夫婦関係を揺るがす事態に発展してしまったという、当時の状況を詳しく伺いました。

大好きだった彼に浮気されて

「4年ほど前、夫の幸徳(仮名)と出会い結婚をしました。実はその少し前、私には付き合っている男性がいました。彼のことが大好きで、結婚したいと思うほど。しかし、彼の二股が発覚。私は絶望の底に沈みました。
そんなときに支えてくれたのが、幸徳でした。幸徳はとても優しい人で、どんな話にも付き合ってくれました。私がいかに不幸かという話を、ひと晩中聞いてくれたことも。そんな優しい幸徳と一緒にいれば、ずっと平穏な生活が送れるだろうと思うようになり、交際。自然と結婚へと話が進んでいきました」

結婚式をやめたいと思うように…

「結婚式の日取りが決まり、御両親や友人などにも会って挨拶をしました。みんないい人たちで、幸せになる予感しかしませんでした。ただ、私の心のなかに小さなしこりが…。式が近づいても、まったく楽しみにならないのです。憂鬱になり、むしろやめたいと思うほどに。
原因については、私はあえて考えないようにしていました。でも、それは明確。彼のことがまったくタイプではなかったのです。幸徳と出会ったとき、私は失恋で心が傷つき、優しさに飢えていただけ。時間が経ち傷が癒えてくると、もう幸徳の存在は必要なくなっていました。むしろ、どんどん彼のことが生理的に受け付けなくなってしまったのです…」

不倫相手との出会い

「それでも結婚はしましたが、もうそのころから夫婦の営みはなく、幸徳のほうから求めてくることもありません。部屋で一緒に過ごす時間が増えてくると、息が詰まる感覚がありましたね。イライラしてしまい、そんな自分にまたイライラとしてしまって…。
ちょうどそのころ、ある男性と知り合いました。3歳下の、彰人(仮名)です。彰人は、私のことを“見た目がすごくタイプ”と言ってくれていました。彰人は独身でしたが、私のことを本気で好きなようでした。私も、もしかしたら気分が晴れるかもしれない…と軽い気持ちで、関係を持ってしまったのです」

不倫相手の元へ行くことを止めない夫

「彰人と関係を持ち、これをキッカケに幸徳と別れられるかもしれない…というような考えが頭に浮かびました。幸徳が私たちの関係に気付き、激怒して、“別れよう”と言ってくるかもしれないと。そんな発想から、彰人とも不倫関係を続けていました。だから、隠すようなこともしませんでした。家でも頻繁に彰人とLINEを交換。帰りが遅くなることも多かったです。でも幸徳は何も言ってきません。
ある休日、彰人と会う約束をしていたため、準備を整え、幸徳に何も伝えず出かけようと玄関で靴に履き替えていました。すると、背後に幸徳の気配が。怒るに違いない…と思ったんですが、幸徳は、“気を付けてね”と言ってきたのです。そして、“戻って来てくれればそれでいいから”と…。その言葉を聞いて、胸がズキッと痛みました」

“離婚するために不倫した妻の告白”をご紹介しました。
不倫をきっかけに別れられるかと思いきや、夫に懐の深さを見せつけられてしまったという玲香さん。これで改心して関係が修復すればいいのですが、すでに手遅れの状態かもしれません。
©ponta1414/Adobe Stock ©paylessimages/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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