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ホームパーティが不倫の温床になっていました… 30代夫婦が後悔した「友人トラブルの結末」【後編】

ananweb / 2024年6月5日 21時15分

ホームパーティが不倫の温床になっていました… 30代夫婦が後悔した「友人トラブルの結末」【後編】

静香さん(仮名・33歳)と夫の直弘さん(仮名)は、「1番大事なものは友人」という同じ価値観を持つ夫婦。月に1~2回ホームパーティを開いていたそうです。あるとき互いの友人同士が恋愛に発展しそうになったものの上手くいかず、今後パーティにどちらを呼ぶかという話で揉めてしまったといいます。初めて夫婦間に溝が生じたという、その後の状況とは…。

ハイスペック男性の参加

「夫と軽く揉めはしましたが、やはりお互いに“友人が1番大事”という根本的な部分が同じなため、すぐに関係は修復しました。
その後もホームパーティを開催したのですが、あるとき、夫が最近知り合ったという男性を招きました。黒須さん(仮名)という方で、容姿が良く、帰国子女で英語が堪能、大手企業に勤務といういわゆるハイスペック男性でした。会話も上手で、すぐに場に馴染み、会を盛り上げてくれました」

新たなハイスペック男性の登場

「次のホームパーティの際、前回参加してくれた黒須さんが、友だちを連れてきてくれました。野崎さん(仮名)という、これまた同じタイプのハイスペック男性でした。そんな男性が二人もいると、会も華やぎます。二人ともコミュニケーション力が非常に高いため、会自体が彼らを中心に回っていました。いつもならば中心にいるはずの夫が、少し離れた場所から、ちょっとだけ寂しそうに眺めていましたね。
私は途中でトイレに立ったのですが、出たところで物陰から、“けっこう可愛い子がいるよな”という、男性の話し声が聞こえてきました」

良からぬ会話が聞こえ…

「陰になって見えませんが、声の主はハイスペック男性二人でした。“俺、あの子いっちゃおうかな”“じゃあ俺はあっちの子にするわ”と何やら良からぬ相談をしているよう…。でも、若い男性ならそんな話もするかと、あまり気には留めませんでした。
その男性二人は、それ以来パーティに顔を出すことはありませんでした。そして、2か月ほど経ったころです。ホームパーティに参加してくれていた私の女友だちから電話がかかってきました。彼女は結婚していて、軽く挨拶を交わしたあとで彼女の夫に電話を代わりました」

不倫を斡旋したような状況に…

「電話の向こうの夫は、低いトーンで、“野崎って人知ってますか?”と聞いてきました。一瞬戸惑いましたが、例のハイスペック男性の一人だと思い出しました。すると続けて、“うちの妻と不倫してるんですよ”と言ってきたのです。私は、トイレから出たシーンを思い出しました。あの良からぬ相談のターゲットは、既婚者である私の友人だったのです。夫は妻のLINEのやり取りを見つけて、不倫に気付いたよう。そして何より驚いたのは、その野崎という男性も、既婚者だったのです。
私は夫に、“なんであんな人を呼んだの!”と激怒。夫は、“そんなの知らないよ!”と返し、大揉め。私たちが不倫を斡旋したような状況となり、大変な騒動となりました。なんとか事態は収束し、私たちも夫婦も仲直りはしましたが、もうパーティはコリゴリです。その一件以来、開催はしていません」

“ホームパーティをキッカケに夫婦関係に溝を感じた妻の告白”をご紹介しました。
男女が集まれば、色恋の話が出ても不思議ではありません。しかし、人数が増えるほどに問題となるケースも増えるでしょう。いくら友人が大事でも、そこまで管理するのはなかなか困難なようです。
©milatas/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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