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「5年彼氏なし…」アラフォー女性の「恋を遠ざける勘違い」

ananweb / 2024年6月1日 21時0分

「5年彼氏なし…」アラフォー女性の「恋を遠ざける勘違い」

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、恋愛のはじめ方がわからなくなってしまった38歳女性のお悩み。

恋愛のはじめ方がわかりません…

『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!

さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。

お悩み:30代後半の独身女です。気づけばもう5年近く彼氏がいません。
結婚願望があり恋人も欲しいのに、誰と会っても恋愛感情を抱けないし、恋愛のはじめ方がわからなくなってしまいました。

どんどん意固地に、卑屈になっていく自分が嫌です。恋愛よりもまず自分磨きをしたほうが良いでしょうか。アドバイスが欲しいです。(38歳・会社員)

必要なのは「自分磨き」ではない

誰と会っても恋愛感情を抱けない…本当にそうでしょうか。理想通りのイケメンに出会い優しくされたら、案外すぐ恋に落ちてしまうのではないですか。

しかし現実世界では理想通りのイケメンに出会うことも優しくされることもないから恋愛感情を抱けない、ということではないでしょうか。

思うに、今の相談者さんに必要なことは自分磨きではありません。

5年近く彼氏がおらず異性と深く関わってこなかった相談者さんは、無意識に恋愛や男性を美化してしまっている可能性が高いです。その結果、理想ばかり高くなり、リアルに出会う異性にときめかないばかりか許容や寛容の心を持てなくなっているのではないでしょうか。

恋愛感情をもてなくなる理由

日々寄せられるお悩み相談を見ていても、アラサーを超えて「恋愛の仕方がわからない」とおっしゃるかた、とても多いです。

これは恋愛に限らずですが、30代にもなれば初めての経験がどんどん少なくなっていきます。そうすると異性に対してときめくハードルがどんどん上がり、ちょっとやそっとじゃ心が動かなくなります。

それなのに恋愛や男性を美化して高い理想を掲げ、さらにはこちらから歩み寄ることもせずに自ら高いハードルを超えてきてくれる王子様をただ待っているのでは…そりゃあ難しいですよね。

相談者さんは年齢も経験も重ね、現在アラフォーです。若い頃と同じ感覚でときめきに頼っていたら恋愛は始まりません。

ときめきを感じなかったとしても「悪くないな」と思えばまず向き合ってみませんか。そうして互いに歩み寄り、居心地の良い関係性を構築することができたら、情愛が育っていきます。

筆者紹介

安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。

©Amer/Adobe Stock

文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR

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