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赤澤遼太郎&高橋健介、アキハルご飯に大満足「おいしかったです!」

ananweb / 2024年6月13日 20時20分

赤澤遼太郎&高橋健介、アキハルご飯に大満足「おいしかったです!」

今回、ご紹介するのは、映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』。周りからゼロ距離と言われるほど仲の良い大学生のアキ(秋吉純太)役の赤澤遼太郎さんと、ハル(藤城春継)役の高橋健介さんにお話をうかがいました。

「幸せでいっぱいな、ぜいたくな作品です」

左から赤澤遼太郎さん、高橋健介さん

【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 187

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』の原作は、ごはんものの新鋭・たじまこと氏によるBL漫画『アキはハルとごはんを食べたい』。

物語の中心となるのは、周りからゼロ距離と言われるほど仲の良い大学生のアキ(秋吉純太)とハル(藤城春継)。暖かみのある一軒家でルームシェアをするふたりのほのぼのとした日常と、誰でも簡単に美味しく作れるレシピで、読者の心と胃袋を掴みました。

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』では、アキとハルの人生に大きな変化が訪れます。別々の大学に進学するも、静かな住宅街にある一軒家でルームシェアをしていたふたりは大学4年生になり、就職活動に奔走する日々。写真家の道に進むことを決めたハルは写真スタジオに、アキはインテリア雑貨の会社に内定が決まります。

そんなある夜、アキに一通のメール。それは、勤務地が大阪に決まったという知らせでした。一緒に暮らせるのも卒業まで残りわずか。寂しい気持ちとモヤモヤを抱えるふたりの決断は……。

本作は、そんな話題の実写映画の2作目。前作に続き、料理担当のアキ役を演じるのは、『マッシュル-MASHLE-』THE STAGEやMANKAI STAGE『A3!』など、2.5次元舞台・ミュージカルを中心に活躍する、赤澤遼太郎さん。

片付け担当のハルは、初主演のテレビドラマ『ウルトラマンX』以来、ドラマや映画だけでなく、ミュージカル『刀剣乱舞』や『ワールドトリガー the Stage』など2.5次元作品でも存在感を示す高橋健介さんが演じています。

ーー続編の映画が製作されると知ったときのお気持ちは?



赤澤さん ありがたいのひとことです。



高橋さん そうですね。



赤澤さん 座組が一緒ということも良くて。ハル役を変わらず高橋健介くんが演じると分かったとき、何よりもうれしかったです。



高橋さん 僕もアキ役とハル役のどちらかや前作に関わってくださった方々が変更になっていたら、この続編はなかっただろうと思いました。



赤澤さん 感謝の気持ちでいっぱいです。

ーー『アキはハルとごはんを食べたい』が愛される理由は、どこにあると思っていますか?



赤澤さん 座組の雰囲気が良く、撮影が楽しかったことがこういう結果につながったのかもしれません。幸せでいっぱいな、ぜいたくな作品になったと思います。



高橋さん 作り手やファンのみなさんが、この作品を愛してくださった結果ですね。

赤澤遼太郎さん

ーー演じる役とご自身が似ているところは?



赤澤さん 好きな人にとことん尽くすところが似ていると思います。原作を読んだときから、アキがハルに尽くしてあげたいという気持ちに共感できました。

僕も片付けは得意なほうではありませんから、アキの片付けが苦手なところもかわいいなと思います。ただ、僕はあまり料理をしないので、そこはアキと違いますね。



高橋さん 僕は片付けも料理もあまりしませんし、写真も積極的に撮りません。悩みがあったとき、ほかの人に相談せず、自分で解決するところは似ていると思いました。

ーー演じる際に心がけたところは?



赤澤さん アキがハルに対して向ける視線に気をつけました。ハルのことをついつい目で追ってしまう、ずっと見ている、彼の気持ちを知りたい。そういう気持ちを意識して演じました。



高橋さん ハルが抱える悩みは、この年代なら誰もが抱えるものです。みんな同じような悩みを抱えているという気持ちを繊細に表現しようと思いました。

高橋健介さん

ーー印象に残っているシーンやお気に入りのシーンを教えてください。



赤澤さん ハルがアキに、就職よりも働いてからのほうが大事と言って励ますところです。僕自身も学生時代に担任の先生から同じようなことを言われたので、印象に残っています。

自分の気持ちを曲げてまで就職するのではなく、自分の色を活かせる会社に入ることのほうが意味がある。そっと背中を押してくれるような優しい言葉だと思います。



高橋さん 社会人になって、カメラマンのアシスタントとして現場へ行くシーンです。日頃、撮影現場でアシスタントさんたちの表情や動きを拝見させていただいていたので、演技に取り入れることができました。

改めて、撮影現場はアシスタントさんたちを含むスタッフさんたちの頑張りによって成り立っているんだと思いました。

ーー劇中、アキがハルを励まそうと水族館へ行くシーンがあります。おふたりが誰かを励ましたいとき、何をしますか?



赤澤さん 何か言葉をかけるよりも、ただそばに寄り添ってあげたいです。僕は料理が上手ではありませんが、レシピ動画を観ながらオムライスを頑張って作ってみたいです。



高橋さん 僕はご飯に誘いたいです。もし、断られたら、その方はひとりでいたいんだろうと思いますから、そっとしてあげたいです。



赤澤さん ちゃんと手は差し伸べてあげるんだね。

ーー最後に、本作の見どころを教えてください。



赤澤さん 進んでいくふたりの関係に加えて、彼らを取り巻く人々にも変化が訪れます。アキハルの世界観を楽しんでいただきたいです。



高橋さん 誰もが通ってきた気持ちが描かれている、共感性の高い作品です。自分にもこういうことがあったなと思いながら、本作を観て少しでも前向きになっていただけたらうれしいです。

インタビューのこぼれ話

劇中、登場するおいしい料理の数々は、フードコーディネーターさんによるもの。「撮影が終わったら、みんなで食べました。キービジュアルにも使われている、ナポリタンが甘めのソースになっていておいしかったです。たくさん食べました」(赤澤さん)、「みんなで食卓を囲むことにより、自然に仲良くなれました。特にすき焼きがおいしかったです!」(高橋さん)。

Information

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』
6月14日(金)より、シネマート新宿ほかにて公開
出演:赤澤遼太郎、高橋健介、佐奈宏紀、櫻井佑樹、竹内星菜、伊織いお、青山ひかる、永山たかし、鎌苅健太、山本宗介、佐倉萌、来栖うさこ、柴田理恵
監督:川野浩司
脚本:川崎龍太
原作:たじまこと「アキはハルとごはんを食べたい」(竹書房「bamB!」刊)
配給:クロックワークス
©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会

衣装協力・赤澤遼太郎さん ジャケット ¥57200(Ohal オーハル/JOYEUX ジョワイユ 東京都港区南青山6-6-22 LUNA ROSSA南青山3階 03-4361-4464)シャツ ¥30800(SOL ソル/JOYEUX)パンツ ¥23100(MAISON SPECIAL)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物
高橋健介さん カーディガン ¥39600(ANEI/JOYEUXそのほかのアイテムは、スタイリスト私物

写真・園山友基 文・田嶋真理  スタイリスト・小野魁人 ヘアメイク・SUGA NAKATA(GLEAM)

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