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不倫相手の葬儀に参列していました… 家族に激震が走った「両親の熟年離婚」【前編】

ananweb / 2024年6月19日 20時45分

不倫相手の葬儀に参列していました… 家族に激震が走った「両親の熟年離婚」【前編】

残念ながら、結婚しても後に別れてしまうこともあります。その離婚の時期が、かなりの年数を経てからとなる場合も。明乃さん(仮名・34歳)は、以前に両親の熟年離婚という事態に直面し、かなり戸惑いをおぼえたそうです。離婚の原因はいったい何だったのか、当時の状況を詳しく伺いました。

あるとき実家に呼び出されて

「その日は突然訪れました。あるとき両親から“話がある”と連絡が来て、私と妹が実家に向かうと、家族4人が集まったところで、“離婚することになった”と告げられたのです。寝耳に水でした。いきなりのことで、すぐには事態を把握できず…。
両親はともに60代。40年近く連れ添った関係です。それを急に終わらせるというのですから、驚きでした。私と妹は結婚して実家を出て、10年近くが経っていたので、そのあいだに何かあったのかと思いました」

母親の決意が固く…

「理由を尋ねると、“お互いに不満が募った。一緒にはいられない”とのことで、離婚という決断に至ったそう。父が間もなく定年退職を迎える時期だったので、そのタイミングで別々の道を歩むことにしたとのことでした。
とはいえ、私も妹もすぐには受け入れられません。老後のこともあり、離婚となると財産分与などの問題も出てきます。とにかく理由をつけて止めようとしました。ただ、母のほうが決意が固く、“ある程度の蓄えはあるから”とひとりになる気マンマン。それでも私たちはなんとか食い下がり、ひとまず別居という形で思い止まってもらいました」

離婚決断の真相

「母がマンションに部屋を借り、ひとり暮らしを始めました。私も妹も最初のころは頻繁に通い、買い物などを手伝っていました。1か月ほど経って生活も落ち着いてきたころ、私がなぜそこまでして離婚をしたかったのかを尋ねると、ようやく母が真相を語ってくれたのです。
離婚を決意したもっとも大きな理由は、父の不倫だったそう。かなり長きに渡り不倫関係を続けていたようです。相手は少し年下の、バツイチ独身。飲食店を経営している女性だったといいます」

父親が葬儀に参列して…

「母が不倫に気付いたのは5年ほど前。腹は立ったものの、激昂して取り乱すようなことはなかったそうです。そして、とりあえず相手の女性と電話で話し、そこで相手も自分の非を認めたため大事にはならず、“もう関わらないで欲しい”と伝えて穏便に終わらせたとのことでした。
これで決着がついた…はずだったのですが、昨年、その女性が亡くなったらしいのです。その葬儀に父が黙って参列。それを知った母は、許せないと思ったそう。不倫が発覚したとき以上の怒りをおぼえたようです。それにより、離婚を決意したと語っていました」

“両親の熟年離婚により家族が危機に陥った女性の告白”をご紹介しました。
長年連れ添った夫婦には、二人にしか理解し合えないことも多いはず。いくら子どもとはいえ、そこに口を挟むのはなかなか困難でしょう。ある程度思いを伝えたら、あとは見守るしかないのかもしれません。
©maroke/Adobe Stock ©mapo/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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