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花嫁探しが行われた衝撃のENHYPENジャパンツアーをレポ!

ananweb / 2024年6月17日 19時0分

花嫁探しが行われた衝撃のENHYPENジャパンツアーをレポ!

ENHYPENのジャパンツアー「ENHYPEN WORLD TOUR 'FATE PLUS' IN JAPAN」が開幕。6月11日の埼玉・さいたまスーパーアリーナでの公演を皮切りに、福岡・マリンメッセ福岡、広島・広島グリーンアリーナ、愛知・ポートメッセなごや、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナと、5都市11公演をまわる日本においてENHYPEN最大規模のツアーとなる。その2日目、6月12日の公演の模様をレポートします!

ENGENEは団結力がすごい!

写真は6月11日 さいたまスーパーアリーナのステージから。

【ペンになってもいいですか!?】vol. 206

大きな月がステージ後方に映し出される中、白にネイビーのナポレオンジャケットを羽織ったメンバーたちが登場。一人ひとり手に黄金色のバラのような花を手に持ち、最後にはその花が燃えて消えるという驚きの演出の後、ツアーでもパフォーマンスしENGENE(ENHYPENのファンネーム)を魅了し続けてきた「Drunk-Dazed [Japanese Ver.]」から「Blockbuster」で、大きな会場を一気に自分たちの色に染め上げる。

「ENGENEのみなさんから結婚してくださいってたくさん言われるんですけど、今日の公演でのみなさんの様子を見てお答えしますと言ったんです」というJAKEの言葉で、この日は歓声の大きさでJAKEの未来のワイフ(?)が決まるという特別な公演に。JAYも「人生を賭けた大イベント、ぜひ楽しんでください!」とENGENEの大きな歓声に期待を寄せた。

今回のツアーは昨年9月に東京と大阪で計4公演行われた「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’ IN JAPAN」のアンコールツアーであり、今年の2月に韓国・ソウルで開催された『ENHYPEN WORLD TOUR ’FATE PLUS’ IN SEOUL』から続く日本公演でもある。

長らく続いた’FATE’ツアーの集大成でもあるこのツアーでは、すでにENGENEにはおなじみになっていることやさらに工夫が凝らされたパート、そして今回新たに披露される曲など、全編において盛りだくさん。「Tamed-Dashed [Japanese Ver.]」でメンバー全員のサイン入りボールをHEESEUNGが客席にキックし、ENGENEにプレゼントする流れもすっかりおなじみに。

「Let Me In (20CUBE)」から「Tamed-Dashed [Japanese Ver.]」までは途中、VCRは挟むものの、9曲連続でのパフォーマンスに。SUNGHOONが「9曲連続でお届けしました」と誇らしげに語ると、その言葉を受けてJAYが「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」とネイティブなみの日本語ギャグを披露して、NI-KI以外のメンバーが「なに!?」と驚く一幕も。さらにはオープニングトークで話題に登った「JAKEの花嫁(?)探し」がここでも行われ、会場のENGENEたちは大きな声援を送った。その流れでなぜかHEESEUNGの花嫁探しも行われることになり、会場はさらに大きな声援が響き渡り、「結婚式のMCは僕がしますね」とJAYもにっこり。

ユニットステージではJAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOがJAYのアコースティックギターの演奏で始まる「TFW (That Feeling When)」を、JUNGWON、HEESEUNG、NI-KIはHEESEUNGのピアノ演奏で「Just A Little Bit」を披露。「JAYさんのスペシャルギターをぜひ楽しみに」というNI-KIの言葉に続いたJAYのギター演奏は、JAYのたっての希望で一度やり直すことになり、ステージを再び暗転させてから再スタート。そんなハプニングもライブならではの醍醐味。2組とも、パフォーマンスに注目が集まりがちなENHYEPENのボーカルの美しさを最大限に聞かせてくれた。

「One and Only」では、こちらもすっかりおなじみとなったピカチュウの大群も再び登場。以前よりも切れ味の増したダンスでENGENEを魅了した。JUNGWONはペアとなったピカチュウとハイタッチ! しかしその手を少しずつ上にあげていき、ひそかにピカチュウのジャンプ力を育てていたJUNGWONは、後のMCで「日本のピカチュウはテンションが高い」と称賛を送った。

この日のMCではNI-KIがENGENEのためにフリーダンスを用意。NI-KIが心を込めて準備したダンスに会場のENGENEも大興奮! 「日本のツアーでENGENEのみなさんにサプライズプレゼントしたくて内緒で準備したんですけど、どうでしたか?」と明かすと、JUNGWONからも「ヤバい!」と大絶賛。そしてこのタイミングでステージ裏にマイクチェンジしに行ったJAYが何か食べているということがみんなのイヤモニ経由で発覚し、ステージに戻ってきたJAYは「聞くなよ! 早く(次に)行け」と大照れ。「何を食べたのか気になって仕方がないです」というJUNGWONに「はちみつとバナナ」と答えると、SUNGHOONから「またバナナ食べたの?」とツッコまれていた。

「Chaconne」から始まるセクションでは、ENHYEPENの魅力の一つであるダークファンタジーな世界観を表現。黒いスーツに血を思わせる赤い意匠があしらわれ、時に激しく、時にしなやかに動くたびにブラウスやジャケットがたなびく。HEESEUNGのロングトーンで終わる「One In A Billion」では、曲が終わるとメンバーそれぞれがHEESEUNGのマネをしてみせ、それまでのダークな雰囲気を一新。素顔の本編ラストはこのツアーのタイトルと同名の曲「Fate」。さらに「Bite Me [Japanese Ver.]」まで、パフォーマンスとコンセプトで魅せるENHYEPENらしいステージを見せた。

「Sweet Venom」で始まったアンコールは、「Orange Flower(You Complete Me)」では花の形にかたどられたオレンジ色の紙吹雪が舞い降りるスペシャルな演出も。ENGENEからは「運命で結ばれた私たち、もう一度幸せになろう」というスローガンが掲げられ、それを見たSUNGHOONは「ENGENEは僕の運命!」と笑顔を見せた。

そして最後の挨拶へ。JAYは「今日はJAKEの花嫁探しもしたし、楽しい経験いっぱいしたと思います」と冗談を飛ばしながらもこれまでのツアーを振り返り、’FATE’ツアーでは京セラドーム、東京ドームといった大きい会場が続いたことを受けて、「今回はもっとENGENEの近くでみんな一緒に楽しんで、今まで行くことができなかった場所にも行って、ENGENEのみなさんと思い出を作りたいと思ってツアーが始まりました」と明かした。

SUNOOは「今日は本当に時間があっという間に過ぎました」と名残惜しそうにしながらも、「いつも僕たちが素敵な姿をお見せできるように、素敵なステージに立てるようにしてくれるENGENEのみなさん、本当にありがとうございます」とENGENEへの感謝を口にした。

JUNGWONは昨日、日本のスタッフに「日本語すごく上手ですね」と褒められました、と自慢からスタート。そして日本のENGENEは団結力がすごいですねと褒めたたえ、特に「SHOT OUT」でスマホのライトをつけてくれるのを見て「そうなってはいけないパートなのに、とても胸が熱くなりました」とうれしそうに告白した。

SUNGHOONは公演途中でランダムダンスをした時、メンバーが楽しそうにしているとENGENEも喜んでくれる姿を見て「僕たちはコネクトしているんだなと強く感じました」としみじみ。「3日間、ENGENEのきれいな声とかわいいな姿を見ることができて本当に幸せです」とつっかえながらも日本語で伝えてくれた。

そしてJAKEの番になって「そしてJAKEさんの花嫁は誰ですか?」と聞かれると、「僕も悩んだんですけど選べなくて、ここにいるすべてのENGENEのみなさんの夫になりたいと思います」JAKE。メンバーからは「だめですよ」「半分にしてください」とツッコまれても、「ENGENE全部僕のものです」と決めゼリフを言って、「他の場所ではこういう言葉も気楽に話せるんですけど、この会場のみなさんはキラキラしたつぶらな瞳で見つめてくれるので、より一層恥ずかしいです」と大照れ。「だから僕は嘘はついてません。本心でみなさんと約束したので、次も待ってます」と真剣に伝えてくれた。

HEESEUNGは日本のENGENEの合唱を聞いてとてもきれいだと感じたそうで、「それはみなさんの心がきれいだからじゃないかと思います」とにっこり。そして最近、ENGENEとコミュニケーションしようと努めていると語り、「もし僕を街中で見かけたら日本語で話しかけてください。僕も日本語で返します」と笑顔を見せた。

NI-KIは、’FATE’は東京ドームなどたくさんの夢が叶ったツアーだっただけに思い入れが強かったと語り、そんなツアーの追加公演が日本でできたことを喜んだ。そしてツアーの終わりを惜しみつつ、「次のステップに向けてまたがんばっていきたいです」と前向きにコメント。

そしてアンコール最後には「Karma」で締めくくり、さいたまスーパーアリーナ2日目の公演は終了した。「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN」はこの後、福岡をはじめ9月1日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナでフィナーレを迎える。

文・尹 秀姫 (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

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