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白茶の毛並みとブルーアイが美しい! 飼い主に溺愛される猫さまが絶対にしないこととは

ananweb / 2024年7月6日 20時30分

白茶の毛並みとブルーアイが美しい! 飼い主に溺愛される猫さまが絶対にしないこととは

フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第248回目はナヤ(Naya)さまの登場です。

美しい姫猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.248
猫さまの話をもっと聞かせて!
白茶のナヤさまは1歳半の女性猫さま。



<ナヤさまが語ります>
私は北フランスのアパルトマン住まいです。飼い主の休暇中には、ヴァール(南フランス)にある飼い主の母の大きな家と1500平方メートルの大きな庭に遊びに行きます。

1日の始まりは午前6時に起きて、飼い主の耳の近くでゴロゴロと喉を鳴らして、朝食の時間だと知らせます。食事が終わればおもちゃで遊び、壁の木(私のために特別に配置してもらいました)や猫の木の窓から鳥を観察します。

そして、午前10時ごろと午後12時ごろにおやつです。その後17時半か18時まで昼寝をします。起きたらゲームタイムが始まり、飼い主とかくれんぼ、羽根たたき、ボールを投げてもらったりと、1日の中で一番行動的な時間帯です。

Screenshot

18時半頃にまたおやつ、20時頃にパテをいただきます。21時、飼い主の膝の上か足元で映画鑑賞に加わります。22時頃ベッドに戻り、飼い主の枕の横に座ってゴロゴロと喉を鳴らしながら寝ます。毎日毎日とても飼い主に甘やかされています。



<飼い主から見たナヤさまとは>
ナヤは私にとって初めての猫です。捨て猫協会から生後2か月半のナヤを引き取りました。彼女は協会の里親に引き取られた野良猫から生まれました。彼女は兄と一緒にゲージの中で暮らしていたようです。彼女の兄は、私が彼女を迎えに行く1日前に檻の中で亡くなっていたのです。私が到着した時、彼女は檻の中にひとりでいることが寂しかったのか、ずーっと鳴いていました。どうやら発疹チフスも患っていたのです。獣医師のアドバイスに従って、ナヤが家に来た最初の日、まず私がナヤをきれいに洗い、適切な手当をしました。

それ以来食事には特に気を遣っています。『Virbac』の上質なパテとカリカリ、新鮮な野菜(茹でたニンジン、茹でたズッキーニ、ブロッコリー、カボチャ、またはほうれん草)です。彼女は野菜全般が大好きです。肉、鶏肉、魚をベースにした食事をナヤのために作ります。たとえば、純粋な牛ミンチと小さなズッキーニを混ぜて、ミートボールの形にしてオーブンで調理します。時々、私はこのレシピに水に浸したパンをほんの少し加えて、より柔らかくします。特に室内飼いの猫の場合、太りすぎは非常に深刻な健康上の問題を引き起こすため、私はナヤの食事と体重を注意深く監視しています。

歯石を防ぐために毎日海藻を与え、免疫システムを強化するためにリジンMPを与えています。毛玉による消化の問題を避けるために、時々モルトペーストを与えます。私たちはふたりともとても貪欲で、食べることをやめる方法がわかりません。だからこそバランスの良い食事作りに情熱をかけています。

私はナヤにたくさんのおもちゃを買ってあげましたが、それでもナヤはアルミホイルの小さな手作りボールで遊ぶのが一番嬉しいようです。
ナヤは非常に順応性の高い猫で、あらゆる環境の変化に適応します。彼女は普段私のアパルトマンにいますが、私が実家の母を訪ねるときは庭のある家にもすぐ慣れました。とても従順で、すべての動作が優しく、決して爪をたてず、歯を磨くことさえ受け入れます。ナヤがカルシウイルスに感染した時から、私は彼女の歯を磨き始め、その後無事に完治しました。

私は常にナヤの幸せと健康を第一に考えます。ナヤはしっかりした健康保険に加入しているので、獣医師のアドバイスに従うだけの安易な方法は決して選びません。優しさ、愛を与えます。私は、猫に出会うのは偶然ではないと心から信じています。そこには理由があり、猫にとっても私たちにとっても学ぶべき教訓があるのです。私たちが動物を愛すると、その動物は特別なものになります。動物への愛は比類のないもので、純粋で、無私で、誠実です。人間にははるかにまれな誠実さです。猫の人生は短く、私たちの人生を通過するだけであるため、猫は私たちから最善を尽くしてもらうのが当然です。

ナヤは私の赤ちゃんであり、私の人生最愛の人です。一緒に居て毎日が幸せです。私にはナヤがいるから、毎日笑顔で目覚め、本当に嬉しいです。私の人生の試練を和らげ、ナヤは日常生活を明るくしてくれるのです。

ーーナヤさまは毎日幸せな生活を送っています。何度かの病気も飼い主の愛情深い適切な治療で回復、今ではとても健康です。家の壁にキャットウォークを配置してストレスがないようにしています。飼い主にとっては初めて飼う猫ですが、話を聞いていて猫に接する態度と気持ちに心打たれました。

著者情報
松永学
猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!

取材、文・Manabu Matsunaga

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