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サレ妻が元不倫相手の恐ろしい事実を暴露…何事も報われなかった30歳アパレル店員が迎えた「虚しすぎる顛末」【後編】

ananweb / 2024年7月6日 20時50分

サレ妻が元不倫相手の恐ろしい事実を暴露…何事も報われなかった30歳アパレル店員が迎えた「虚しすぎる顛末」【後編】

数々のダメ男と付き合ってきたアパレル店員の貴美子さん(仮名・30歳)。ある日、店内で妻(桃菜さん・仮名・27歳)に「ファッションセンスが悪い」とコケにされる夫(毅さん・仮名・28歳)を見て、同情心から心惹かれてしまって。さりげなく彼のメールアドレスをゲットし自らアプローチ。二人はやがて不倫関係に。しかし、毅さんはお金を要求してくるようになり、それに応じられなくなった貴美子さんはあっさり捨てられてしまいます。

彼との予想外の別れに悲しみに暮れる貴美子さん。でも、誰にも不貞がバレていなかったこともあり、とりあえず元の生活に戻ることにしたのだとか。

サレ妻が職場に現れて…彼女が暴露した元不倫相手の恐ろしい事実とは…?

「しばらく穏やかな日々が続きました。しかし、ある日元不倫相手の妻である桃菜さんが突然店に怒鳴り込んできたのです。

私の顔を見るなり『夫の浮気相手に会うのにふさわしい服を選んで』とすごんできて。最近夫がおしゃれになったと違和感を抱いた彼女が、彼のスマホをチェックしたことで私との不倫がバレた様子。

恐怖のあまり何も言えないでいると、桃菜さんは違うスタッフ(恵利さん・仮名・34歳)をつかまえて『じゃあ、あなたが服を選んでくれる?』と迫ったのです」

貴美子さんは「他の人に迷惑をかけるわけにはいかない」と彼女を止めようとしたそう。

「次の瞬間『恵利さんも夫と不倫していたのよね』『このお店のスタッフが二人も夫をたぶらかしていたなんて』と耳を疑うような言葉が聞こえてきて。こともあろうに、彼は私だけでなく恵利さんとも不貞を働いていたのです。

私はあまりのことに頭が真っ白に…。その後、店長が『二度と同じことを繰り返さないようにします』と桃菜さんを説得すると、彼女は『次はないからね』と捨て台詞を吐いて帰っていきました」

これを機に、貴美子さんは職場に居づらくなったのだとか。

「恵利さんは不倫の事実を少しも反省していないようでした。私に『毅さんにいくら貸していたの?』と質問しては『私のほうが多くお金を貸していたから、その分あなたより愛されていたのよ』とマウントを取る始末。

結局のところ、彼は誰かれ構わずお金を無心するダメ男だったのです。職場で不倫がバレたことで白い目で見られるようになり、私は退職を余儀なくされました」

仕事を辞めて金銭的に苦しくなって、実家を訪れるも…

「職を失ったことでお金もなくなり、家賃も払えなくなったのでひとまず実家に帰ることにしました。

着くなり母(静子さん・仮名・58歳)が『この前、毅くんがうちに来たのよ…借金があって困っているって』『あなたと結婚して将来義理の息子になるのだからと思って、お母さんがお金を工面しておいたわよ』と話したのです。

まさか私の母からもお金を取っていたなんて…彼の用意周到さに呆れ返ってしまって。でも、私が毅さんを母に紹介した手前責任を感じて『彼は既婚者だったの…不倫関係にあったけど、いろいろあって別れた』『借金があるという話は毅さんの嘘だと思う』と正直に胸の内を明かしました」

その話を聞いた貴美子さんの母は怒り狂ったと言います。

「鬼のような形相をした母に『あなたのせいで老後の資金がだまし取られた』と怒鳴り散らされました。すべて私が悪いのだから仕方ないと思ったのですが…。

『もう顔も見たくないから出て行って』と予想外に突き放されてしまって。すぐに『仕事も辞めてお金もないし、私には今住む場所がないからしばらくここに置いて』と懇願するも時すでに遅し。

『そんなこと私には関係ない』と母に実家を追い出されてしまったのです。こんな形ですべてを失うなんて…ほんの出来心で不倫に走ったことを悔やんでも悔やみきれません」

軽率に不倫に陥った貴美子さん。相手が既婚者だと知りながら手を出したのだから、結果的に制裁されることになってもそれは自業自得ではないでしょうか。

「人の不幸の上に幸せは成り立たない」と肝に銘じておきましょう。

©buritora/Adobe

文・菜花明芽

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