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夫との夫婦関係は冷え切っていました… 30代妻が堕ちた「シングルファザーとの不倫」【前編】

ananweb / 2024年7月3日 20時45分

夫との夫婦関係は冷え切っていました… 30代妻が堕ちた「シングルファザーとの不倫」【前編】

既婚者同士が知り合っても、恋に落ちるようなことはなかなかないでしょう。しかし、どちらかが離婚してフリーの状態となったとき、均衡が崩れる場合もあるようです。浩美さん(仮名・36歳)も、かつてシングルファザーの男性と不倫関係になってしまったと言います。当時の状況を詳しく伺いました。

ある夫婦の存在

「子どもが幼稚園に入園した頃のことです。送り迎えするなかで、子どもを同じ園に通わせている、西田さん(仮名)というご夫婦の存在を知りました。共働きのようでママのほうもバリバリ働いている印象があり、送り迎えで見かける率が夫婦半々くらい。それが徐々に、ママのほうを見かけなくなり、パパばかり送り迎えをする姿を見るようになりました。
そこから時が経ち、子どもが小学校に入学。ママ友と会話をしていたところ、“西田さん夫婦が離婚をした”という話を耳にしたのです」

スーパーでの遭遇

「ある日の夕方、私はスーパーに買いものに出かけました。すると、あの西田さんパパと遭遇。子どもを連れて買いものをしていたので、パパのほうが子どもを引き取ったんだなと思いました。
西田さんは商品を見ながら険しい表情を浮かべていました。首を傾げたりしていたので、声をかけてみたんです。一瞬、私が誰か分からず戸惑っていましたが、認識はしてくれていたようでした。
そこで、“えごまと大葉って同じですか?”と聞かれたんです。食材の購入に戸惑っていたよう。西田さんは離婚をして、料理や買いものをひとりでこなしているようでした。会話の流れで、野菜はどこのスーパーが安いなどの近所の買いもの事情を教えてあげました」

やがて二人で会うようになり…

「西田さんが、“いろんな情報を教えて欲しい”と言うので、自然な流れで連絡先を交換しました。そこから、買いものや料理に関することなど、LINEでやり取りするように。そのうち、子どもについての話もするようになりました。通わせている小学校が違うので、それぞれの学習の様子、習いごとについての情報などを交換していましたね。
すると、“お茶でもしませんか?”という話になり、お昼の時間に1時間ほどカフェで会うことがありました。直接会うようになってから、夫婦について少し深い話もするようになりました」

夫婦の深い話をしているうちに…

「そのころ、私と夫の関係はだいぶ冷えきっていました。そういった相談を西田さんに持ちかけると、彼の夫婦も離婚前はそんな状態だったと。西田さんの妻はバリバリ働くタイプで、収入も彼よりも多かったそう。むしろ、西田さんには主夫になって欲しかったそうで、考え方にすれ違いが生まれ、離婚に至ったとのことでした。
そして、夫婦の営みについて話題が及びました。私は“一応ある”と言いましたが、“愛はない”と。そういう日は、昼間の時間に夫からLINEが届くと、詳しい事情まで伝えました。すると、そのタイミングで夫からLINEが届いたのです。それを西田さんに見せました。西田さんはしばらく黙ったあと、“僕はして欲しくない”と言ったのです。そこまで私たちは完全にプラトニックな関係でしたが、何かが弾けたような感じがしました。その後、私たちが深い関係となるのに時間はかかりませんでした」

“シングルファザーとの不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。
共通する話題が多く、悩みも共感できたことで、距離が縮まりやすかったのでしょう。相談できる相手がいるのは素晴らしいことですが、一線を越えてしまうと、それはもう罪でしかありません。
©kazoka303030/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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