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カスハラし放題の夫と義母を一喝! 30代妻が救われた「義母の一声」とは

ananweb / 2024年7月10日 21時15分

カスハラし放題の夫と義母を一喝! 30代妻が救われた「義母の一声」とは

麻衣美さん(仮名・34歳)の夫は、子どもが生まれてから溺愛するようになったそう。子どもが大きくなり、久しぶりに家族で外食をしたところ、夫が子どものために店員に無茶な要求を繰り返し、カスハラ状態に。いたたまれない思いをし、夫婦関係にも不安をおぼえるようになった麻衣美さん。その後、状況はどうなっていったのでしょうか。

保育園から謝罪の電話

「外食の一件から、家族でのお出かけを控えるようになり、休日もほとんど家で過ごすようになりました。しばらくして、私に用事があり、保育園へのお迎えを夫に頼んだことがありました。するとその夜、園の先生から電話がかかってきたんです。
“申し訳ありませんでした”と謝るので、何ごとかと思いました。話を聞くと、夫が子どもを迎えに行った際にクレームを受けたと言うのです」

夫のクレームの内容とは…

「保育園へ迎えに行った夫は、子どもの体に虫刺されがあるのを発見。腕や足など数か所にあり、それに対してクレームをつけたよう。“管理がなっていない”“病気に感染したらどうするんだ”と指摘を受けたため、謝罪の連絡をしたとのことでした。
普段とてもよくしてくれている先生なだけに、申し訳なく思いましたし、夫の行動には本当にガッカリさせられました。こうして夫に対して不信感を募らせるなか、さらに追い打ちをかけるような事態が起きたのです…」

義両親との食事会

「ある日、夫の義両親が地方から遊びに来ることになりました。義母は元教師の厳しい人で苦手意識もあったので、憂鬱な気分でしたね。義両親と私たち家族と合わせて5人で外食をすることに。嫌なことが起きる予感しかしませんでした。
和食のレストランに入ったのですが、早速夫が無茶な要求を始めて、“子どもが目玉焼きを食べたがっているから作って欲しい”と、メニューにない料理を注文したのです。“玉子があれば作れるだろう”と言うものの、店員さんも“メニューにないものは…”と困った様子。すると義父が口を開きました。てっきり叱ってくれるのかと思いきや、“俺が作ろうか”などとふざけたことを言うので呆れました」

義母のとった行動とは…

「夫も義父も文句を言いたい放題言い、店員さんは恐縮。険悪なムードが漂いました。そこで、義母がバンッとテーブルを叩きました。そして、“いい加減にしなさい”と2人に向かってピシャリと言いました。“お客は私たちだけじゃない”と、店員さんを拘束していることを迷惑行為だと指摘。さらに、サービスを提供するお店側の気持ちを厳しく説いていました。夫も義父も沈黙し、しゅんとして肩を落としていました。
その日以来、夫のクレームはかなり控えめになりました。以前のままだったら、夫婦関係の存続も危なかったと思います。あのときの義母の行動には感謝しています」

“夫のカスハラに耐えられなくなった妻の告白”をご紹介しました。
何をするにも子ども中心になってしまうのは理解できますが、周りに迷惑をかけてはいけません。巡り巡って、結局子どもに悪影響を与えることにもなるでしょう。指摘してくれる存在がいたのは幸いでしたね。
©kimi/Adobe Stock ©milatas/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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