「SNSで他の女性と繋がってた…」彼氏の嘘を許す? 別れる? 彼女がとるべき行動とは
ananweb / 2024年7月25日 21時0分
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、SNSにツーショット写真を載せるのを嫌がる彼氏に不満を感じている19歳女性。しかも、SNSはやっていないと言っていたのが嘘だとわかり…。SNS関連のモヤモヤと、嘘をつく彼氏への対処方法を三松先生が教えてくれます!
心愛(19)SNSレスな優良彼氏。でも、まさかの嘘発覚!
【レスなひとびと】vol. 249
「ねーねー、竜ちゃんってSNSなんもやってないの?」
心愛はスタバの新作フラペチーノをチュイーっと吸いながら、竜太に尋ねる。
「うん やってない。なんかめんどいし」
美容専門学校で出会った竜太とは、2か月前に付き合いはじめたばかり。ふたりとも、表参道の人気美容師を目指している。
「でもほら、SNSやってないと将来、宣伝とか困んない? 今ほとんど集客はSNSじゃん。あ、BeRealから通知きた、竜ちゃん、撮ろ〜」
心愛は竜太に顔を近づけた。
「っと、おれそういうの苦手だからやめとく」
竜太は、心愛の肩をやさしく押す。撮れたのは、めっちゃ拒否られてる感じの写真。これはちょっと…と思い、取り直し回数がバレるけど再撮影。ああ、ただのぼっちスタバの写真だよ。
せっかく彼氏できたのに、さみし。友達に披露したくてたまらん。
心愛はTikTokもBeRealもヘビーにやってる。でも正直SNSは出会いにつながるところもあるから、竜太がやってなくてホッとしてた。
今日は、竜太の家にお泊まり。竜太が特製のハンバーグを作ってくれた。
エッチも上々。「痛くない?」「ここ、気持ちい?」って聞いてくれて、やさしく抱きしめられながらのフィニッシュ。竜太って、ふだんは塩だけど、ベッドの上ではかなりシュガーなんだよね。
竜太はそのまま寝落ちした。心愛はトイレに行ったあと、竜太のスマホを充電しておいてあげようと持ち上げる。
その時、気づいてしまった。竜太のスマホに、BeRealから通知が来てる!
まじ? と思って、スマホのロック開けちゃった。暗証番号、全部ゼロだったの見てたから。
そしたら、めっちゃスクショ撮ってた。夏稀ちゃんって子の投稿。BeRealでスクショしたら、バレるのに。
BeRealを開くと、追加されてるのはその夏稀ちゃんって子だけ。しかも…ポニーテールで激かわいい。心愛の上位互換って感じ。ショック。
「おはよ〜」
翌朝、竜太が目を覚ます。
「んん、おはよ」
結局、心愛はモヤモヤして3時くらいまで眠れなかった。
「ね、昨日竜ちゃんのスマホ充電しようとしたらさ、BeRealから通知来てたよ」
「ああ、登録するだけしたんだった。でも投稿してないよ」
サラッと返してくる竜太。投稿してなきゃ他人の投稿は見られないし、夏稀ちゃんの投稿のスクショなんて撮れっこない。
「…嘘じゃん」
胸が苦しくなったので聞いてみた。夏稀ちゃんは竜太の高校のクラスメイトだった。付き合ったことはなく、片思い。今も好きとかじゃないけど、なんとなく気になって、とのこと。ほんとかなあ。
正直へこんだ。けど。
「私との写真、アップしてくれるなら許す」
と精一杯譲歩した。
「わかった、いいよ。次通知来たら言う」
そう言ってくれたけど、なんかモヤる。竜ちゃん、嘘ついてたわけだし。これって、やっぱり嫌じゃない? 許していいのか?
【三松さんからのコメント】
BeReal関連のモヤモヤ、よく耳にします。「自分との写真を載せてくれない」とか「彼氏の投稿に、可愛く盛れてる写真のリアル文字でリアクションしてくる人がいる」とか。
モヤつくなら、SNSやらなければいい。
彼氏の(彼女の)スマホなんか見ちゃだめ。
って正論すぎて受け入れてもらえない…。
そうは思いますが、相手のSNSを制限して、「束縛が激しい人」と思われるのもイヤですよね。お互い監視し合うのもしんどいしストレスが継続する。
残念ながら竜太さんのように、「付き合いたい」というわけじゃなくても、いわゆる「ワンチャンあったらいいな」の気持ちで、好みの人を追いかける人、けっこういます。彼女がいてもおかまいなし。
心の整理がつきづらいとは思うけど、ずっと怒っていても関係はよくなりません。心愛さんのように譲歩可能な条件をつけて水に流すか、スッパリお別れするか、2択。中途半端が一番メンタルに悪いです。
そして嘘つき問題。せっかくできた彼氏、もったいない精神が出てきますが、SNSやっていても嘘をつかない人はいます。嘘つき彼氏にモヤるなら「今後嘘ついたら別れる」と意思表明して。「自分の理想の相手は正直なひと」と条件を明確に伝えておく。それでも隠し事するなら別れる。
「SNS見てない彼氏(彼女)、それは貴重な存在だ。周囲に振り回されない、承認欲求なんて自分でガッツリ満たしてる! 周りにいたら、紹介してくれ。取材するから」
三松 真由美
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。
©Alena Shelkovnikova/Adobe Stock
文・三松真由美
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