「10年間レスの夫」と「20歳年下彼氏」どちらもほしがる女性の未来とは?
ananweb / 2024年8月1日 21時0分
ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、「結婚」にまつわるお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!
夫と彼氏、どちらを選ぶ?
【レスなひとびと 番外編】vol. 59
未婚の方々からは「彼氏と結婚してだいじょぶかなあ」的な不安の声。既婚の方々からは「こんなはずじゃなかった」的な、このままだと淋しいよ問題。
結婚前も結婚後も関係なく、男と女のすれ違いは続くのであります。
何度も言っていますが「結婚式がゴールと思うなよ」。
ヘルスリテラシーが高まって医療は進化し100歳くらいまで生きる時代です。幸せなゴールは自分がお空に逝ってしまう時、(いや女性のほうが寿命長いから、夫や彼氏さんが先に逝ってまうか)「このパートナーで幸せでした」とつぶやけるかどうかです!
20代そこそこで、そんな先のことまで想像できんわ、という意見はごもっとも。どうすればハッピーゴールに達するか。肝はただひとつ。パートナーに幸せにしてもらおうという他者依存の根性を捨てることです。
「わたしが、夫を(彼氏を)ハッピーにしてあげるんだ」
とマインドセットしておけば、パートナーも無意識にお返ししてくれるもんね!
今回の悩みびとさん、10年間の夫婦間セックスレス。そこに現れた20歳年下大学生。まるで深夜ドラマの展開ですが、私の相談所に寄せられる相談としてはこのタイプ、けっこう多いので、「あるある」と頷くようになってしまいました。さて、悩みびとさんはパートナーに愛を与えているのか?
今回のお悩み
結婚して16年になりますが、もう10年以上夫とはレスです。きっかけはお互い30代を迎えて仕事も忙しくストレスもあって体型が変わってしまったこと…だったのかな。ぶっちゃけ、もう昔すぎて理由など覚えてないです。
唯一覚えていて悲しかったのは、出かけた先で手を繋ごうとしたわたしに「いい歳してもう手なんて繋がない」と言ってきたこと。
わたしはずっと手を繋いでいきたかったのに。
年齢なんて関係ないと思っていたのに。
だから、10年以上レスはもちろん、キスも手を繋ぐこともないのです。
そんな時に出会ってしまった20歳離れた年下の大学生。とてもウブで純粋で恋愛下手で。そんな子に惹かれてしまいました。2人でご飯もよく行くし日帰りの旅行にも行きました。その子の女友達にヤキモチまで妬いてしまったことも。好きだという気持ちは常に伝えていますが、恋愛対象と見られているのか。
ちょっと待って!!
今回の悩みびとさん、この相談、軸がぶれてる。
お悩みは、段階を踏んで行動しないと一生軸がぶれたまま解決しませんぜ。
彼とはまだエッチしたわけではない。(え? した?)しかし、日帰り旅行が夫バレしたら「妻に不倫されてる、慰謝料取るぞ」となってもおかしくない。既婚の身で彼に「好き」など言ってるところが、不倫一歩手前です。
オトナの対応をしてあげて!
彼も真剣なら、まずあなたが離婚してから、正式にお付き合いしないと若い彼の人生にホコリをかけることになる。まず段階を踏んで、現在の夫との関係をどうするか考えて。
10年ぶりに求められたらできるのか? それとも夫への愛情は消え去って仮面夫婦になっているのか。
悩みびとさんの人生後半の軸を一本持って、筋を通さないと、夫から離婚されるし、年下彼氏も去ってゆくという寂しすぎる展開になります。
前半、お伝えしたように「夫に手を繋いでほしい、エッチしてほしい」、彼氏に「恋愛対象として見てほしい」とほしがる女にならず、愛とハッピーを与える立場に身を置いてください。彼を巻き込む前に、夫と決着を。
夫婦関係修復するか、リセットして彼にマジになるか。
ぶれない軸をズドンと大地に立てましょう。
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。
©Pinklife/Adobe Stock
文・三松真由美
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