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「私には無理かも…」彼氏が求める「結婚の条件」と彼女が「決断すべきこと」

ananweb / 2024年7月27日 20時50分

「私には無理かも…」彼氏が求める「結婚の条件」と彼女が「決断すべきこと」

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、地方出身で家業を継ぐ予定の彼氏との結婚に悩む32歳女性のお悩み。

好きな気持ちだけでは結婚できない…?

『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!

さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。

お悩み:大好きな彼と結婚話が進んでいます。しかしながら彼は地方出身で、いずれ家業を継ぐ身であることに戸惑いを感じています。

付き合い始めた当初から家業のことは知っていたし、私は住む場所にこだわりがないので気にしていませんでした。けれど、いざ結婚が現実的になると「私に務まるのか」「見ず知らずの土地でやっていけるのか」と不安に襲われてしまいます。好きな気持ちだけでは結婚できないのだとようやく気づきました。
彼と結婚したい気持ちは変わっていませんが、込み上げてくる不安とどのように向き合えばいいかアドバイスが欲しいです。(32歳・会社員)

「好きだからこそ乗り越えられる」

好きな気持ちだけでは結婚できないとようやく気づいた。――相談者さんはそんな風におっしゃいますが、同じ状況をこう捉えることもできるはずです。



「好きだからこそ乗り越えられる!」

結婚したいと思えるくらい好きな相手がいること、またその相手も結婚したいと言ってくれていること、そんな奇跡は人生に何度もありません。

確かに家業を継ぐとなると義実家との結びつきが強いでしょうから、義両親との相性や彼の関わり方など確認しておきたいですよね。不安を感じる事柄は納得がいくまで何度も話し合えばいいと思います。

一方、「私に務まるのか」「見ず知らずの土地でやっていけるのか」――こういった類の問いに関しては、考えたところで結論は出ません。相談者さん自身が経験してみないことにはわからない話です。

重要なのは、話し合いや歩み寄りを通して、相談者さん自身が「彼となら大丈夫!」と自信と覚悟を持てるかどうかです。

100%の幸せは保証されない

そもそも家業の件がなかったとしても、人生には「まさか」がつきもので、結婚後に予想外の困難やトラブルに巻き込まれる可能性は大いにあります。

相手が誰であろうと100%幸せになる保証などありません。

見ず知らずの土地で暮らすのは確かに不安があると思います。とはいえ同じ日本なら言葉も文化も大差ありませんし、新幹線か飛行機に乗ればどこだって数時間で着きます。友達も居場所も自分で作れば済むことです。決して乗り越えられないハードルではないはずです。

相談者さんは、彼とともに困難を乗り越える自信がありますか? 人生をともに歩む覚悟を持てますか?

筆者紹介

安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。

©ChemaVelasco/Adobe Stock

文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR

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