不倫していた夫が土下座してきました…夫婦が「離婚危機を乗り越えた方法」3選
ananweb / 2024年8月3日 21時40分
夫婦生活を維持するのは、決して簡単なことではありません。結婚当初はラブラブだったのに、ほんの数年で冷え切ってしまい、離婚に至ることは珍しくないのです。しかし一度は離婚危機に直面したものの、そこから踏みとどまって夫婦関係を修復するケースもあるようです。今回は「離婚危機を乗り越えた夫婦のエピソード」を紹介します。
不倫相手との関係が終わった
「夫の不倫が原因で別居生活を始め、離婚の準備を粛々と進めていました。ところが夫が不倫相手の女性とうまくいかなくなり、別れたようで…。土下座して『許してほしい』と謝ってきたんです。
周囲からは『やり直してもどうせまた不倫されるよ』と猛反対されましたが、悩んだ結果許すことにしました。ただし、今後は一度でも他の女性と浮気したら即離婚すると言ってあります」(真奈/33歳)
不倫を許すか許さないかは自分次第。しかし同じ過ちを繰り返させないために、ただ許すのではなくきちんと話し合い、二度目はないということを理解させる必要があります。
環境を変えた
「以前、妻の両親と同じマンションに住んでいた時期がありました。娘が小さいから義両親が近くにいた方が何かと便利だろうと説得されたんですが、ほとんど毎日義両親がやってくるのでほぼ同居状態で…。それが精神的にキツくて、一時は妻との関係も破綻寸前でした。
結局妻と何度も話し合って、妻が別のマンションに引っ越そうと言ってくれたんです。妻の決断には素直に感謝しました。そこから関係が改善して、離婚の危機を乗り越えました」(悠人/31歳)
不仲の原因が、環境や家族の状況など、二人の関係以外のところにある場合は、その原因を取り除くことで夫婦仲が劇的に改善することもあるようです。
どんなに関係が悪化しても、お互いを思いやる気持ちがわずかでも残っていれば、修復も可能なのかもしれませんね。
なんとか離婚は免れたものの…
「ある時夫から突然『離婚したい』と言われて、本当にショックを受けました。最近よそよそしいと思ってはいたものの、まさか離婚を考えていたなんて…。夫曰く、今まで夫婦喧嘩するたびに私がぶつけていた暴言に傷ついて、もう耐えられないとのことでした。確かに喧嘩の時は感情に身を任せて、かなりキツイ言葉をぶつけていましたが、間違ったことを言ったつもりはないのに…。
とりあえず離婚したくなかったので『今までのことは全部私が悪かったから許して。これからは態度を改めるし、優しくなるから』と言って謝り倒し、離婚はギリギリ免れたんです。でも今も相変わらず夫はよそよそしくて、心を閉ざしたままだし、当然レスです。どうしたらいいかわからず頭を抱えています」(さやか/32歳)
一度壊れた関係を完全に修復させるには、相当な努力が必要です。特に厄介なのが、どちらかの不満が長い期間にわたって蓄積されているパターン。
不満は溜まれば溜まるほど関係はこじれていくので、少しでも相手におかしい様子が見られたら、放置せず話し合うようにするといいのかもしれません。
また、離婚はしないという選択をしたとしても、一度険悪になってしまった関係がすぐに良くなることはありません。根気良くじっくりと向き合う覚悟が求められます。
以上、「離婚危機を乗り越えた夫婦のエピソード」を紹介しました。
夫婦仲が完全に崩壊したように見えても、ギリギリのところで持ちこたえ、その後修復するケースは珍しくありません。お互いの愛情がゼロになっていないことが大前提ではありますが、お互いが納得するまで話し合う努力をすれば、関係が変わる可能性は十分にあります。また、カウンセラーなどの専門家に相談するという方法もあります。
重要なのは、自分の主張を貫くのではなく相手の立場になって行動すること。他人を変えることはできないので、関係を改善させたいなら自分が変わるしかないのです。
一度壊れた関係を復活させるには、相当の覚悟と努力は必要ですが、後悔をしないためにも一度本気で向き合ってみることが大切です。
©Kaspars Grinvalds/Adobe
文・小澤サチエ
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