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もうやめて!【鉄道NGマナー】混雑時のリュック、浅く座る…電車内の迷惑行動

ananweb / 2024年8月10日 20時40分

もうやめて!【鉄道NGマナー】混雑時のリュック、浅く座る…電車内の迷惑行動

日々利用することが多い「鉄道」。「本当は座りたいのに、脚を広げている人がいて座れない」「歩きスマホをしている人とぶつかって舌打ちをされた…」そんな経験をされたかたも少なくないかと思います。鉄道内ではどのようなNGマナーがあるのでしょうか。今回は、もう一度確かめたい鉄道マナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。

電車・鉄道でのマナー

【元社長秘書のマナー講座】vol. 49

通勤やプライベートでの移動で、多くの人が利用をする「鉄道」。時間帯によっては大勢の人が乗り込むこともあるため、一人ひとりのマナー意識が大切となる公共の場です。例えば、座り方や荷物の置き場所、ベビーカーの扱いなど、トラブルになることが意外と多いのが鉄道内での乗車マナーです。「脚を広げて座っているひとがいて、座りたいのに座れなかった…」「声のボリュームが大きすぎて耳障り」など、車内で不快に思った経験があるかたがほとんどではないでしょうか。

今回は、鉄道を気持ちよく利用できるようにするために心掛けるべきNGマナーについてご紹介します。ご自身が当てはまらないか今一度チェックしてみてくださいね。

鉄道NGマナー

1. 脚を広げたり、前の方に脚を伸ばしたりしてスペースを取り過ぎるのはNG 

座席は一人分のスペースで座るのがマナー。電話内の迷惑行為の上位に上がるのが座席の座り方についてです。一人でふたり分以上の座席スペースを使う、脚を広げるなどの行為はやめましょう。空いているときは隣の人との距離を開けて座ることがありますが、混んできた場合などには隣の人とは間隔をあまりあけずに詰めて座りましょう。また、浅く座ると脚が前に出てしまい前に立つ人に脚が当たったり、周りに迷惑をかける可能性があるため、座席に座る際は、しっかりと深く腰をかけ、脚はできるだけ座席に寄せておくように心掛けましょう。

2. 荷物を座席の上に乗せて占領する行為はNG 

鉄道を利用する際、着席時の荷物は膝の上に置くか荷物棚に載せるのが基本マナーです。隣席のスペースに荷物を置いたり、通路にはみ出すように置いたりするのはNGです。一人分のスペースだからと言って、自分の横に荷物を置くのもルール違反。また、足元に置くと周りの人のスペースを取ってしまい周りの人の迷惑になるため大きな荷物などやむを得ない場合以外は避けましょう。特に注意が必要なのが、混雑時に大きなバッグを肩にかけたり、リュックを背負っている人です。自分では気づかないところで周囲の人の顔や体に当たってしまうこともあるため、自分の体の前で持つなど工夫をしましょう。

3. 駅での歩きスマホはNG 

駅構内や鉄道内でも「歩きスマホ禁止」というアナウンスが増え、耳にしたことがあるというかたも少なくないかと思います。特にホームで歩きスマホをしてしまうと、人とぶつかってスマホを線路に落としたり、人が線路へ転落する可能性もあります。駅や車内にかかわらず、歩きながらのスマホは大変危険なため注意をしましょう。

4. ヘッドホンやイヤホンの音漏れには注意 

ヘッドホンやイヤホンはなるべく音を小さくすることを心がけましょう。電車で、ヘッドホンやイヤホンをして音楽などを聴いている人が多いと思いますが、周りで音漏れを感じたことがあるというかたも多いかと思います。自分にとっては快適な音楽でも、イヤホンから漏れてくる音を不快に感じる場合もあるため、周りへの配慮が必要です。たとえ自分では小さくしているつもりでも、周囲には意外と聞こえているかもしれません…音量を常に意識した行動が大切です。また、音楽や聴いている音に集中して、周りが見えていないかたも多いようです。周囲の状況にはいつも以上に気をかけるよう注意してください。

5. お酒に酔った状態の乗車はなるべく避ける 

飲み会などでお酒を飲んだ帰りに鉄道を利用する時には注意が必要です。飲酒後は普段よりも声が大きくなったり、判断が鈍ったりする場合があります。鉄道内で、「酔っ払った人が床に寝てしまっている」「席を占領している」「嘔吐してしまった…」といった光景を目にしたことがあるかたも少なくないかと思います。周りに不快感を与えるどころか、自分の恥を晒してしまう可能性もあります。酔ってしまって自分の判断能力が鈍っている時は、ホームのベンチで少し休むなどして、酔いが醒めてから鉄道を利用するように心がけましょう。特に混雑時は、お酒の臭いに不快感を抱く人もいますので、周りへ配慮した行動を心がけることが大切です。

おわりに

マナー違反をしている人の多くは自分が迷惑行為をしていることに気づいていないことが多いです。しかし、公共の場ですから上司や取引先の関係者が乗車をしている可能性もあります。一人ひとりが相手を思いやる行動を心がけることで、電車内の空間を快適に過ごすことができます。いつも周囲への優しさを忘れずに、マナーを守って電車を利用することが大切です。



<筆者情報>
ライター:能美黎子
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。

©hisa-nishiya/Adobe Stock

文・能美黎子

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