【後悔する前に】なぜクリスマスに親のプレゼントを買ったほうがいいの?
ANGIE / 2015年12月18日 18時1分
12月は何かと贈り物が増えるシーズン。お歳暮やクリスマスプレゼントなどの手配に忙しい人も少なくないのでは。
大切な誰かへのプレゼント選びは、悩ましくも嬉しいひと時ですよね。その「大切な人リスト」に、ご自身の親は入っていますか?
親が特別な存在であることは、誰にとっても同じでしょう。でも、改めて贈り物をするかと言われたら? 考えていなかったという人は多いのではないでしょうか。
小さい頃は、親からたくさんクリスマスプレゼントも楽しい思い出ももらったはずなのにね……。
プレゼントをする「本当の意味」とは
そもそも私たちはなぜ贈り物をするのでしょう? 贈り物が行き交いするこの季節だからこそ、プレゼントを贈る意味について考えてみませんか。
例えば彼氏や友人に、プレゼントをする理由を考えてみてください。
大切な人を喜ばせたい、相手からもプレゼントをもらうから、誰かの気を引くためなど、理由は様々でしょう。どれもプレゼントの効用の一部です。
でも贈り物をする本来の目的は、感謝の気持ちを伝えるためではないでしょうか? サプライズもお返しも良いけれど、それは感謝の気持ちにプラスするスパイス的なもの。
ありがとうの気持ちを伝えるとしたら、一番に思い浮かぶ人は誰ですか?
形骸化したプレゼント交換に消耗して、プレゼントを本当に贈るべき人を見誤ってはいませんか?
ビジネスの損得も恋愛の駆け引きも、人間関係も抜きにして、素直に「ありがとう」しか出てこない、そんな人を思い出してみてください。
〜30歳を過ぎたら、親に「自信」を贈ろう〜
上の質問に「親」をイメージした人もいるでしょう。
でも大人になるほど、親とのコミュニケーションが希薄になりやすいことは事実です。
今さら、面と向かって「ありがとう」なんて言うのも恥ずかしいし、何を欲しがっているのかもわからない。そんな声が聞こえてきそうですね。
でも、かしこまった言葉や高価なプレゼントである必要など、きっとないんです。ただ「あなたを想っている」という気持ちさえ伝われば、それ以上のプレゼントなんてない気がしませんか?
誰かが自分を想ってくれているという事実は、人に自信をもたらします。価値がある人間なんだという自信は、生きる糧にもつながります。
もちろん自分の価値は自分で決めるのがベストですが、もし誰かが想っていてくれたなら、誰だって嬉しいし、もっと価値があるように感じるでしょう。
そんな自信を親に贈ることができたら、ステキだと思いませんか?
母親が自信を持つことのできる瞬間って?
私たち女性は、残念ながら見た目から自信をなくしていくという特徴があります。
たとえば30代になって肌の衰えを感じて、不安を覚えた読者の方も少なくないでしょう。
見た目は衰えても、経験値は上がり人間的には大きくなっているのは確かです。でも、隣で同い年の女性が、自分より若く見られたりすると落ち込んでしまいます。
見た目は自信につながる。それが女性のサガなのでしょうね。
きっと母親だって、同じような経験をしてきたはずです。若い頃にはわからなかった、母親の気持ちも30代になった今なら、もっと寄り添って考えることができそうですね。
まるで自分のことのように母親の悩みを考えて、思いやったプレゼントであれば、相手も嬉しく感じると思いますよ。
いつか、後悔しないためには・・・?
子どもの成長は著しいと言われますが、じつは親の老いも同じくらいのスピードで進んでいるんですよね。
そう、時間は限られているんです。
たくさんの喜びを与えてくれた親に、どれだけ感謝の気持ちを伝えてきただろうか、この先どれくらい贈り物ができるだろうか、とふと考えてしまいます。
親への贈り物は、イベントのオプションのように、華やかである必要などないのでしょう。ただシンプルに、思いやりのこもった何かでさえあれば。
とはいえ、こんな気持ちにさせてくれるのは、このイベントシーズンのおかげでもあるんですけれど。
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