カロリーがすべての判断基準?生理痛を悪化させるキケンな思考グセ3つ
ANGIE / 2016年4月15日 19時0分
女性らしいメリハリのある曲線美をオールハンドによる施術でもたらす、プロボディデザイナーの益本香織さん。女性としての美しさを自他ともに追求してきましたが「10代、20代の頃は体にダメージを与えることはすべてやっていました!」と断言するほど、心も体も酷使していたそう。
どんな生活が体の不調につながり、女性らしさを失わせたのか、益本さんの「失敗談」から美のヒントをひも解きます。
益本さんの失敗談3つ
プロボディデザイナーとして独立するまで、会社員生活をしていた益本さん。仕事に追われストレス過多のなか、抜けられなかった思考グセがあったといいます。
失敗1:やせなくちゃという強迫観念にかられる
「小さい頃からぽっちゃり体型だったことが、ずっとコンプレックスでした。大学生の頃、一人暮らしを始め、キレイになりたい!の一心でダイエットに成功して以来“食べたらまた太ってしまうのではないか”という恐怖感に、知らず知らずのうちに心が支配されるようになっていました。
社会人になると学生時代のように自炊することはなくなり、買ったもので食事をまかなうようになると、その強迫観念は加速。栄養学の知識もないのに、“お肉は太る”“お米は太る”と避けるようになり、常にエネルギー切れの状態に。
タンパク質不足なので、筋肉はなく、肌ツヤもない。きちんと食事をしていないので、いつも便秘気味。体重計の数値にとらわれ顔色も悪く、今振り返ると全然魅力的じゃなかったですね」(益本さん)
失敗2:カロリー表示を見て食べ物を選ぶ
「20代の頃は、低カロリー至上主義。本来、体は不足している栄養素を欲するものなので、その都度“今日は魚が食べたい”“フルーツが食べたい気分”などと思うはずです。でも当時は、コンビニでサラダを選ぶときすら“シーザーサラダよりも和風サラダ”“中華サラダよりも豆腐サラダ”などと、カロリー表示だけを判断基準に食べるものを選んでいました。栄養バランスなんてまるで無視です。
当時は、生理痛もひどく、ベッドの上でのたうち回るなんてこともあったのですが、食生活を見直してからすっかり痛みがなくなりました。体にかなり無理を強いていたと、今ならわかります」(益本さん)
失敗3:カフェインと栄養補給食で空腹をつなぐ
「低カロリーでアンバランスな食事をしているので、食事の間にしょっちゅうお腹がすきます。そんなときは、駅のコンビニで売っているような栄養補給食で空腹をつないでいました。低カロリーだし、栄養バランスもいい気がして、『これならセーフかな?』と思っていて・・・。
体が疲れたらコーヒーや栄養ドリンクで、エネルギーを蓄えた気になって夜までバリバリ働く。そんな日々が続くと睡眠も浅くなり、疲れるのでまた栄養ドリンク頼りに、というサイクルができ上がります。当時の写真を見ると、表情はキツく、いかにも余裕のないイライラ顔をしているんです。本当に恐ろしいですよね」(益本さん)
プロボディデザインを本格的に学び、女性のホルモンバランスや栄養について知識を得て実践すると、長く悩んでいた生理痛もすっとなくなり、何より「表情がやわらかくなった」「キレイになった」と周りからたくさん言われるようになったそうです。
「女性は生理や排卵を境に、エストロゲン優位で交感神経優位の活動モードの時期と、プロゲステロン優位・月経期で副交感神経優位のゆったりモードの時期が交互に訪れます。そのリズムを知るだけで“今はダイエットしてもうまくいかない”“少し肉づきがよくなっても仕方ない”と、いい意味で無理をせずあきらめることができるので、心に余裕がうまれます。
好きなものを食べることに罪悪感がなくなると、体が欲していたタンパク質もしっかり摂れるようになり、結果的に筋肉がつきやすくなり代謝も上がって、疲れにくくやせやすい体ができるんです。体の声に正直になることがキレイになる近道だよ、と20代の自分に教えてあげたいですね」(益本さん)
【益本 香織(ますもと かおり)】
プロボディデザイナー ・アフェクティブバストセラピスト。パートナーに選ばれ続ける、愛されボディづくりの専門家。女性らしい曲線美とやわらかな質感をオールハンドでうみだし、愛される大人の女性のボディづくりを応援している。
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