嘘でしょ… 歯ブラシに水をつけるのはNG!?知らないと損する正しい歯磨き
ANGIE / 2016年8月3日 19時0分
毎日きちんと歯磨きしているのに虫歯になってしまった……ということはありませんか? 毎日歯磨きしているつもりでも、間違った歯磨きをしている人が実はとても多いんです。
子供の頃に歯医者さんや学校で教えてもらった記憶はあっても、大人になってからきちんと歯磨きについて指導を受けた方は少ないのではと思います。
今回は、いつまでも綺麗な歯でいるために、正しい歯磨きの知識をご紹介します!
歯を磨くポイント4選
歯ブラシを濡らすのはよくない
歯ブラシを水につけてから歯磨き粉をつけるという方が多いと思います。泡立ちをよくするには水をつけたほうがいいような気がしますが、実は歯磨き粉に含まれた歯を磨くための成分が水分で流れてしまうため、歯ブラシを濡らすと歯磨きの効果を半減させてしまうんです。
歯磨き粉の成分をしっかり歯に定着させるために、歯ブラシは濡らさずに、歯磨き粉をしっかり歯に塗りつけるようにして磨くようにしましょう。
歯磨き粉はつけてもつけなくてもいい
歯磨き粉をつけるべきか否かは、専門家の間でも意見の分かれるところだそうです。しっかりと磨けていれば、つけてもつけなくてもそれほど違いはないようです。逆に、歯磨き粉をつけすぎると爽快感があるので磨き残しに気づきにくいという意見もあります。
最近はフッ素配合の歯磨き粉が増えてきました。フッ素は歯のエナメル質の修復・強化をしてくれる成分なので、フッ素が配合されている歯磨き粉をすすめている歯医者さんも多いようです。
強く磨かない
汚れをしっかり落とそうとして、ゴシゴシと力を入れて磨いていませんか? 歯ブラシを歯にあてる力が強いと、ブラシが寝てしまい汚れをしっかり落とすことができません。ブラシの先端が歯の表面にずっと当たっている状態で磨くようにしましょう。
歯ブラシの当たる力が強すぎると、歯茎を傷めて歯茎が下がってしまいます。いつもゴシゴシ磨いていた人は物足りないように感じるかもしれませんが、力の入れすぎには注意しましょう。
うがいは1回まで
歯磨き粉の後味がなくなるまで、何度も何度もうがいをしていませんか? うがいをしすぎると、有効成分を全て流してしまうことになります。
慣れるまでは気になるかもしれませんが、歯磨きのときのうがいは1回だけにしましょう。ゆすぐ水の量も、なるべく少なくする方が歯磨き粉の効果を強化できます。
歯磨きのタイミングは?
食べてすぐに歯を磨くのはよくない?
食後の口の中は食べ物の成分により酸性に傾いており、エナメル質がダメージを受けた状態になっています。この状態で歯磨きをすると歯の表面を傷つけてしまい、虫歯になりやすくなります。
食後15分から30分くらい経ってから歯を磨くようにしましょう。ですが、インプラントデンタルケアによると、時間が経ち歯磨きをすることを忘れてしまうことは良くないとのこと。時間に余裕がある時のみ食後の15分から30分を意識してみると良いかもしれません。
就寝前と起床後は必ず磨こう
歯磨きは食後だけという方も多いと思います。しかし寝ている間は唾液の分泌が減るため、口の中の殺菌力が弱まるので虫歯になりやすい状態になってしまいます。
寝る直前と起きてすぐのタイミングでも歯を磨くことで、虫歯になりにくくなります。
歯磨きの後30分は飲食しない
歯磨き粉に歯を強化する成分が配合されている場合は、それらの成分を歯に定着させるために食後30分くらいは飲食を控えるようにしましょう。
せっかくの成分が流れてしまわないよう注意してください。
歯磨きにプラスしたいもの
デンタルフロス
虫歯の90%は歯と歯の間から発生しているというデータもあります。歯ブラシが届かない歯と歯の隙間にも汚れがたまっているので、その汚れの除去にはデンタルフロスが有効です。
デンタルフロスを使用すると、歯垢除去率が30%もアップするそうです。
洗口液(マウスウォッシュ)
口の中の菌を殺してくれる洗口液ですが、使い方に注意が必要です。菌を殺すとはいっても歯についた汚れを落とす力はないため、歯ブラシでしっかり汚れを落とした後に、口の中に残った菌を殺すには有効です。
また、歯磨き後にすぐ使用すると歯磨き粉の成分を流してしまうので、フッ素などの成分を歯に定着させたい場合は歯磨き後すぐの使用は控えるようにしましょう。口臭が気になる方には、臭いの原因になる雑菌を殺してくれるので効果的なようです。
歯ブラシの交換も忘れずに
ブラシが開いてしまうと汚れを落としにくくなります。歯ブラシの交換は最低でも月に1度の頻度で行うようにしましょう。
いつまでも健康で美しい歯でいるために
ホワイトニングや歯列矯正など歯の審美ケアに関心の高い女性が増えていますが、美しくて健康的な歯になるにはまず虫歯予防です。正しい歯ブラシの知識がないと、せっかく毎日歯を磨いても効果が半減してしまいます!
いつまでも美しく健康な歯でいるために、正しい歯磨きを実践するようにしましょう。
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