【8月3日の新月】絶好の機会!ムーンパワーをチャージできる「絶つ・入る・休む」
ANGIE / 2016年8月2日 21時0分
8月2日~6日頃は第三十六候「大雨時行(おおあめときどきふる)」。ちょうどこの時期は雷鳴ととともに、バケツをひっくり返したような強い雨が降ったり、夕立が増えるといわれています。
雷が鳴りひびくと、幼い頃とかわらず今でも心臓がドキンドキンと波打つ私ですが、夕立はきらいではありません。目の前が雨で一瞬にして白く染まる「白雨(はくう)」が上がると、空に虹が架かる。そんな涼やかな夏の贈り物を受けとる日もありますよね。
さて、8月3日は新月。空から激しい雨が降るこの時期、新しい月が生まれます。潮の満ち引きを起こし、地球を動かしている月は、私たちのココロと身体にさまざまな影響を与えています。この新月のタイミングから、「月」を意識して過ごしませんか?
月のリズムを生きると、あらゆる場面でカチッカチッとタイミングが合い始め、人生の滞りもクリアーになっていきます。「断つ」「入る」「休む」は新月がもたらすリズム。月の力を賢くチャージして、今よりもっとパワーアップしましょう。
七十二候とは?
時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。
季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
「朔(さく)」と呼ばれた新月
新月は太陽と月が同時にのぼるため、夜空に月の姿を見ることはできません。
新月の空はまさに「闇夜」。いにしえの人は新月を「朔(さく)」、毎月「月が立つ」日を「朔日(さくじつ)」と書いて「ついたち」と呼んでいました。朔日は神社を参拝したり、お墓参りをするのにもいいといわれているんですよ。
また、物事のはじまりをあらわすとされ、悪い習慣を断ち切る、身体にたまった毒素を排出するのにいいタイミングです。恋愛面でいえば、過去の恋、不毛な関係に別れを告げるのもよいでしょう。リセットと浄化を心がけると、開運に向かいます。
まずは「断つ」ことから
甘いものやカフェイン、たばこ、お酒など、ふだん過剰に摂取している、と感じるものがあれば、新月の時期から2~3日でかまいませんので「断つ」ことをおすすめします。
日頃、お酒を飲みすぎている人は、新月からしばし「休肝日」を。甘いものは幸福感を与えてくれますが、甘いものの食べすぎは肥満、不要なイライラ、身体の冷えをもたらすといわれています。カフェインといった刺激物もひかえ気味にして、身体にやさしい生活を心がけましょう。
夕食を野菜スープなど軽めにしてプチ断食をすると、身体の解毒がすすみ、エネルギーも高まりますよ。
「入る」のもおすすめ
新月の時期におすすめなのが、お塩をひとつかみ入れたお風呂。強力な浄化と変容を求めるのであれば、新月から7日間、塩風呂を続けてください。塩風呂の浄化力は抜群です。
最近は岩塩の入浴剤も数多く出回っていますが、岩塩に含まれる硫黄成分には魔除けの力があるとか。
私は奥州一之宮、塩竈(しおがま)神社の御神塩を愛用しています。御祭神の「しおつちおじのかみ」は製塩の神さま。なんと、お祓いに用いる「切麻(きりぬさ)」も入っているんですよ。
皆さんが参拝なさっている地元の神社にお塩があれば、ぜひ! お家にいながらにして、神社の清らかな空気を感じることができます。
お塩以外ではパワーストーンを入れたお風呂も効果的。浄化力を求めるなら水晶を。恋愛運を高めたい人にはローズクオーツがおすすめです。
新月には「休む」こと
新たな一カ月の元気や力をためておくために、新月の前後にはゆったりとした時間を過ごしましょう。
飲み物は夏場でも、なるべく温かいものを。眠りのための準備時間をもうけるのも効果的です。せめて眠りの1時間前までに、テレビやパソコンの電源はオフに。できれば携帯も。部屋の照明を落とし、心地よい音楽を聴きながら身体をやさしくマッサージをしたり、瞼を閉じて頭の中を空っぽに。
アロマを香らせ、軽く瞑想するのもおすすめです。夜更かしはひかえて、早めの就寝を心がけましょう。
ココロと身体に休息を。
月が満ちていくのにしたがって「そろそろ動き始めよう」と、自然とやる気もアップしていきます。今はエネルギーがグンと高まる満月に向けて、エネルギーを蓄え、ココロと身体をしっかりと休めることが大切です。
特に、8月18日は水瓶座で月食が起こります。今年のハイライト的な運命の変化がありそう。そこに向けて、この新月のタイミングもまた重要な意味を持ちます。
何事もはじまりが肝心。月のリズムを生きて、大いなるパワーを身につけましょう!
【参考】『毎日が満たされる 旧暦の魔法』さとうめぐみ/河出書房新社
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