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【チェック項目】流行依存の危険度が分かる!心としっかり向き合う方法

ANGIE / 2016年9月18日 6時2分



流行についていこうと必死になり、陥ってしまうのが流行依存。

前回、なぜ「流行依存になってしまうのか?」ということを解説しました。読んでいるうちにドキッ! とした方もいたのではないでしょうか?

今回は、流行依存度をタイプ別に診断できるシートをご紹介します。あなたは大丈夫……?

 
私、もしかして流行依存・・・?


チェック項目をA〜C、3つの「タイプ」に分けてみました。チェックが一番多かったものがあなたのタイプになり、流行依存の危険度が分かります!

あなたはどのタイプに当てはまりますか?

 
【A】
1. 今着ているものは本当に着たいものだ。

2. 好きなものに執着しておらず、様々な選択肢がある。

3. お気に入りの服を着たときには、ルンルンワクワクする。

4. デートや女子会などに出かける際、服を決めることを楽しいと思っている。

5. 自分の感覚やセンスで、服やファッションアイテムを選んでいる。

 
【B】
1. 人からどう見られているかが気になって、いつも落ち着かない。

2. 人が着ているものや持っているアイテムが気になってしまい、街などでもチェックをしてしまう。

3. SNSでタレントやモデルのファッションやアイテムをチェックし、すぐさまそれを取り入れないと不安。

4. 洋服を買いにいったときに、予算以上に使ってしまう。

5. 人気のレストランに入り、SNSにアップをすることを半ば義務のように行っている。

 
【C】
1. 仕事中にもファッションのことが気になって、手がつかないことがよくある。

2. 洋服やブランドバッグなどを買いすぎてカードローンをしている。

3. 次の日、何を着るか考えてしまい眠れない夜が多い。

4. 配偶者や家族に「買いすぎだよ」と言われると、つい言い訳したり嘘をついたりしてしまう。

5. 「取り残されたくない」という気持ちが大きく、周りの目が気になり常に不安。


【A】に当てはまるものが多かった人……ファッションや流行と健全なおつきあいができています。

【B】に当てはまるものが多かった人……流行依存かもしれません。抜け出す努力をすることをオススメします。

【C】に1つでも当てはまった人……流行依存“症”レベル。もはや1人の力で抜け出すことは不可能。クリニックやカウンセリングに一度行くことをオススメします。

 
自分を把握する“物差し”がなくなってしまうワケ


前回、流行依存という“ちょい病み”状態になっている人は、他人の目を気にしすぎているということをお伝えしましたが、一体なぜ自分の尺度ではかれず、他人の尺度に合わせようとしてしまうのでしょうか。

子どもの頃は、みんな「自分がどうしたいか」を基準に動いていますよね。そのような自分の“物差し(判断基準)”を持つことは、しっかりと自分で意志を持っているということです。その物差しは、思春期でみんな一度は外に出てしまいます。その後、ちゃんと自分の中に戻せる人もいれば、完全に出てしまいなかなか戻せなくなってしまう人もいるのです。

物差しが自分の中に戻せないケースには、育った環境や経験が影響している場合があります。もし育った環境が以下のようなものだったら、物差しが外に出ていったきり戻らないことが多いと言われています。

 

1. 親が情緒的に不安定で「◯◯をしたら叱る」という部分が統一されていない。

2. 親が、感情次第で言うことがコロコロ変わるという家庭環境で育った。

3. 親がすべて決めてしまい、自分に選択権がなかった。


このような家庭環境だと、小さい頃から親の顔色ばかりうかがっているため、自分自身の意志が消えてしまうのです。ですが、そういう環境であっても、趣味や学業、部活など、自信を持てたり集中できたりするものがあった人は、物差しが自分の中に戻りやすいです。

物差しが戻らず大人になってしまうと、どうしても他人の尺度に合わせていないと不安になってしまいます。

 
“物差し”を取り戻すにはどうすればいいの?


しっかりと自分の意志を持つようになるためには、自分の好きなものや何がしたいかを見つめることが効果的です。まずは、好きなものを紙に100個書いてみましょう。

他人の尺度で動いている人は自分の心に耳を傾けるのが苦手なので、最初は好きなものが出てこないかもしれません。でも、自分が今までに何をしてきたのか、いつの時代が楽しかったのか、何をしているときが心動くのかなどを考えていくと、次第にポンポン出てくると思いますよ。

注意してほしいのは、流行依存に陥ってしまったときは好きという感情が執着に変わってしまっている可能性があるということ。

例えば、出かける前に何回も着替えて、結果的に遅刻してしまうような人がいます。これは完璧に装ってからでないと出かけられない、自分の好きなファッションで固めなければならないというような心理状態。「まあ、いいか」ができない人は、本当に自分を苦しめてしまいます。



「好き」と「執着」の違いですが、本人でもよく分からないことが実は多いのです。目安として、「自分とは違う他人の意見や考えを受け止められるかどうか」「好きなものに幅があるか」といったことで見分けるとよいかと思います。

例えば極端ではありますが、赤い色が好きだとして、帽子からスニーカーまですべて真っ赤で揃えたら、どうでしょうか。「いくら赤が好きだからといって、そこまではやりすぎじゃない? せめて下はデニムにしたら?」という提案を受け入れ、「確かにそうだな」と微調整ができるかどうかということです。

執着心は、両手でそのものにしがみついているイメージ。「好き」はそのものを片手で持っていて、他にも好きなものを取り込んでいけるイメージです。片手で持っていれば、これもほしい、これはいらないと取捨選択していけますが、両手でしがみついてしまうともう他に選択肢がありません。本来好きなものはいろいろあっていいはずですが、1つのものしか目に入らなくなっているような状態が執着です。

 
ファッションや流行で苦しまないようにするには?


ファッションや流行に依存していると、つらいですよね。苦しまないようにするにはどうしたらよいでしょうか。

まず、自分が好きなものを探すことをオススメします。他人の目にどう映るかとか、流行っているかどうかではなく、まずは自分が着たいものを着る。もしくは自分の体型や雰囲気をちゃんと把握して、自分がどうなりたいかを一度整理しましょう。その上で、ちょっとだけ流行を取り入れるというバランスでファッションを決めてみましょう。

また、自分の心に耳を傾け、見失ってしまった自分を取り戻すために、情報やSNSなどに触れない時間を持つことも大切です。

SNSだったらログインしない時間を増やすことで、「今日はこの間と同じ服だからインスタにアップできない! 着替えなきゃ!」とか「Facebookのいいねが昨日よりも減っちゃった」というようなことを気にしなくてすみます。今ではSNS鬱という言葉も出てきているほどで、ネットが人の心に与える影響は非常に大きいことが証明されています。このSNS依存についてはまた改めてお話しさせて頂きますね。


最後は、気の持ちようです。同じ服でも、自信満々に着るのと消極的な気持ちで着るのでは、見え方が全然違ってくるもの。「今日の私にはこれが一番似合ってる!」と自分にプラスの思い込みをさせるのも、メンタル的にはよい方向に働きます。

薬にはプラセボ効果というものがありますが、ファッションも同じ。「これが世界一、私に似合っている」と思えば似合ってきますよ。

 

自分のメンタルが「やるぞ!」と前向きになっているときは、それが表情や姿勢に現れ、「自信のある堂々とした人だな」と見られます。このように、“気の持ちよう”は案外大きなものなんですよ!

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