「毛穴が3倍に…!」どんどん広がる40代の毛穴。体内改善で戻せるって!?
ANGIE / 2016年9月20日 19時0分
しっかりお手入れしているつもりでも、なかなかキレイにならない鼻の黒ずみ。毛穴がザラついたままファンデを塗れば余計目立つし、もうどうしたらいいの……!
私のように、鼻の黒ずみに悩まされている人はいませんか? 私の場合は定期的にフェイシャルエステに通うなど、プロの手を借りているはずなのに、1~2カ月もすればまた元どおりという悪循環です。
気になって調べてみたところ、毛穴の開きは女性ホルモンと関係がある模様。年齢を重ねた毛穴のお手入れは、外的なトリートメントだけではダメなのかもしれません。
毛穴の開きの原因は「汚れ」だけじゃない!
毛穴の開きは、汚れ詰まりのほかにも、お肌の乾燥やたるみなどさまざまな原因があります。その一例が「洗顔のしすぎ」「食生活などによる皮脂の過剰分泌」「保湿不足」「乾燥」「コラーゲンの減少」など。
ライフスタイルを見直すことで改善できることもありますが、お肌の乾燥やコラーゲンの減少などには、女性ホルモンのバランスを整えてあげることが大切なようです。
ハリのあるお肌や女性らしい体つきなど、美容にはたらきかける女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」。40代に入ると急激に減少するため、お肌に違和感を感じるのは普段のお手入れのせいだけではないんです。
エストロゲンの分泌量が少なくなると、肌のハリや弾力を保つコラーゲンの量も減少、また肌機能も衰えていきます。年齢と共に肌が乾燥しやすくなったり、化粧ノリが悪くなったりするのも、女性ホルモンが影響しているからなのですね。
シミ・たるみには「大豆イソフラボン」が有効!
鼻の黒ずみに加え、今まで以上にシミやたるみが気になる人もいらっしゃるかもしれません。
こちらも肌機能の低下やコラーゲンの減少など、エストロゲンが関係しています。特に更年期が近くなると、エストロゲンの量が大幅に減少することから、シミやたるみが現れやすくなるそうです。
エストロゲンに似たはたらきをするのが「大豆イソフラボン」。みなさんもご存知の通り、豆腐や納豆などの大豆製品に含まれる成分です。日々の生活に積極的に取り入れることで、ホルモンバランスを整えることができ、シミやたるみの進行を抑えることが期待できるそうですよ。
豆腐や納豆好きのみなさん、歓喜……! と言いたいところですが、そうとも言えない模様。実は最近の研究により、イソフラボンは腸内に入ってエクオール産生菌と結びついてはじめて、そのパワーが発揮されることが分かりました。これは一体、どういうことなのでしょう?
ホルモン治療の代替療法としても期待されている!エクオールとは?
前述のエクオールは肌トラブルの改善だけでなく、更年期のつらい症状を緩和するはたらきがあることも知られています。その威力は「ホルモン治療並み」と言われるほど!
ところが、このエクオール産生菌を腸内に持っている人は日本人の約50%だそうで、欧米人では20%程度なのだそう。エクオール産生菌を持っていない人は、大豆製品を口にしてもあまり意味がないのだとか!
小さい頃から大豆製品をよく食べていた人ほどエクオール産生菌を持っている可能性が高いそうですよ。みなさんはいかがでしょうか? ご自身がエクオールを産生できているかどうかは、簡単な尿検査で調べることができるようです。
たとえご自身がエクオールを産生できなかった場合でも、最近はエクオール配合のサプリなどもあるので、試してみると違いが分かるかもしれませんよね。
40代からのスキンケアは「体内ケア」から。
女性ホルモンの減少により、これまで以上にシミやしわ、たるみといったお肌の悩みが増える40代。
入念なスキンケアも重要ですが、体の内側からお肌の改善を図らないことには、肌トラブルは改善されません。つまり女性ホルモンが活性化しやすいライフスタイルを目指すということが大切なのです。
体内ケアの一例を挙げてみましょう。
・ストレスを溜めない
・腸内環境を整える
・美肌を作るビタミンA・C・Eを含む食品や、大豆イソフラボンを含む食品を摂る
・よく寝る
などが挙げられます。特に腸内環境はストレスとも密接に関係しているため、仕事もプライベートも無理をしないようにしたいですね。外的なケアとしては「保湿」と「紫外線対策」などを心がけましょう。
高価な化粧品に切り替えたとしても、ライフスタイルが改善されなければ、肌トラブルにはたらきかける女性ホルモンの分泌は促されません。お肌の状態を整えるためにも、内側からのケアを目指してみませんか?
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※参考:ホルモンケア推進プロジェクト
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