【恥ずかしい…】汗ダラダラ!! なぜか自分だけ汗をかいてるときの解決策
ANGIE / 2016年9月29日 21時0分
突然ですが、みなさんは汗をかきやすいタイプでしょうか?
混雑している電車内や大事なミーティングなど、暑さや緊張から汗をかいてしまうのは珍しいことではありません。
ところが、冷房のきいた室内でも「なかなか汗がひかない」という場合。周囲も不快そうにしているのであれば空調の問題だと思われますが、自分だけ汗がダラダラという状況であれば、更年期の症状があらわれているのかもしれません。
多汗症はホルモンバランスの崩れが原因?
「ストレスや緊張」「運動不足」「ホルモンバランスの崩れ」など、多汗症の要因はさまざまです。人前で緊張しやすい人や運動不足の人は、なんとなく想像がつくのではないでしょうか?
緊張が原因の場合は呼吸を整えたり、コーヒーで一息ついたり。少し動いただけで汗が出てしまうなど、体温調節がうまくできない運動不足気味の人は、会社帰りに一駅分多く歩くなどを心がけることで、多少は改善されるはずです。
「ホルモンバランスの崩れ」が原因の多汗症は、心身の健康を左右する女性ホルモン「エストロゲン」の急激な減少などにより起こるものです。エストロゲンは20代半ば~30代をピークに40代から急激に減っていきます。ですから普段通りの生活をしているだけでは、汗の悩みは改善されないのです。
ホルモンバランスを整えるには「恋をする」「リラックス時間をつくる」などに加え、食事の時間が楽しみになる「献立を考える」のも、方法のひとつです。
赤ワインでリラックス!女性ホルモンUPの洋風メニュー
発汗やほてり、のぼせなどに効果的なのが、体内の老化を防ぐアンチエイジング効果のある「ポリフェノール」や、女性ホルモンに似たはらたきをする「大豆イソフラボン」などを含む食材を使ったメニューです。
ポリフェノールは無糖ココアやカカオ分の多いチョコレート、赤ワイン、それに納豆やぶどうなどにも含まれています。「え、納豆?」と思ったあなたは鋭い! 大豆イソフラボンも実はポリフェノールの一種なのです。
お酒には緊張をほぐすはたらきもあるため、帰宅後に赤ワインでリラックス。夕食には大豆イソフラボンが豊富な大豆製品を摂りながら、腸内の状態を整えていきましょう。
納豆そばや高野豆腐の煮物といった和食メニューもいいですが、ワインがすすむ「豆腐グラタン」やクリーミーなゴマだれをかけた「豆腐ステーキ」、ベーコンやスモークサーモンをトッピングしても美味しい「アボカドと豆腐のサラダ」などもおすすめですよ。
いいことずくめの大豆製品だけれど・・・
大豆製品は前述のとおり、ホルモンバランス改善に役立つ食品なのですが、実はやみくもに納豆や豆腐を食べるだけではダメなのだとか。
最近の研究により、大豆イソフラボンは体内でエクオール産生菌という腸内細菌と結びついて初めて、その効果が発揮されることが分かりました。大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が腸内細菌によってエストロゲン活性の強い成分に変わります。これが「エクオール」と呼ばれるものです。
エクオールには女性ホルモンのバランスを整え、更年期の症状を緩和させるはたらきがあるため、多汗症にも効果の期待できる成分です。
ホルモンバランスを整えてくれる「エクオール」って?
エクオールには個人差があり、エクオールを産生できるのは、日本人の20~50%と言われています。
エクオールを産生するためには、ダイゼインからエクオールをつくる「エクオール産生菌」を腸内に保有している必要があり、この産生菌を持っていない人は大豆製品を頑張って食べてもエクオールを作り出せないのだとか。すなわち、エクオール産生菌のない人は、残念ながら大豆イソフラボンの恩恵を受けられないということです。
エクオール産生菌は、腸のはたらきや食生活が影響しているそうで、腸の状態がいい人や子どもの頃から和食中心の食生活を送っていた人ほどエクオール産生菌を持っている割合が高いようです。みなさんはいかがでしょうか?
エクオールが産生できない人でも、腸内環境を整えることで改善されることもあるようですし、エクオール配合のサプリなども出回っているので、そちらを取り入れてみるのもよいかもしれませんね。
今日からカラダの内側から汗対策しよう!
大豆製品を食べたり、ポリフェノール豊富なワインを毎日飲んでいる私自身も、汗に悩まされている女性のひとりです。
ハンカチは汗をふく用・お手洗い用と2枚に分けて使ったり、鍋や辛いものを食べる予定のある日は必ずタオルハンカチを用意。私の場合は涼しくても汗をかきやすいため、通気性のよい下着や汗染みのできにくい素材を選ぶようにしています。
顔から首にかけても汗をよくかくため、デートの前などメイク崩れしたくない場合は目的地に早めにつくようにして、化粧室でメイクをすることもあります。香水をつけたいところですが、汗の上からの香水はNGなので、香りの立ちやすいハンドクリームを手に塗ることで汗のニオイをカバー!
こまめに汗のケアをすることで、不快感も減るはずですし、周囲の目も気にならなくなるはずですよ。汗に悩まされている方は、食生活の改善とともに汗対策も参考にしてみてくださいね。
※参考:ホルモンケア推進プロジェクト
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