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30代から改めて考える女性の病気と保険

ANGIE / 2016年10月26日 19時0分



最近、女性特有の「がん」を患われた有名人の話題をよく耳にしますよね。30代前後で「がん」に侵されることも多くなってきており、なかでも乳がんは日本人女性がかかる割合がトップなのだとか。

40年前に比べると現在は3倍以上、14人に1人が乳がんにかかるというデータも出ています(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター 2012年調べ)。

そこで備えておきたいのが、女性のためのがん保険。今回は女性の病気に目を向けて、簡単に保険の仕組みと抑えておくべきポイントをご紹介します。

 
乳がんを宣告された方の事例から見えること


入浴中に右側の乳房にしこりを感じた40代前半の女性。翌日の診断の結果、右乳房下側部に1cmの悪性の乳がんが見つかったようです。乳腺悪性腫瘍手術を受けたこの女性は、5日後に退院し、支払い金額は約50万円でした。

公的な医療保険をもって3割ほどの自己負担、約15万円となりましたが、急な医療費と精神的なダメージは相当なものではないでしょうか。

しかも、この事例は手術が成功した場合であって、長く「がん」と戦う必要だって考えられますよね。備えるという面で、気持ちを健康的に保つためにも、30代から民間の医療保険への加入を考えることは決して早すぎることではありません。

 
治療費以外の経済的負担をカバーしてくれる保険は重要!


女性特有の「がん」といっても、大切なことは性別に関係なく「がん治療をしっかりサポートしてくれる保険」を選ぶことです。もちろん、どのがん保険も手術、入院などのカバーはしてくれますが、一時金がきちんと確保できる保険なのかを見極めることは、大きなポイントとなりそうです。

病気は、一時的なものでない可能性も十分考えられますし、入院保障でカバーできるベッド代とは別に、入院中の自分の収入源にも影響してしまいます。もっと言えば、乳がんの場合、再建手術や、薬の副作用に備えたウィッグなどの身の回り品費用など、50万円でも一時金が得られれば非常にたすかります。

通院をはじめとする、病気に関わるすべての期間に、サポート体勢が充実しているものを選ぶと心強いですね。

 
女性のがん保険プランってどんなものがあるの?


女性向けのがん保険の特長は、乳がん、子宮がんなどの女性特有のがんにかかる手術費に給付金が受け取れることです。乳房再建、子宮や卵巣の摘出などが該当する費用です。

よって、他のがん保険より月額プラス数百円ほど上乗せされる場合が多いのですが、数百円でより安心を得られるのであれば、という考え方もできますよね。

イメージしやすいように、代表的な女性用のがん保険をいくつか見てみましょう。

 
・大手保険会社A
入院給付金、診断給付金の基本保障にプラスして、女性特有のがんになった際に2倍の給付金が受け取れるプラン。

最大200万円の一時金が受け取れるほか、無料付帯として、医師や看護婦などに24時間365日いつでも相談可能で、セカンドオピニオンや専門臨床医の紹介もしてもらうことができます。

モデルプラン 月額保険料(終身)

30歳・・・3,400円前後

40歳・・・4,200円前後

 
・大手保険会社B
初めてのがんと診断され、2回目以降の治療目的の入院開始から、一時金100万円が給付されます。

また健康保険のきかない先進医療も通算で2,000万円まで保障されるだけでなく、女性専用の入院給付金を上乗せも保障されます。払込期間中の解約払戻金をなくした、お手頃な保険料も魅力的。

モデルプラン 月額保険料(終身)

30歳・・・2,000円前後

40歳・・・2,800円前後

 

最後に注意すべき点をひとつ。「がん」といっても再発や転移が考えられにくい「上皮内新生物」と基底膜の先の組織まで浸潤し多臓器に転移しやすい「悪性新生物」の2種類があります。保険会社によっては、「上皮内新生物」が保障対象に入っていないものもあるので、それぞれの「がん」の種類を頭にいれて、加入する際にはよく確認をすることをオススメします。

まずは健康診断と合わせて、普段から病気にならないような生活を心がけ、保険という大きな安心と一緒に、健康的なソロライフを送ってくださいね。

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