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ストレスだけが原因じゃなかった!うつ病にならないためにやるべき習慣って?

ANGIE / 2017年2月7日 21時0分



新しい年を迎えて早一ヶ月。寒くて暗い日が多く、なかなか晴れやかな気持ちにならない方もいることでしょう。この時季気を付けたいのが、うつ病です。

うつ病と言うと、精神的なストレスや、メンタルの弱さなどが原因と思われがちですが、実はフィジカル面が影響する病でもあります。何かと憂鬱な気分になりやすいときだからこそ、覚えておきたいうつ病の予防法について紹介します。

 
うつ病は他人事じゃない


うつ病の認知度は高くなっていますが、どこか他人事みたいに感じている人は未だに多いのでは?

自分は精神的に強いから大丈夫? いいえ、うつ病はいわゆる”心の弱い”人だけがなる特別な病気ではありません

特に現代人は、うつ病を発症する可能性は大。そこには、ある生活習慣が関係しています。悪習慣と知りつつも、誰でも心当たりがあるであろう習慣なのですが……。

 
夜更かしはうつ病の元


その悪習慣とは、夜更かしです。毎日の残業や、深夜のテレビやネット利用で、就寝時間が12時を超えてしまう人は少なくないでしょう。その結果睡眠時間が削られて、慢性的な睡眠不足に陥っている人は多いのだとか。この睡眠不足が、うつ病の引き金になっているという説があります。

浦添総合病院検診センターの講演会において、久田友一郎医師は「うつで眠れないのではなく、眠れないからうつになる」として、「どんなに疲れていても、人間関係に悩んでいても、ぐっすり眠ることでうつ病は防げる」と、睡眠の重要性を訴えています。

久田医師によれば、短時間睡眠をしている人のほとんどが「眠れていない」という自覚がないことが問題なのだそう。深夜まで起きていることに慣れてしまうと、短時間睡眠でもしっかり眠れたと錯覚してしまうので、自覚がないまま軽度の睡眠障害を起こす「かくれ睡眠不足」になっていると指摘します。

かくれ睡眠不足を繰り返すうちに、疲労感が取れず肩こりなどの体調不良を感じるようになり、いずれは目覚めが悪くなったり、仕事への意欲が失われてしまったり……。うつ症状かもしれないと、不調を自覚したときには、すでに眠ることが困難になっている可能性があります。

 
睡眠不足がなぜうつ病の引き金になるのか


食事のバランスや運動以上に、睡眠は健康を保つための大切な要素。睡眠をとることで、細胞が修復されて疲れが取れたり、自律神経やホルモンのバランスを整えたりすることができます。特に自律神経を正常に働かせることは、うつ病対策にとても大切です。

自律神経は、起きている間優位に働く交感神経と、寝ている間優位になる副交感神経をバランスよく働かせることで、心身の健康を調整しています。うつ病の前段階として、自律神経失調症という症状がありますが、これは交感神経が過剰に働いて、副交感神経があまり機能しなくなることで起こります。

交感神経を優位に働かせる原因になるのが、パソコンやスマホの影響や睡眠不足などです。つまり、起きている時間が長くなるほど、緊張状態が続き交感神経が優位に働いてしまうということ。この状態を続けると、いずれは自律神経が正常に機能しなくなり、うつ病になってしまうことも。

自律神経を働かせるためには、とにかく眠ることが大切です。眠れないからとスマホを見続けてばかりでは、どんどん眠りからは遠ざかってしまうだけ。目を閉じているだけの方が、何倍もマシです。気持ちが不安定になっているときこそ、意識して睡眠をとるようにしましょう。

 
不安も悲しみも寝て解消


睡眠不足だけがうつの原因になるというのは、ちょっと極端かもしれませんが、一因であることは事実です。実際、冬の寒さで眠りが妨げられると同時に、不安感が強くなるという人もいます。

ストレスは次から次へと襲ってくるし、悲しみや不安に苛まれる夜だってあるでしょう。でも、そんなときこそ、眠りましょう。

目覚めたとき、現実は何も変わっていないかもしれないけれど、眠った後には、そんな現実に向き合う元気は出てくるかもしれませんよ。

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