今年の重大テーマがファッションにも!話題の【フェミニズムアイテム】をリサーチ
ANGIE / 2017年3月20日 7時0分
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1月21日に世界各国で盛大に催された「ウィメンズ・マーチ」や例年以上の盛り上がりを見せた今月8日の「国際女性デー」など、今もっとも重要なテーマの一つとして注目されている“フェミニズム”。
女性の生き方や選択における多様性を認め、女性がより生きやすい世界を目指すこの運動は、人々の思想だけでなくファッションにも大きく影響を与えています。先日終了した2017-2018年秋冬シーズンの4大コレクションにおいても、あらゆる形で“女性への讃歌”を表現した様々なショーが話題を集めました。
今回はそんな“フェミニズム”の要素を含んだこの春のトレンドアイテムを、流行の背景やおすすめのスタイリングと併せてご紹介します。
ステートメントTシャツ
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この春夏シーズンを代表するアイテムの一つとして大きな話題となっている「ディオール(Dior)」のフェミニストTシャツ。
“私たちは皆フェミニストであるべきだ”という力強いステートメント(声明)がプリントされたシンプルかつアイコニックな一着は発表直後から多くの人々の心を掴み、メゾンのミューズを務める女優のナタリー・ポートマンやジェニファー・ローレンスを始め、シンガーのリアーナやブロガーのキアラ・フェラーニなど多くのセレブにも着用されています。
このTシャツを生み出したマリア・グラツィア・キウリは同メゾン初の女性アーティスティック・ディレクター。そんな彼女が発したリアルなメッセージが女性軽視発言で知られるドナルド・トランプの大統領就任でさらに盛り上がるフェミニズム運動と結びつき、その象徴的なアイテムとして今大注目を浴びているというわけです。
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「ディオール(Dior)」の一着以外にも、ストリートではフェミニズム・メッセージを掲げたステートメントTシャツを数多く発見!
こちらは赤で書かれた“GIRL POWER”の文字がキッチュに映えるイエローのTシャツを主役にしたストリートスタイル。ブラックのジャケット&パンツがポップなTシャツをとびきりモードに引き立てています。
今季トレンドのイエローシェードのサングラスも、コーディネートにエッジを効かせる重要なスパイスに。
ピンクのパンツスーツ
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1月に行われた「ウィメンズ・マーチ」で人々が被っていた“プッシーハット”をご存知でしょうか?
猫の耳の形を模したこのピンク色のニット帽の名前は、猫を意味する“プッシーキャット”と女性器を表す俗語“プッシー”をかけたもの。この俗語は以前トランプ大統領が発した女性軽視発言にも登場し猛烈な非難を浴びたことから、その発言を皮肉りつつ女性の権利を主張するアイテムとして今回のデモで着用されたのでした。
先日終了した2017-2018年秋冬コレクションでは、そんなプッシーハットのピンクカラーと性差のない社会を表すパンツスーツを組み合わせたルックが様々なブランドから登場。ピンクのパンツスーツは現代のフェミニズムを象徴する特別なアイテムとなったのです。
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きちんと感たっぷりのパンツスーツですが、春らしく華やかなピンクの一着はフォーマルシーンだけではもったいない! 一見ミスマッチなカジュアルアイテムを組み合わせたミックススタイルを楽しむのも、今季らしいおすすめの選択肢です。
クラシカルなダブルブレストタイプのインナーにプリントTシャツを合わせて遊び心たっぷりに仕上げたこちらのコーディネート。ジャケットをラフに肩掛けすれば、エフォートレスなのにしっかりクールなハイストリートスタイルの完成です。
シアートップス
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ここ数年白熱している“フリー・ザ・ニップル運動”。「公共の場やSNS上で男性は自由にトップレスになれるのに、女性が同じことをすると問題になるのはなぜ?」という疑問から生まれたこの運動は、影響力の高いセレブたちが次々と賛同することでさらに盛り上がりを見せています。
この運動に伴い、シンガーのリアーナやモデルのケンダル・ジェンナーらが透け感たっぷりのトップスをノーブラで着用したことで注目を集めたシアー(透け感のある)トップスが昨年から大きなトレンドに!
公共の場での女性のトップレスの是非はともかく(日本では軽犯罪法で取り締まられているようです)、「女性が自分の体をどう扱うか(トップレスになるか否か)は男性と同様自由であるべき」という考え方に関連するアイテムとして、シアートップスが注目されていることは間違いありません。
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ブラックやホワイトなどワントーンのシアートップスが多い中、周りと差をつけるなら写真のような柄物タイプがおすすめ。
ブラック一色のタイプは特にセクシーな印象になりがちですが、こういった柄物タイプなら程よくカジュアルさがプラスされるため初心者さんでもグッとトライしやすくなりますよ。
何よりこの1枚とブラトップ、デニムだけで華やかかつ旬なカジュアルスタイルが完成するので、コーディネートがとっても楽ちんなんです!
個人の選択を尊重し、他者の多様性を認めるべきであるという観点からすると、ファッションとフェミニズムは似た者同士。
今後も新たな展開を見せそうなフェミニズムによるファッション・ムーヴメント。引き続き要チェックです!
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