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お金じゃ幸せになれない!? 人生の幸福度に最も影響を与える◯◯とは?

ANGIE / 2017年7月5日 7時0分



一日の大部分を占める仕事。みなさんは自分の仕事にどのくらい満足しているでしょうか?

自分の仕事に満足できているかどうかは、人生の満足感にも影響します。いくつかの調査を参考に、仕事の満足度を高める方法について考えてみたいと思います。

 
仕事に対する満足感が人生の幸福度を左右する


世論調査会社ギャラップが、「元気で充実した人生を生きるためにはどんなことをすればいいのか?」というテーマで1950年代から現代まで、150ヵ国で調査を実施。50年以上かけた調査結果の分析がまとめられているのが、アメリカでベストセラーとなった『幸福の習慣』です。具体的にどのような行動や考え方をしている人が幸福度が高いのかが明らかにされています。

この調査で、人生の幸福度を考えたときに「仕事」「健康」「人間関係」「お金」「地域貢献」の5つの要素の中で、「仕事」はもっとも根幹をなすものだと位置づけられました。

仕事の幸福度が高い人はそうでない人に比べて、「自分は素晴らしい人生を送っている」と思う割合が2倍も高いことが判明したそうです。

 
仕事満足度に影響するのは、仕事の面白さ、労働時間、人間関係


国際比較調査グループISSPが2015年に実施した調査「仕事と生活」では、仕事にストレスを感じている人は47%で、労働時間の長い人や職場での人間関係に不満を感じている人ほど、仕事にストレスを感じている割合が高い傾向が見られたそうです。

1週間に50時間以上仕事をしている人の63%、経営者と従業員の関係が悪いと感じている人の81%が仕事で(「いつも」もしくは「よく」)ストレスを感じていると回答しています。仕事の満足度には「仕事の面白さ」、「職場の人間関係」、「職場への誇り」が大きく影響しているという結果に。

自分の仕事にやりがいや面白さを見いだせていたり、人間関係に不満のない人は仕事に対する満足感が高いようです。

 
仕事の満足感を高めるためには?

強みを活かすこと
ギャラップ社の調査では、自分の強みを活かして仕事をしている人は、弱みに意識を向けて仕事をしている人に比べ、仕事に熱意をもって楽しんでいる割合は6倍、人生を心から楽しんでいる割合は3倍だったそう。

自分の強みを活かして仕事をしている人は週40時間の業務でも楽しく過ごせていますが、自分の強みを活かしていないと感じている人は、週20時間を超えると働けば働くほど疲れてしまうのだとか。自分の強みを活かしていると実感できているかどうかは、仕事の疲労度にも影響しているようです。

今の仕事では自分の強みを活かせているでしょうか? 得意なことを活かしてできることはないか、考えてみるといいかもしれません。
どんな人と一緒に働きたいか
就職や転職を考えるとき、業界や仕事内容を重視することも多いと思いますが、どんな人と一緒に働きたいかということも考慮してみてください。

自分はどんな人となら働きやすいか、仕事のモチベーションが上がるのか。一緒に働く人を重視して仕事や職場を考えてみることも大切です。

 

仕事は人生の幸福度を左右する大切な要素です。人生の満足感を上げたいなら、仕事の満足感を高めるためにできることをはじめてみるといいかもしれません。

 

参考文献:『幸福の習慣』ディスカヴァー・トゥエンティワン刊/トム・ラス他、仕事の満足度を左右するのは、仕事内容か、人間関係か

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